テーマ:映画館で観た映画(8579)
カテゴリ:映画
ここは80年代。 子供が主役です。 夫婦喧嘩は多いが愛情深い両親と弟と共に長崎で暮らす小学5年生の久田はクラスの人気者。 そんな久田のクラスには、家が貧しいことを理由にクラスメイトたちに避けられている、嫌われ者の竹本がいた。 些細なことをきっかけに、久本はそんな竹本とイルカを見るためにブーメラン島を目指すことに。 海で溺れかけ、ヤンキーに絡まれ、散々な目に遭う。この冒険をきっかけに二人の友情が深まる中、別れを予感させる悲しい事件が起こってしまう・・・。 ■『ミッドナイトスワン』■のCULENが製作する、イルカを見るために冒険に出た2人の少年の姿を描いた青春映画。 ドラマ「半沢直樹」の脚本を手掛けた金沢知樹がメガホンをとり、構成作家の萩森淳と共同でオリジナル脚本を執筆した。 W主演を務めるのは、どちらも演技初挑戦となる番家一路と原田琥之佑。 また、久田の両親を『そして父になる』の尾野真千子、『永い言い訳』の竹原ピストルが演じる。 ♪夏が過ぎ 風あざみ 誰のあこがれに さまよう 青空に残された 私の心は夏模様 「少年時代」の曲が流れるような感じのしみじみと、心に残る映画だった。 それにしても、夏と少年って絵になるし、どこか悲しい。 なぜか、それは、夏も少年時代も短く終わるから。 だから切ない、哀しい。 「またね~」、「またね~」、「またね~」、「またね~」・・・。 一日の終わりに、何回も何回も約束しながら、別れる二人の少年。 しかし、別れはある日突然やってくる。 別れても、また会えたとしても、それは、昨日の続きではない。 また時代が1980年代というのが余計につらい。 今ならスマホで会った気になれるけれども、当時、電話も気楽にかけられない時代だったのだ。 子役の番家一路(ばんかいちろ)クンのかわいいこと!!! 監督に猫背を誉めてもらったと言っているが、狙ったのなら、すごい! どんな役者になるのだろう。 1974年1月1日生まれ、長崎県出身。 お笑い芸人としてデビューし、後に様々なバラエティ番組の構成作家として参加する。 2003年、お笑い芸人数名と共に「劇団K助」を旗揚げ、主宰を務める。 2008年、舞台「部屋と僕と弟のはなし」で文芸社ビジュアルアート「星の戯曲賞」準グランプリを受賞。 主な映像脚本としては、湊かなえの原作ドラマ『境遇』(12)、国際エミ―賞最終候補にノミネートされた『半分ノ世界』(14/斎藤工監督)、『ガチ★星』(18/江口カン監督)、TBSドラマ「半沢直樹」(20)、Netflixドラマ「サンクチュアリ」(配信予定/江口カン監督)などがある。 さらに多数の舞台脚本・演出を手掛ける。 本作が長編映画デビュー作となる。 ■サバ缶のキムチあえ■ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.11.04 20:08:37
コメント(0) | コメントを書く
[映画] カテゴリの最新記事
|
|