竜馬がゆく!
実のところ、これまで「歴史小説」はニガテ分野。というか、読まず嫌いでした。「歴史」そのものにも、興味はなく・・・もうあんまり退屈で、しかもお金がないというので、実家にある本を物色したところふと目にとまったのが、あまりにも有名な司馬遼太郎の「竜馬がゆく!」。これまでスルーしてきたけれど、全8巻という長さがヒマをもてあますわたしには魅力的で「つらくなったらやめよう」くらいの気持ちで読んでみたのでした。そしたら、みごとにハマっちゃったー!!司馬遼太郎せんせい、今までごめんなさい。ってカンジです。いやぁ、名作といわれるものはやっぱり間違いないのですねぇ。またひとつ、得しちゃった。おもしろい本に出会うと、人生得した気持ちになれるんですよね。いまでは、すっかり「竜馬さま~」です。おとこも惚れるかもしれませんが、おんなからみてもやっぱり竜馬はだんぜんステキ。ユーモアがあって、いざというときは男らしくて、強い。でも、ちからや能力を必要以上に誇示しようとはしなくって。あたまが柔軟で、それでいていさぎよい。いいおとこ。こんな人に愛されたい、愛したい。とも思うけど、自分もこんな人間になりたいとも思う。おんなだけどさ。じつは、私の地元は幕末の舞台となったところでもあり、この本にも登場する場所が近所にたくさんあります。せっかくの機会なので、ちょっと竜馬の足跡をたどって史跡めぐりでもしてこよう。それにしても、わたしってなにかにつけハマりやすいのかしら。これまで、「まったく、オトコってやつァー」と思っていたものが、ことごとくハマっていくんですけどー?!竜馬しかり。ガンダムしかり。こんどは、「キン肉まん」でも読み返そうかな・・・竜馬がゆく(1)新装版