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カテゴリ:映画
権力という孤独 愛という哀しみ 男という生き方 アメリカへ移住し、巨額の富を築いたマフィアのコルレオーネ・ファミリー。 三男のマイケルは堅気の道に進もうとしていたが、父親が敵対ファミリーに襲撃され、マフィアの世界に身を投じることに。 ’72年度のアカデミー賞で作品賞をはじめ3部門に輝いた、映画史に残る不朽の名作をリバイバル上映。 マフィア抗争を背景にした家族の愛憎劇が迫力の音楽と映像で甦る。 公開されると当時の興行記録を塗り替える大ヒットになり、同年度のアカデミー賞において作品賞・主演男優賞・脚色賞を受賞した。 1990年にはアメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録された。 ■「ゴッドファーザー(ゴッドマザー、ゴッドペアレンツ)」とは、■ 日本語版では原作、映画共に「名付け親」と訳されているが、 正式にはキリスト教(特にカトリック)文化において洗礼式に選定される代父母のことであり、 その後の生涯にわたって第二の父母として人生の後見を担う立場である。 中世武家社会においては、男子が成人に達して元服を行う際に特定の人物に依頼して仮親に為って貰い、当人の頭に烏帽子を被せる役を務めることが通例とされていた。 この仮親を烏帽子親と呼び、被せられた成人者を烏帽子子(えぼしご)と呼んだ。 この制度にちょっと似ている。 ★ヴィトー・コルレオーネ=演 - マーロン・ブランド 通称ドン・コルレオーネ。 ニューヨーク五大ファミリーである大マフィア「コルレオーネ・ファミリー」の長。 元はシチリア島出身の移民で、一代でニューヨーク最大のマフィア組織を築く。 犯罪組織の長であるものの、道徳心は強く、また義理堅く、慈悲深い性格であるため、部下だけでなく一般人からも深く尊敬される(アメリゴのように距離を置かれた人物もいるが積極的に害すようなことはしない)。 必要とあれば暴力も厭わないが、シノギも賭博や酒、組合といったものに限定し、ドラッグを固く禁じる。 政治家や司法界にも多くの人脈を持っており、他のファミリーらから羨望される。 ★マイケル・コルレオーネ=演 - アル・パチーノ ヴィトーの三男。 コルレオーネ一族としては線の細い容姿だが、父に似て内に闘志を秘め、知性に優れる。 ヴィトーのお気に入りであったが自らの意思で家業と距離を置きダートマス大学に進学、戦争が始まると父の反対を押し切ってアメリカ海兵隊に入隊し、戦場での活躍で英雄扱いされる。 そのまま表の世界で活躍することをヴィトーからも望まれていたものの、一連の抗争の中で、裏社会に入ることを決意し、最終的には長兄ソニーの死などを経て、正式にファミリーの2代目ドンとなる。 ★監督は、フランシス・コッポラ。 祖父はイタリア人で、南イタリアの町ベルナルダ出身。1904年にアメリカに移住した。 というからイタリア移民の3世だ。 ★音楽を担当しているのが、ニーノ・ロータ。 ♪太陽がいっぱい(1960年) ♪ロミオとジュリエット(1968年) ♪ゴッドファーザー「愛のテーマ」(1972年) などなど有名な曲がいっぱいだ。 映画の始まりは、ゴッドファーザーの娘の結婚式=披露宴から始まる。 結婚式のシーンが長いな・・・と思っていたけど、結婚式の披露宴のシーンを使って、式に来た沢山の人を紹介している。 ●ドン・コルリオーネを演じる マーロン・ブランドは、1972年の『ゴッドファーザー』ではマフィアのドン、ヴィト・コルレオーネを演じアカデミー主演男優賞に選ばれるが、「ハリウッドにおけるインディアンをはじめとした少数民族に対する人種差別への抗議」を理由に受賞を拒否して話題となった。 ●ドン・コルリオーネの息子、マイケル役のアル・パチーノは、 南イタリアのシチリア島移民の子として生まれるが、2歳の頃に両親が離婚し、少年時代は非常に貧しく不憫な生活を送る。 ●物語は、第二次世界大戦が終わった1945年から始まる。 この時代の電話は、もちろん黒電話で、テレビはなし。 車はころんとした丸いフォルムの可愛らしいもの。 大人の男たちは、中折れ帽をかぶっている。 3時間近い映画だったが、中だるみもなく、面白かった。 この映画の出来栄えが良かったから、続、続々と3部作になっている。 ■午前十時の映画祭12:2022■ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.04.09 00:19:33
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