能「求塚」
本日は、午後より観世能楽堂での記念能。ヨソイキの着物と帯とまたもや格闘。やっぱり準備は倍の時間とらないとダメなことが判明、とほほ。#しかも、会場で帯がだらりになってしまったし、たはは。「求塚」(もとめづか)は、絶世の美女が2人の男性に求愛されて、迷ったので「生田川に遊ぶ鴛鴦を射た方を選ぶ」と言ったら、2人が同時に射てしまった。自分の罪深さを嘆いて生田川に身を投じたら、今度はその2人の男性も刺し違えて死ぬというなんともなお話し。実際に、阪神住吉駅近くに「東求女塚古墳」(呉田 の求塚)。阪神西灘駅近くには都通(味泥町 )の求女塚。阪神石屋川駅近くには御影町東明 の「処女塚古墳」。があるとのこと。生田川も実在してますね。能の中でももっとも救いがない番組と言われているそうです。それにしても、この話がどうして成り立つのか私には理解できず。理解できなくても、番組として存在していることもまた事実。公演を終えて外はひどい雨。幸い、傘と雨ゴートは用意してきた。同じお教室の2名と渋谷まで歩いて解散。私はホテルの上のカフェで一服してから中目黒。妹と豊前房でおうどんの晩御飯。充実の週末でございました。さて、来週もシゴトはデッドヒートかなぁ。