李登輝前総統来日歓迎につき思わずエントリー
◇ 《台湾は日本の生命線!》 様ブログの紹介 先日、チャンネル桜「報道ワイド日本」の中で、李登輝前総統来日を成田空港で歓迎する様子を拝見しました。「台湾万歳!」と台湾国旗を振る李登輝ファンの花道を、一人一人に答えるように満面の笑みの李登輝先生。思わず「おおお!w」となりましたよ。 ここのところ、別件で時間をとられこのブログ(テキスト化が趣旨)を更新することもままならない状態ですが、今日はちょっと息抜きでブログ紹介をします。疲れた時は台湾ネタが一番。 この方は、メルマガ「台湾の声」に登場する方でもあります。最近のエントリーの中から一つだけ引用させていただきますが、あとはリンク先でたっぷりご覧下さい。リンクはトップページです。 □ 李登輝氏の靖国参拝巡る台中の異なる反応 (5月31日エントリー)昨日来日した李登輝氏が靖国神社への参拝希望を表明したことは、台湾でも随分話題になっているが、現地のテレビニュースでの取り扱いは、各局とも比較的に落ち着いたもので、本土派の民視の場合は、やはり靖国神社に「兄が祀られている」と言うことで、昨日はアナウンサーが微笑みを浮かべながら報道していた。今日は統一派のTVBSも、李氏が「兄の印象はフィリピンへ出征する前に家族で記念撮影をした六十年前のときのまま」と語って嗚咽したことを取り上げ、李氏が「真情を吐露した」と報じた。つまり政治性を抜きにした「暖かみ」ある報道が目立つのだ。 台湾の外交部も「個人の信仰を尊重する」として、李氏批判、靖国神社批判をするようなことはしていない。 それに比べて中国はどうか。やはり中国人と台湾人とは違うなと思う。 それと言うのは今日、この国の外交部スポークスマンは、李登輝氏の参拝問題に関し、日本政府への「強烈な不満」を表明したのだ。つまり「李登輝の訪日の目的は台独分子の勢いづけと日中関係の破壊にある。それを日本政府は許してしまった」と言うわけだ。そして「一つの中国の原則を堅持し、台独分子とその勢力にいかなる活動の舞台も提供してはならない」と。それから「日本側が台湾問題と歴史問題を適切に処理することは、日中関係の健康的な発展の基本条件だ」とも。 いったい何を言いたいのかよくわからない発言である。日本の首相が参拝するなら「中国人民の感情を傷つける」とか「日本軍国主義の復活だ」などと罵ることはできても、今回は台湾人の参拝問題だから、適当なセリフが見つからないのだろう。 おそらく李氏の参拝で、日本人が自信を回復するのが怖いのに違いない。日本軍国主義と台湾独立派の「結託」をつねに非難しているように、中国にノーを言う日本と台湾の連携を、この国が極度に恐れていることだけは確かだ。安倍首相が「日本は自由な国だから、私人として当然、信仰の自由がある。(李氏)ご本人が判断されることだ」と、中国に一切配慮のない発言を見せたことにも、相当刺激されたことだろう。 李氏の参拝希望表明で、日本では相変わらず「中国の反発必至」との報道も見られたが、今回の「反発」の場合に限っては中国の勝手な政治的都合によるものだから、日本人としてはいちいち歴史の贖罪意識を持つ必要はなさそうだ。 もっとも台湾でも、反靖国で売名に走る高金素梅議員はもとより、国民党議員が大騒ぎだ。「李登輝は歴史の罪人」などと李氏を罵っているが、やはり彼らは「中国人」だなと思う。これに対して台湾団結連盟の議員からは「兄を参拝するのは当然の人情」との反論が出たが、これが「台湾人」の落ち着きであり、良識である。 ところでTVBSの報道によると、日本の外務省も李氏に対し、「敏感な問題だから、靖国神社に関する発言はしないで欲しい」と頼んでいるのだとか。 それではそう言う外務省は、いったい「何人」なのだ。 ※ そう言う外務省は? 体は日本人で心は中国人なんでしょねハイ。