テイスティングについて質問攻め
昨日のルピシアのお茶会終了後、講師にテイスティングのことをいろいろと質問しました。テイスティングのときのお湯の温度と抽出時間。また、テイスティングとは何を目的とするのか。etc。以下、その内容の要約です。-----------------------------------------------------------------【テイスティングでの茶葉の量、お湯の温度と抽出時間】テイスティングカップを使用することを前提での目安です。茶葉の量は3g。お湯の温度は100℃。抽出時間は3分。テイスティングカップを事前に温めておくことはとくにしない。また、茶葉の種類にかかわらず100℃で淹れる。緑茶や紅茶、春摘みや夏摘みといった違いは考慮せず、同一条件でする。100℃で淹れることによって、旨味、香り、渋み、苦味といった全ての成分を出し切る。茶園によっては、抽出股間が2分のところもあったりする。【テイスティングをする目的】「美味しいお茶を見つけること」は主要な目的ではない。紅茶の場合の実質的な目的は、各紅茶の一番の特徴は何かを知ることにある。「紅茶Aはフラワリーな香りが際立っている」、「紅茶Bは濃厚なコクがある」とかいった具合に。緑茶の場合の実質的な目的は、一番の特徴をつかむのではなく、欠点を見つけることにある。以上----------------------------------------------------------------テイスティングカップでお茶レビューをすることにあまり意味はないのだと今回悟りました。今更何を言うって感じですが、美味しく飲むために淹れた上でレビューしないと意味ないんですね。当たり前って声が聞こえてきそうです(^^;