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カテゴリ:映画
アメリカ人が3.11を題材にしたコメディ映画を撮る!? 不謹慎!? 「笑い」を武器に東日本大震災と向き合う! コメディが得意なアメリカ人の映像ディレクター、スティーブは、東日本大震災のドキュメンタリー制作のために来日する。 だが、被災地を訪れた際、目にした演劇の舞台をきっかけに、コメディ映画を作ることを考える。 ところが、取材を重ねる中で被災状況を目の当たりにした上、週刊誌に誹謗中傷記事が出るなど、暗雲が立ち込めてしまう。 それでも、彼には映画を撮らないといけない理由があった。 一方、震災で息子を亡くし、ロサンゼルスに移り住んだ日本人シンガーの麗子は、歌のせいで息子を失ったという罪悪感に苛まれ、再びシンガーとして活動することができず、日本に残してきた夫と向き合うこともできない年月を過ごしていた。 そんなある日、麗子は夫からの手紙の中に“あるもの”を見つけるが……。 「カメラを止めるな!」の上田慎一郎が脚本を手掛け、同作の撮影を担当した曽根剛が監督を務めたドラマ。 本作の企画が持ち上がったのは2013年頃。 監督である曽根剛から「3.11を題材にした映画の脚本を書いて欲しい」と依頼が来ました。 自分は3.11の部外者だという感覚がありました。 自分に3.11を書く資格はない。そう思っていたのです。 しかし、思い直しました。 「3.11を題材にしたコメディ映画を創る人の話」であれば自分にも書けるかもしれない。 大地震、大雨や台風、感染症。 この世界では、時に人の力ではどうしようもない事が起きます。 しかし、それを乗り越える力を人間は持っています。 困難な時こそ、前を向く力、ユーモアが必要だと信じています。 この映画が、困難に立たされている世界中の人々の「力」になればと願っています。 脚本 上田慎一郎・コメント 映画の中に、神戸の震災を経験したという関西人が2人、被災地を訪れ、ボランティアとして働くというシーンがあった。 そこは、生活の中にお笑いがある関西人、ボケたりツッコんだりしていた。 1995年、当時、震災を取材したテレビに、生き生きと喋る被災者をたくさん見た。 それを見て、ちょっと笑ったが、親や子どもが目の前で亡くなった人は笑えないだろうと思う。 どの程度の笑いなら許されるのか・・・。 それが許されるのは、時間の経過を待つしかないのかもしれない。 ■おしゃれ手紙:東日本巨大地震に思う■ ■おしゃれ手紙:なめすじ・大阪府庁舎移転問題■ ■三月や大正橋に地震の碑■ はるな にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.03.09 13:15:26
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