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フェルト雑貨づくり。

先週、毛糸とフェルトを吉祥寺で仕入れてきました。#日記にまだ書いてないんだけんど。フェルトのもこもこが大好きだったんですが、仕入れ前日にこんな本を見つけまして、フェルトのちいさな動物モチーフ雑貨作れるかどうかはヨコに置いてもカワイイ動物がいっぱい～でつい買ってしまいました。作り方がわかるようで分からない？と思ったのですが、お店で説明を受けて、カンタンなのかもしれない？と、とりあえず単色でできる作品を目指して原毛とニードルを購入してきたところ。土曜日の昼下がり、原毛をまとめてはニードルでひたすら刺して固める作業。３Ｄのものをこういうふうに作ることはあまりしたことがないし、刺して形を作っていくという摩訶不思議な作り方。できんのかなぁ、大丈夫かなぁ？と思いながらただいま、ヤモリの胴体と尻尾、手が1本できたところ。けっこう時間かかるなぁ。さて、いつできるかしら。

人を想うことと、手作りと。

ここのところ編み物にはまってます。手芸は小学校2年生の頃から始まっていろいろやってたこともあるけど、それまでは「作ること」そのものが目的。最近、また編み物を始めてみて思ったのは「身に着ける人の事を考える」というプロセス。コサージュやマフラーを編んではプレゼントしているのですが、やっぱり作るときってその人の事を考えます。有名なアランセーターは、奥さんが漁師の夫の無事を祈って編み上げるという有名なものですが、手作りとは多かれ少なかれそういう「祈りを込める」という行為が含まれているんですね。たしか、ビーズアクセサリ作りにもそんな意味があったと思います。料理でいえば、ロブションが感銘を受けたという日本のお寿司のスタイルも「食べる相手のことを考えて作る」という一つの形だと思いますし、それの一番身近なところが「家庭の料理」なんでしょうね。人を想うというのは目に見えない行為だけど、そこに宿るエネルギーは間違いなく何かを支え、生み出しているのじゃないかと思う。工場の大量生産、機械で作られた製品の存在にも意味はあるけど、人の顔を見て人を想って作られるものにはまた特別な意味があるし、それは一人一人の手で実現していくものだ。

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