テーマ:映画ニュース(1430)
カテゴリ:映画
1990年4月にオープンし、32年間にわたり関西のミニシアター文化を牽引してきた。 発表によると、建物との契約満了に伴う閉館という。 開館以降、エンターテインメント作品からアート作品にいたるまで、国内外の良質な映画作品を上映してきた「テアトル梅田」。 コロナ禍の影響で、同館の運営会社である東京テアトルは飲食関連事業の業績が著しく悪化するなど苦戦を強いられた。 同社の担当者によると、「テアトル梅田」の運転資金に不足が生じることはなかったものの、契約満了に伴い閉館が決まったという。 大阪府内での映画館事業について、今後は「シネ・リーブル梅田」に経営資源を集中するとしている。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 「テアトル梅田」の閉館というのは、ショックだった。 ひと月に何本かは見ていたからだ。 今年になってからは、「ゴヤの名画と優しい泥棒」、「Ribbon」、 「ふたつの部屋、ふたりの暮らし」、「王女メディア」、 「帰らない日曜日」、「恋のエチュード」などなど・・・。 大阪府内での映画館事業について、今後は「シネ・リーブル梅田」に経営資源を集中するとしているいうが、劇場は残るのだろうか? そのシネリーブルが、20 世紀後半、映画の黄金時代に生まれた輝かしい名作を1ヶ月に1本ずつ、月替わりで上映するというので、ここにメモしておく。 ★時代を彩った名作から貴重な国内初上映作品まで 12本のマスターピースと巡る、12ヶ月連続名作上映プロジェクト★ 20 世紀後半、映画の黄金時代に生まれた輝かしい名作を1ヶ月に1本ずつ、月替わりで上映。 4Kレストア版・劇場未公開・国内最終上映を含めた、未来へ継ぐべき貴重な12作品をセレクト。 <映画館>だからこそ出会える"一期一会"の体験をお届けする。 ★第1弾 『ギルバート・グレイプ』(1993) 監督:ラッセ・ハルストレム/第66回アカデミー賞®助演男優賞ノミネート、第51回ゴールデングローブ賞助演男優賞ノミネート ★第2弾 『アナザー・カントリー HDニューマスター版』(1984) 監督:マレク・カニエフスカ/第37回カンヌ国際映画祭最優秀芸術貢献賞受賞 ★第3弾 『殺し屋たちの挽歌』(1984) ★劇場初公開 監督:スティーヴン・フリアーズ ★第4弾 『黒い牡牛 レストア版』(1956) ★国内最終上映 監督:アーヴィング・ラッパー /第29回アカデミー賞®原案賞受賞 ★第5弾 『裸のランチ 4Kレストア版』(1991) 監督:デヴィッド・クローネンバーグ/第57回NY映画批評家協会賞 最優秀脚本賞・最優秀助演女優賞受賞 ★第6弾 『ラストエンペラー 劇場公開版 4Kレストア』(1987) 監督:ベルナルド・ベルトルッチ/第60回アカデミー賞®9部門受賞、第45回ゴールデングローブ賞4部門受賞 ★第7弾 『カラヴァッジオ』(1986) 監督:デレク・ジャーマン/第36回ベルリン国際映画祭銀熊賞(優秀個人賞)受賞 ★第8弾 『マリリンとアインシュタイン』(1985) 監督:ニコラス・ローグ/第38回カンヌ国際映画祭フランス映画高等技術委員会賞受賞 ★第9弾 『薔薇の名前 レストア版』(1986) 監督:ジャン=ジャック・アノー ★第10弾 『左利きの女 4Kレストア版』(1977) ★劇場初公開 監督:ペーター・ハントケ ★第11弾 『ことの次第 4Kレストア版』(1981) 監督:ヴィム・ヴェンダース/第39回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞 ★第12弾 『クライング・ゲーム デジタルリマスター版』(1992) 監督:ニール・ジョーダン /第65回 アカデミー賞® 脚本賞受賞 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.08.22 00:08:15
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