シャンプーって、毎日しなくちゃいけないの?
覚えていらっしゃる方、いるだろうか。林寛子さんがやっていたシャンプーのCM。 歌ははっきり覚えているのに、コピーは忘れてしまった。確かそのCMが、私が「シャンプーって毎日しなくちゃいけないんだ!」という思い込むきっかけになった様な気がする。 シャンプーの洗い上がりって、石けんで洗った時よりも手触りがサラサラしっとりしているんだもの。いい臭いもするし。おしゃれごころが芽生えたばかりの中学生だった私。まかないはすべて母任せの気楽さで、洗髪にかける時間もたっぷりあった。と言う訳で、数ヶ月間の間、毎日ていねーいに市販のシャンプーで頭と髪を洗ってしまうことになる。 テレビでコマーシャルをしている様なシャンプーは、大体手に入れやすい安価なものばかり。その安価な価格の中に宣伝料が相当含まれているだろう事など、中学生だった私には思いも及ばない。同じ合成シャンプーでも、内容にお金をかけて髪が傷まないように作られているものもあるのだろうけれど、毎日シャンプーをしたくなった中学生がお小遣いで買えるシャンプーって限られている。 毎日、仕上がりの気持ちよさにうっとりしながら洗髪をくりかえした結果、私の髪はみるみるヘナヘナのこしもつやもない、パサパサの髪質になってしまった。 当時、フラッパーとかソバージュとかが流行り始めていたんだけれど、ねぇ。 あれ、本来重くてストレートな髪質の日本人には、髪自体にパーマとかの加工を施さないと無理な髪型なんじゃないかしら。 でも、特に加工を施さなくても、シャンプーを繰り返してパサパサにすると、ちょっとフラッパーっぽくなりました、と、思っていたのは本人だけ。 母が、ある日しみじみと私の髪を見て言ったのだ。「どうしたの!あなたの髪、なんだか獅子舞のお獅子みたいよ!!」常々、母は私の髪の綺麗さや豊かさを褒めてくれて、髪を大切にしなさい、なんて言ってくれていたのだ。かなりショック!! かくして、私は生まれて初めて美容院という所でシャンプー、トリートメント、カット、というフルコースの施術を受け、当時やはりはやり始めていた段カットにしてもらって、何とか見られる髪型が甦りましたとさ。 この時の経験から、シャンプーはいつもかなりこだわって選ぶ様になった。 石けんシャンプーの話が続くかも昔は石けんシャンプーって、パックスくらいしか知らなかったんだけど、色々出来たもんですな使い心地を良くする為、化学物質が添加されているものも多い様なのですが、洗浄成分がケミカルでないものを集めてみました。お値段、下のだけびっくりするほど高いんですけど…コチラのヘアケア製品もおすすめ。←ごめんなしゃい。七個セットのお値段でした。しかもこれ、リンスだし。風邪で朦朧と…許して~~良く見ると、大変よさげなお品でした。…一日一回、あなたの愛の一ポチが私の励みです。