テーマ:映画館で観た映画(8576)
カテゴリ:映画
あなたに会えて、ほんとうによかった。 マサチューセッツ工科大学の数学教授ジェラルドは、数学の難問を簡単に解いてしまったアルバイト清掃員ウィル(M・デイモン)に興味を持つ。 しかし彼は、傷害事件を起こしては拘置所入りを繰り返していた。 ジェラルドはウィルを更生させようと身柄をあずかる。 条件は、週2回研究室に来ることと、週1回セラピーを受けること。 研究室でも難問を軽々と解いてしまうウィルだが、セラピストには心を開かず、馬鹿にしては追い返してしまう。 ウィルに手を焼くジェラルドは、学生時代の同級生でコミュニティカレッジで心理学を教えるショーン(R・ウィリアムズ)に協力をあおぐ。 天才的な頭脳を持ちながら他人に心を閉ざす青年と、最愛の妻に先立たれ失意に喘ぐ心理学者との心の交流を描いたヒューマンドラマ。 当時はまだ無名だったマット・デイモンが青年ウィルを演じている。 また本作の脚本は、彼が親友であるベン・アフレックと共作したもの。 その完成度は高く評価され、1998年のアカデミー賞やゴールデングローブ賞において脚本賞に輝いた。 また、心理学者を演じたロビン・ウィリアムズがアカデミー助演男優賞を受賞。 ベルリン国際映画祭では銀熊賞も受賞している。 ウィルの悪友・チャッキーを演じるB・アフレックは、私生活でもM・デイモンの親友である。 1992年に、M・デイモンが大学の脚本の授業のために執筆した40ページの戯曲をB・アフレックに見せたことから映画制作に向けた脚本化を2人で進めることになる。 この脚本は、ある制作会社によって映画化が検討されたが上手く進まず頓挫。 紆余曲折を経てミラマックス社が脚本を購入し、ようやく本作の制作が決まった。 ■グッド・ウィル・ハンティングの名言■チャッキーの名言 ★「もしお前が20年後も工事現場でなんか働いてやがったら、俺がぶっ殺してやる。」 ウィルは親友のチャッキー・サリヴァン(ベン・アフレック)に、20年後も今みたいに工事現場で働いてお前と馬鹿をしてもいいと言うのです。 それに対してチャッキーが言ったセリフです。 チャッキー・サリヴァンは親友ウィルがものすごい才能の持ち主だと気づいていたのですね。 その才能を無駄にするようなことはするなと言うメッセージが感じられます。 友を本当に思うからこそ言えるセリフですね。 ★「俺の一日の最高な瞬間を教えてやろうか? お前が家を出るのを待つ10秒間さ。 ドアをノックしてお前が出てこないんじゃないかと思うこの瞬間が最高にわくわくするんだ。」 チャッキーは毎日ウィル・ハンティングを車で迎えに行き、酒を飲んだり何か馬鹿をするのも楽しいと言います。 でも何よりもわくわくするのは、朝ウィルの家に行ったらウィルがいなくなっていることを想像する瞬間だそうです。 才能ある親友ウィルの活躍を心から願っているからこそのセリフ。 ■午前十時の映画祭8■の作品。 20年前の若いマッド・デイモンが初々しい。 高く評価されたというが、素晴らしセリフがいっぱいだった。 その中で、親友役のチャッキーの友を思ってのセリフが秀逸。 感動の作品だった。 「大学にも行かないで、簡単に出来るはずがない」と思いながら映画を見ていたが、そういう天才がたまにいるそうだ。 映画「奇蹟がくれた数式」も実話だ。 ■マッド・デイモン作品■■インビクタス■ ■エリジウム■■オデッセイ■ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.07.25 06:15:15
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