テーマ:映画館で観た映画(8576)
カテゴリ:映画
どうか、心のままに・・・。 カサブランカの路地をさまよう臨月の妊婦サミア。 彼女はイスラーム社会でタブーである未婚の妊婦だった。 職も住居も失い、路上で生きるサミアを家に招き入れたのは、パン屋を営むアブラだった。 彼女は夫の死後、幼い娘との生活を守るために、心を閉ざして生きてきた。 パン作りが上手でおしゃれなサミアとの出会いで、色づき始めた孤独な親子の生活。 やがて、町がお祭りの興奮に包まれるなか、サミアの陣痛が始まる。 モロッコの異国情緒を背景に、未婚の妊婦の姿を描いたヒューマンドラマ。 短編映画『When They Slept』で17の賞を受賞したモロッコ出身のマリヤム・トゥザニが、自身の思い出を基に脚本を執筆し、長編監督デビューを飾る。 主演を務めるのは、■灼熱の魂■ のルブナ・アザバルとニスリン・エラディ。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 未婚の母は、イスラーム社会でタブーであるというけれど、どんな社会でもタブーだと私は思う。 なぜならば、子育ては、大変だから、金銭的にも体力的にも・・・。 夫婦そろっていなければ出来ない、いや夫婦だけでは出来ない、共同体や保育園など公的な支援を受けなければ・・・。 子どもが出来たらどうなるか分かっていながら、産むのは生まれてくる子供に対しても失礼だ。 妊婦は、 「迷惑はかけませんから」と言って住み込みの仕事をもらおうとするが、その時点でもう迷惑なんだよと思う。 それにしても、アフリカなのに、出てくる女性たちは、目鼻立ちがイタリアやスペイン風の顔。 眉が濃くて肌の色が少し違うのを除けば、ヨーロッパに近い顔だ。 生活様式もヨーロッパ風で、食事もナイフ&フォーク。 髪に巻いている布が素敵だった。 産後、骨盤を矯正しなければ、体形が元に戻らないって、YouTubeで最近聞くけど、この映画の中でも言っていた。 私の時代に聞きたかった。( ;∀;) ■産後の骨盤矯正■ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.10.20 23:46:23
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