風邪の予防(9)
前回の続きです。今日は風邪の予防に役立つハーブをご紹介します。日本ではまだあまり知られていないかもしれませんが、免疫力を高めるハーブに「エキナセア」というものがあります。欧米では昔から風邪に用いられていました。エキナセアはキク科の薬用植物です。日本名はムラサキバレンギクです北アフリカ平原一帯に分布しており、全草を使用しています。先住民に用いられてきたものを19世紀末にドイツの科学者が持ち帰りヨーロッパで栽培が始まりました。アメリカのハーブ商品の売り上げの1割を、エキナセアが占めているといわれてます。エキナセアは免疫力回復のハーブといわれ、かぜなど感染症の症状を、免疫力の回復により改善すると言われてます。またいくつもの実験で、免疫細胞を活性化させることが証明されています。免疫機能は年齢とともに低下すると言われますが、病気が原因で免疫力が落ちる場合もあります。エキナセアの免疫活性化作用は、白血球の働きを活発にさせウイルス・細菌を殺し、病原菌の感染のプロセスで働くヒアルロニダーゼという酵素を抑制する作用があると言われます。エキナセアのサプリメントにはいろいろな種類がありますが、カプセルや錠剤のものよりもチンキ剤の方が高い効果が得られるようです。エキナセアは安全性の高いハーブです。ただし、ヒナギク科の植物にアレルギーのある方には注意が必要です。もし面白かった、役に立ったと思われたらクリックしてくださいお願いします私が経営している治療院です トーエ治療院お勧めサプリメントショップ