するかしないか?
TO BE, OR NOT TO BE, THAT IS THE QUESTION. ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑「生きるか死ぬか それが問題だ」「生きるか死ぬか それが疑問だ」代表的な和訳文は上記のようになっていると思います。ここで改めて見直してみますと、「生きるか死ぬか」と言う意訳をした人がなぜそうしたのかは、わからないですね。訳者の古くは坪内逍遥とかの名前が挙がると思います。翻訳文というものは、訳者のフィルターを通っていることを忘れてはならないでしょう。つまり訳者の考え方で如何様にもなるわけなのです。「このままで良いのか このままでは駄目なのか 一体どうするんだ」つまり己への問い掛けと、己の魂を鼓舞している、そういう事態だと私は受け止めています。このシェークスピアが記述したハムレットの言葉は、そのまま現代の自分たちに適用できるものと感じます。今日の自分がそのままあすの自分ということもあるでしょう、細胞は入れ替わっているのに、心は入れ替わっていないのです。昨日に比べて今日が、今日に比べて明日が、何らかの全身的変化を遂げていることが、生きているということです。それでない状態は、唯時間を無駄に過ごしているだけなのだ!と極言できます。