ドラマはドラマとして楽しもう『白夜行』
昨日見終えて、ふと、思ったんだけど、自分がたくさん欲しいな。原作を読んでいるから、しかも大好きだから、つい、原作と比較してしまう自分がいる。ひょっとして、原作を読んでいない自分がいたら、ドラマにとっぷりはまって見れたんだろうと思う。原作が好きなら、原作を読んでいれば言い訳で、映像と自分のイメージがずれているからって、今更言っても仕方のないことだし。だから、まっさらに見られない自分がちょっと残念で、新しい自分がいたら良いなと思った。二人の愛情はキラキラとした光とは真逆の力によって、結ばれていて、それは、幸せなお茶の間では決して生まれない。人として美しく思いあう二人の関係が、相反する状況の中に、生まれてくるのがなんとも皮肉だね。強い想いというのは、それに反する力によってさらに強められ、その想いにとても惹かれている私です。山田クンのドラマとして、見ていきます。ずっと『サクちゃん』って呼んでいたけど、『亮ちゃん』になるかもね。