中学校の夏服
学校指定のポロシャツを毎日着て通っているぱた吉。市内の学校では、ポロシャツが指定されているらしいが、『恰好悪い』・・・と、夏も、長袖カッターを着ている生徒がほとんどだそうだ。ぱた吉の担任の先生は、「今年から、ポロシャツを流行らせようぜ~!!」とポロシャツのよさをPRしたそうだ。ネーム入りで、1枚3800円は高いと思ったけど、カッターよりは、涼しく楽だし、汗も吸い取るだろう。何よりも『学校指定』なんだから、間違いがないと思って、2枚注文した。ぱた吉はもとより、制服などに格好よさを追及する人ではないから、楽なポロシャツを「たとえ、オレひとりでも着る」と言ったし。担任の先生のPRにもかかわらず、クラスでポロを着ているのは、クラス委員の子と、ぱた吉のふたりだけだそう。ひょっとしたら、学年でも学校でもふたりだったりして・・・。不思議に思っていたのは、ポロには、校章・学年章・委員章をつけなくてもいいということ。カッターを着る人は、名札のほかにそれをセットにして、つける義務があるのに、ポロは免除って、ポロのお得さをアピールするためかなと、思っていた。その疑問が、昨日の壮行会で一気に解消した。「カッターシャツで来ないと、壮行会には出られないんだって~」えええー?それ、おかしくない?学校指定の制服がポロシャツなわけでしょー。そこで、私は気がついた。つまりポロシャツは、制服のカテゴリではなく、体操服のカテゴリに属するのだ。ポロシャツが体操服と考えれば、刺繍のネームがあり、校章などをつけなくてもいいという理由が、すっかり納得できる。んなら、しまむらで、1,000円以下で、半袖カッターを買えばよかったのに・・・。なんだか、損した気分だったが、当の本人のぱた吉は、楽なポロシャツを気に入っている様子なので、まあ、いいか。カッターシャツのアイロンがけも、省略できるしね。