理想の考え方
今日は私の大好きな「世界で一番受けたい授業」の番組がある日。もちろん、見たよ.今日は、著書も持っている多湖輝さんが登場。「頭をよくする本」だっけ??その中の問題を出していた。例えば・・・川の幅が100mあり両端にA地点とB地点が約距離にして300m離れてあるという。どうやって橋を作ったら最短距離で地点を動くことができるか?という問題。回答から言えば、A地点からB地点まで300m、川の幅は100m、300m×100mの橋を作れば斜めに進むことで最短距離を進むことができるということ。考え方に柔軟性を持つということで、例えば、橋の幅が300mの橋なんぞ、作れるはずがないと実際に思ってしまいます。現実的に考えればそうなんだけど、いろんな発想をしてもいいということ、ここで頭の柔らかさ、創造性などがわかるということ。人って今まで体験してきたことで、昔あきらめた経験などがあれば、それを前に出してきて、やっても無駄だったからと考え様ともしない。これが、発展を止めている証拠だとも言われていた。まさに、私もそう思う。いろんな環境や条件があると思うけど、発想をちょっとでも転換することで進化することができるということ。これにはとても勉強になったと思った。次にたくさんのものを1秒で考えるとという東大教授のお話。世界規模で考えてしまうと、なんでもとてつもないことになる。だけど、それを1秒くらいで考えるとどうなのか?ということ。世界で使われている軍事費。これが、なんと1秒で230万円だという。また、恵まれない方達の死というのが1秒に0,4人だそう。これらの軍事費を10%カットして恵まれない方達のために利用すればどれだけの方が救われるだろうという話しだった。ちょっとみんなが意識して考えれば世の中もちょっと違うように動いて良くというもの。なるほど~と思った話しであった。実は、今までであればここで話しは終わるのだが・・・引き続き、後の番組で「ごくせん」を見ていた中の言葉。先生が生徒に向っていう言葉がそうだ!と思ったこと。生徒が自分は勉強もできないし、どうせ自分の将来なんてたいしたこともないし、たいした価値もないという生徒。これは、日頃昔の先生がこの生徒に向って言っていた言葉をそのまま受け取ってしまい、どうせ自分は・・・という気持にさせていたということ。しかし、ここで先生の言葉が・・・勉強できる子の将来だけがたいしたものの将来ではない。あなたはあなたらしい将来があって、価値があるということ。人それぞれに価値のある将来があるということ。だから、自分はという卑下をすることはない。この言葉で思ったのは、言葉をかける一言で子供の将来も変っていくと言うこと。これって怖いな~と思った。自分は前向きに頑張れのつもりで応援していることが、逆にプレッシャーを与えていたりすることもあるということ。また、自分がプラスに考えていたとしても相手に対しての言葉でマイナスに作動することもあるということ。相手の言葉をよく受け止めるということがもっとも重要な課題なのかな?と感じた番組だった。私も意識をもって言葉を使うように努力をしていこうと思っている。「ごくせん」