ま、ぼちぼちいこか！

[愛妻選書] カテゴリの記事

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  愛妻選書 － 「おめでとう」川上弘美

  kayokorinさんから「すぐ読めるし、とってもかわいい」と薦められて読んだ。まずはおすすめの「どうにもこうにも」、「川」から読み進む。１０年前に事故で死んでしまったモモイさんにとり憑かれたという「どうにもこうにも」は、kayokorinさんに話の概要を全部聞かされた後だが、まったくその通りのお話しで面白かった（笑）。妻のそういう、聞いたり読んだりした話を上手に伝える能力には感心する。そして「川」。恋人同士である二人の会話がとってもいい。川上弘美さんの小説は登場人物の会話が魅力なんだとおもう。直接的ではなく、ほわんとしている。それでいて感情がすごく伝わってくる。他に面白いなと思ったのは「春の虫」。「なんかやんなっちゃった」と十年来の友達（女同士）で温泉への旅。温泉宿の部屋の電灯がじ、じ、という音をたてているのが、春の虫。それぞれに自分の身の上話を語るのであるが、やはり二人の会話、やりとりが絶妙だ。

  Jan 8, 2006

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  愛妻選書 - 「空中ブランコ」奥田英朗

  　１週間前、大雪のさなかに読み終わったんですが、書くのを忘れていました。　kayokorinさんのおすすめ本から「空中ブランコ」です。　設定がとても面白い。　精神科医の伊良部先生。まあ、ありえない性格です。　看護婦もミニスカートで太もも丸出しだったり（笑）　空中ブランコがうまくできなくなったサーカス団員。　刃物がこわい先端恐怖症の暴力団員。　義父のズラを剥ぎたくてたまらない医者。　一塁に暴投しかできなくなってしてしまう名三塁手。　同じ設定の登場人物を前に使ったことがあるような気がしてしかたがない作家。　まあみんな、人には言えない悩みを抱えて生きているということですね。　こんな破天荒な精神科医がいたら楽しいでしょう。

  Dec 30, 2005

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  愛妻選書　- 「クリスマス・ストーリーズ」 大崎善生ほか

  出張の往復の新幹線で読んだ。今読まないと時期はずれになってしまう、「クリスマスを巡る珠玉の六つの物語」「セブンティーン」　奥田英朗「クラスメイト」　角田光代「私が私であるための」　大崎善生「雪の夜に帰る」　島本理生「ふたりのルール」　盛田隆二「ハッピー・クリスマス、ヨーコ」　蓮見圭一男女にとって、いつからこんなにクリスマスイブが重要な日になってしまったんだろう？なんかおかしくないかい？とは思うものの、やっぱりイブの夜は愛する人と過ごしたいものですね。どれも読みやすくて面白かった。不倫、遠距離恋愛、離婚、・・・と設定はいろいろだけれど、個人的には、うまくいってる不倫は許せないなぁ（笑）やっぱり希望がある話がいい。４話めの島本理生と最後の蓮見圭一がよかった。

  Dec 27, 2005

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  愛妻選書 - 「明日の記憶」荻原浩

  広告会社の営業部門に勤める佐伯、５０歳。最近物忘れが激しく、とうとうポカをやってしまう。最近不眠気味で頭痛もする。睡眠薬を処方してもらいに精神科を訪れるが、何やら検査をしましょうと言われる。最近、映画「頭の中の消しゴム」を観たばかりだが、この小説も主人公が若年性アルツハイマーを宣告され、病気と向き合っていく話だ。私にとっても５０歳という年齢はそう遠い将来ではない。物忘れなんてしょっちゅうだし、新しいことは覚えられない。人の顔や名前もすぐに忘れてしまう。読み進んで行くと、結構辛いものがある。私は今までの人生をどれくらい記憶しているのだろうかと自問する。小さかった子どもたちも、いつのまにかこんなに大きくなってしまって。生まれたとき、入学式、卒業式・・・ちゃんと覚えているだろうかと。佐伯はだんだんとアルツハイマーという病気と向き合うようになる。そのあたりから読んでいる方も、何か辛さとは違ったものを感じ始める。最後のシーンは、なかなか粋で、むしろすがすがしい終わり方だったんじゃないかと思う。いや、それにしても早く治療薬が見つかってほしいもんだ。

  Dec 16, 2005

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• 愛妻選書 - 「刹那に似てせつなく」唯川恵

  kayokorinさんのお薦め本から最近読み終わった本。刹那に似てせつなく直木賞受賞作「肩ごしの恋人」もとても面白かったが、この作品は恋愛小説ではなくサスペンス。冒頭から掃除のおばちゃんが、勤務先の社長の息子を殺しに行くシーンから始まる。読み出したらもう止められない。何故おばちゃんは彼を殺さなければならなかったのか。突然現れて、おばちゃんの逃亡を助けた若い女は誰なのか。殺された男はそうされて当然のような人間の屑。そんな男をグサッと、小説の中だからこそ殺すことができる。おばちゃんと若い女、二人は犯罪者になってしまうのであるが、逃げおおせてほしい、助かって欲しい、と読者は願ってしまう。裏切りと信頼、男と女、親と子。そんなことを考えさせられながら、ドキドキ、ハラハラと、あっというまに読み終えてしまった。

  Dec 1, 2005

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  愛妻選書 - 「月の砂漠をさばさばと」「ビタミンＦ」

  kayokorinさんのおすすめ本から、最近読み終わった本が２冊。◇「月の砂漠をさばさばと」北村薫　大変かわいらしく、愛すべきお話です。　kayokorinさんのブログ仲間では、ちょっとしたブームになったようです。　内容もさることながら、梨木香歩さんのあとがきに関心しました。　あとがきを読んでからもう一度本編を読むと、２度楽しめます。　◇「ビタミンＦ」重松清　直木賞受賞作。　３０代後半、「一時の輝きを失い、”中途半端”な時期に　さしかかった人たちに贈るエール」らしい。　はて、私も中途半端な時期なんだろうか（笑）　身につまされる話がけっこうあって、ちょっと痛い。　それだけよく描けているということか。

  Nov 22, 2005

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  愛妻選書　「I LOVE YOU」 - 伊坂幸太郎ほか

  　もうすぐ図書館に返すけど、すぐに読めるし絶対面白いから短編ひとつでも読んでみたら、とkayokorinさんに薦められました。　６つの短編が収められているが、昨日の通勤でまず最初の「透明ポーラーベア」（伊坂幸太郎）を読んだ。ふむふむ、なかなか面白いじゃないか。いろんな人や物事が意外なところで繋がっているというのが、シャレているというか心にくい。　次は何がお薦めって言ってたのか忘れちゃって、タイトルで選んだ「百瀬、こっちを向いて」（中田永一）。長かったわりにイマイチだったかな。　帰ってからkayokorinさんに聞いてみたら、お薦めは別の短編だという。　今日が返却日で待っている人がたくさんいるという。夜に返却ボックスに返すとして、読む時間は今日の通勤電車のみ。よし、あと４編挑戦だ。　お薦めだったのは「魔法のボタン」（石田衣良）。おさな馴染みの女友達、異性とは認識していなかったはずなのに・・・・。最後のシーンがなんともかわいくてロマンティックだ。　次は「卒業写真」（市川拓司）。これは設定が面白い。密かに憧れていたけれど関心のない振りをしていた渡辺Ａ君と、よく気があって仲のよかった渡辺Ｂ君。何年かぶりにスタバで出会った男性はいったいどっちの渡辺君？　「突き抜けろ」（中村航）、「Sidewalk Talk」（本多孝好）。帰りの電車で少し眠ってしまったこともあって、あとは超スピードで読んだ。電車を降りてからも階段を登りながら二宮金次郎のように読み、改札を出てロータリーで最後の２ページを読了。セーフ！　そこまでして無理に読むことないのに、なんとなく挑戦してしまいました。　夜１０時過ぎ、図書館の返却ボックスに返しに行ったら、玄関のわずかな明りの中、ガラスを鏡にして高校生くらいの女の子３人がダンスの練習をしていました。気持ちは分かるけど、こんな暗いところで練習しなくてもいいのに・・・

  Nov 1, 2005

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  愛妻選書 - 「恋するように旅をして」角田光代

  　先週の東京出張前に読み終えていたけど、書くのを忘れていた。　これの前に読んだ本が、涙ボロボロの本だったので、楽しい本ということで妻が選んでくれた。　趣味が独り旅という角田光代さんのエッセイ。旅の達人かと思いきや、方向音痴で常に道に迷い、無計画、無謀ともいえる旅を繰り広げ、笑わせてくれたり感動させてくれたり。　いや、地図も読めない、言葉も通じない、襲われそうになっても、なんとか無事に目的地に辿り着いてしまう。そんな彼女こそ旅の達人なのだろう。　旅の先々で出会う勘違い野郎。「旅のシュールな出会い系」。これは男性としてちょっと興味を持って読ませてもらった。　男はふりかえったかと思うと無言でこちらに突進してきて・・・　・・・気づいたら私はベッドの上に押し倒され・・・　さて、彼女はこのピンチをどう乗り切ったでしょうか？　私は、「なるほど！」と思わず声を上げそうになるくらい納得しました。　さすが、角田さんです。興味の沸いた方は読んでみてください（笑）※愛妻選書は本好きの妻kayokorinが選んでくれたおすすめ本です。

  Oct 27, 2005

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  愛妻選書 - 「その日のまえに」重松清

  　はい、泣きました。泣かせていただきました。　映画でも本でも「絶対泣くでー」といわれると、構えてしまて「ここで泣くのか、ここか？」と思っているうちに終わってしまったりすることがあるけれど、この本はもうそんなことはお構いなしに涙ぼろぼろでした。　７つの短編がどれも身近な人、あるいは自分自身の死をテーマにしたものなので、まあ泣くのも当然といえば当然なのですが。　出張帰りの新幹線の中でボロボロ泣いていたのは私です。　そのとき私は、最後から２つ目の「その日」を読んでいました。　無関係と思われた最初の方の短編がシンクロしてきたところで、涙は一気に溢れ出しました。　う～ん、やられた。　ただ悲しいのではなく、愛、やさしさ、思いやり、といった感情がないまぜになった暖かい涙でした。※愛妻選書は本好きの妻kayokorinが選んでくれたおすすめ本です。

  Sep 27, 2005

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  愛妻選書 - 「優しい音楽」瀬尾まいこ

  　「優しい音楽」「タイムラグ」「がらくた効果」の３つの短編。どれも普通はネガティブにとらえてしまう出来事を、うまくポジティブにもって行ってるところが面白い。　「優しい音楽」は、彼女が僕を好きになった理由を知ってショックを受けるはなし。でもその理由をプラスとしてとらえることで、逆に自分のアイデンティティを確立することになる。クラプトンの"Tears in Heaven"が題材として使われているのが嬉しい。　「タイムラグ」は不倫相手の娘を預かるはなし。すごくいい話なんだけど、客観的にはありえないよなぁ、こんなこと。　「がらくた効果」は同棲してる彼女がホームレスのおじさんを拾ってくるはなし。うーん、これもありえなーい。　ありえないけど、面白くてすぐ読めた。読後感が爽やかだ。

  Aug 24, 2005

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  愛妻選書 - 「天国はまだ遠く」瀬尾まいこ

  妻が最近はまっている瀬尾まいこ。「空気がいいから」と薦められて読んでみた。良かった。読み終えたとき、抱きしめたくなった。この本を。主人公は千鶴という女性。「一日が平穏に過ぎることを祈るだけの生活」から解放されたくて、死に場所を求めて北の端に向かう。行き着いた場所は木屋谷という集落の民宿「たむら」。全編に漂う優しさ。主人公と共に、私までどんどん癒されていく。都会の人々が忘れてしまっている心が掘り起こされる。なんて爽やかで素敵な話なんだろう。千鶴と田村さんの最後の会話。どうっていうことのない言葉なんだけど、その気持ちを思ったら、目頭が熱くなった。

  Aug 18, 2005

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  愛妻選書 - 「チルドレン」伊坂幸太郎

  　通勤電車の読書本として妻が選んでくれたのは、この本。　自慢じゃないけど、関西圏ではめずらしいくらいの遠距離通勤なので、　読書の時間はたっぷりある。でも半分以上は寝てるけど（笑）。　本好きの妻が、面白かった本を選んでくれるので、はずれがなくて助かる。　この本、５つの短編が全て関係していてひとつの長編になっている。　ひと言で感想いうと「軽快」だ。　型破りな人物、陣内。学生時代に銀行強盗の人質となりながら、「ヘイ・ジュード」を歌って場をなごませる。　家裁調査官となってからも、その虚を突く行動で、　いつの間にかみんなを虜にしてしまう。　「そもそも、大人が格好良ければ、子どもはぐれねえんだよ」とは名言だ。　おじさんになってもバンドでギターを弾き、週末にはライブ。　そんなところも親しみが持てる（笑）　こんな奴いるわけないが、いたら面白いだろうな。　銀行で出会った人質仲間（？）で盲目の青年永瀬も知的で魅力的な人物だ。　彼独特の「目」でミステリーの謎解きをしてみせる。　どの短編も「なるほど、そういうことか！」とニヤリさせられる。

  Aug 15, 2005

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  愛妻選書 - 「空中庭園」角田光代

  　一見ごく普通の家庭だけど、実はみんなバラバラ。６人の視点でそれぞれに描かれた家庭は全然違う色を持っていた。　いきなりラブホの話から始まってエッチな話がバンバン出てくるし、親父は浮気しまくるし、最初は軽い小説なのかなぁと思った。ところが母親の章、祖母の章あたりで、ぐいぐいと引き込まれていく。　読み終わって、その構成力の凄さに驚かされた。この人にはこう見えても、別の人にはまったく違う意味を持っている。ある出来事を三者三様、六者六様に描いていても、まったく矛盾がない。もう一度読み直して検証してみたいくらいだ。　この家族、隠しごとをしないといっておきながら、それぞれが皆絶対に明かさない秘密をもっているものだから、表面と内面がまったく違うのだ。ちょっと怖い。　それにしても、あの親父はちょっと軽すぎて許せない（笑）

  Aug 9, 2005

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  愛妻選書 - 「ナラタージュ」島本理生

  読み終わった後の余韻が胸に重たく、しばらくぼーっとしていたくなる。　本の虫のような妻に薦められたこの本、すごい。「すごい」としか表現できない自分が情けないが、小説が面白かったかどうかという基準は、私の場合登場人物に感情移入できるかどうか、それだけだ。そういう意味で、この小説は「すごい」。　どっぷりと工藤泉になっているのはもちろん、葉山先生にもなっているし、小野君にもなってしまっている自分。読んでいると、まるで映画のように映像が浮かび上がってくる。読み手に、読み手なりの世界を作ってくれる文章、巧みな表現。　それにしても強烈な恋愛。でも、ありえるんだろうなと思う。　いや、実際にあったんだ。そんな気がする。

  Aug 1, 2005

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  愛妻選書 - 「ちいさなちいさな王様」アクセル・ハッケ

  　生まれたときが一番大きくて、歳をとるにつれて次第に小さくなって消えていく。じゃあ、どうやって子どもが生まれるのか？　それは読んでのお楽しみ！　昼間、サラリーマンをやっているのが夢で、夜パイロットになったり、ボートこぎになったりしているのが本来の自分・・・・　いろんな面白い発想がてんこ盛り。もっと想像力をかきたてて、世の中を見てみよう。

  Jul 13, 2005

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  愛妻選書 - 「兎の眼」灰谷健次郎

  電車の中で読みながら泣いてしまったことを思い出した。もう２０年以上前の話。本好きの彼女（いまは妻）が貸してくれた。本を読んで泣いたことなんて初めてだった。夫婦であれ、親子であれ、先生と生徒であれ、人間って信頼が大切なんだと思う。先日書いた「この本が、世界に存在することに」で、また泣きそうになって、２０年前のことを思い出した。

  Jul 11, 2005

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  愛妻選書 - 「この本が、世界に存在することに」角田光代

  帰りの電車で短編を３つ読んだ。なんだかとってもロマンティックだ。角田さんが本を愛する気持ち、暖かさが伝わってくる。本は不思議な存在だ。文章がとってもリズミカルで読みやすい。上手いなぁ、って思う。＜７月１１日追記＞「ミツザワ書店」を読んでいたら、何故だか目頭が熱くなった。ナミダがもう少しで頬を伝いそうにまで。「あなただけじゃないんですよ」と孫娘さんが話はじめるところ。大きな愛で包み込まれたような気がした。この本を読んでいると、「もっと本を読もう！」という気になる。

  Jul 8, 2005

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  愛妻選書 - 「さくら」西加奈子

  最初から３分の２は幸せな家族のはなし。最後の３分の１から話は急展開する。夜勤に向かう電車の中で、クライマックスが来てしまった。あと残り２０ページというところで到着、なんてこったい！せっかく入り込んでいたのに。仕方がないので、会社についてから休憩時間に読み終えた。いいところで間が開いてしまったのが残念だった。一気に読み進んでいたら、泣いていたかもしれない。がしかし、何人かのレビューを見ると、結構な酷評。ま、そこまでいわなくても・・・私は、それなりに没入できたけど。

  Jul 4, 2005

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