愛妻選書 「氷の華」天野節子
久々にむさぼり読みさせていただきました!殺人をめぐる推理小説なんですが、作者の天野節子さんはなんと60歳の新人です!!「これはすごい!」、編集者を唸らせたという作品。kayokorinも読んで「めっちゃおもしろい!」っていうし。ツカミもOK、中だるみなし。半分まで読んだら、最後まで読まざるを得なくなってしまう吸引力。読後の満足感。どれをとっても文句なし。帯文************************「結婚十二年の隆之と恭子は、誰もが羨む夫婦生活を送っていた。ある日、恭子のもとにかかってきた、夫の愛人と名乗る女からの電話。そこで告げられた事実が、彼女を殺人へと駆り立てる。計画通りに犯行に及んだ恭子だったが、ある疑念を抱きはじめる。私が殺したのは、本当に夫の愛人なのか--。そして、もうひとり。この事件を不審に思うベテラン刑事・戸田。二人の壮絶な闘いが始まる--。************************犯人が最初から判っている「刑事コロンボ」タイプの展開かと思いきや、そんなに簡単じゃないんですよ。時間があるときに一気読みすることをお薦めします。寝不足ご注意!