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カテゴリ:映画
「ロミオとジュリエット」に秘められた、もう一つに愛の物語。 芝居熱が過熱する16世紀末・エリザベス朝のロンドン。 ローズ座は人気作家ウィリアム・シェイクスピア(ジョゼフ・ファインズ)のコメディが頼みの綱だったが、彼はスランプに陥っていた。 なんとか書き出した新作コメディのオーディションにトマス・ケントと名乗る青年がやってくる。 実はトマスが裕福な商人の娘ヴァイオラ(グウィネス・パルトロウ)の男装した姿だった。 商人の館にもぐり込んだシェイクスピアは、ヴァイオラと運命の恋に落ちる。 その日から堰を切ったように劇作を書き始めたが、トマスから親が決めた結婚のためもう会えないというヴァイオラの別れの手紙を受け取り、納得できずまた館へ。 そこでトマスがヴァイオラの仮の姿だと知る。 心のままに結ばれたふたりはその後も忍び逢いを続け、この恋が次第に運命の悲恋物語「ロミオとジュリエット」を形づくっていく。 第71回(98年度)アカデミー作品賞・主演女優賞・助演女優賞・オリジナル脚本賞・美術&装置賞・衣裳デザイン賞を受賞。 ★メモ★ ★エリザベス朝時代、風紀上の問題があるとされて女性は舞台に立つことができず、女装した変声期前の男性俳優が女性を演じていた。 ★ウェセックス卿にコリン・ファース ★エリザベス女王にジュデイ・デンチ ★この作品のパロディで短編映画『恋におちたジョージ・ルーカス(英語版)』(George Lucas in Love)が作られている。(1999) ▲リバティ百貨店の内側 ★「ロミオとジュリエット」が初演された劇場の中は、ロンドンのリバティ百貨店のような建て方だった。 ▲リバティ百貨店の外側。 調べてみたら、リバティ百貨店は、テューダー・リバイバルと言われる様式。 芝居小屋は、チューダー様式だったのだろう。 ■「チューダー様式」とは■ 今日、「チューダー建築」という用語は通常、最初の4人のチューダー朝の君主の治世中に建設された建物を指します。 1485年から1560年の間に、ハンプトンコート宮殿の最も古い部分に最もよく示されています。 チューダー様式(Tudor style)は、イングランドの15世紀末頃から17世紀初頭までの建築様式。 ▲ ★シェイクスピアの妻、■アン・ハサウェイ■の家もチューダー様式▼ ▲チューダー様式:■シェイクスピアの生まれた町・ストラトフォード・アポン・エイヴォン■ シェイクスピア像 シェイクスピア作「真夏の夜の夢」のパック にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.11.22 21:57:21
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