本当にあった怖い話 その2
そろそろ限界を迎えそうなプレです。おはようございます。ラジオ体操や学校プールが始まり、そろそろ子ザルたちの生活リズムを学校有バージョンへ戻さねばなりません。もうさ、ラストスパートだよ、私。頑張れ・・・。では、本文です。昨日の日記の翌年。サル山の玄関には、『カブちゃん』の忘れ形見がいました。 それは大量に飼育ケース4つ分・・・結局ドサクサ紛れにオスと同じケージに入れられてしまったカブ子は最終的にケース4つ。その数30個近い卵を残したのです。。。 しかし、その後徐々に子ザルたちの熱も冷め、ずっと放置の状態だったのでこれはもう、卵のままでお亡くなりになっているとばかり思っていました。 ところが!時期がやってきたのか、ふと見ると白くモニョモニョと動いている姿を発見!!しかし、ケースの中は餌となりベッドとなるクヌギチップはほとんど無く見渡す限り糞だらけ・・・ これではせっかく厳しい時期を乗り越えた彼らも 成虫になることはかなうまい。 弱肉強食の中、30分の数個(推定)生き残った命。そうだ、助けて やろう~。(下条アトムの声でお願いします) と、言うわけで。子ザルたちに掃除を命じた飼育係。(自分はやらない) で、念のために姿がまったく見えないケースも全て開けたところ・・・ みんな生きてやがった!!その数、29匹!奥さん、29匹ですわよ!! 29匹のカブトムシの幼虫があああああああああああああああ!! ||||凹(゚ロ゚;)(;゚ロ゚)(゚ロ゚;)(;゚ロ゚)凹||||ガビーン! |||||||凹(゚ロ゚;)(;゚ロ゚)(゚ロ゚;)(;゚ロ゚)凹|||||||ガビーン! |||||||||凹(゚ロ゚;)(;゚ロ゚)(゚ロ゚;)(;゚ロ゚)凹|||||||||ガビーン! しかし、もう後戻りは出来ない・・・。その一 新聞紙を広げ、そこにケースをひっくり返す その二 幼虫をよけつつ糞と土(チップ)の混ざったものを救いザルにかける その三 残った土(チップ)を霧吹きで湿らせ、幼虫をもどす 手順としてはこんな感じらしいのだけれど、なんせ数も多い。段取りも悪い。 雅は「自分達の幼虫なんだから自分達だけでやれよ」と、見ているだけ。 なので段取りの悪さゆえ、新聞紙の上で「暑いよー。熱いよー。たーすーけーて~」とのた打ち回る幼虫達。が、29匹。さあ、脳内で想像してみてください。・・・・ 気持ち悪いでしょ?! しかもそうこうしていると、電線に集まり始めたのですよ。そう、(何が「そう」だ)鳩が。 おやつタイム?Σ(゜◇゜;) クルックークルックーと声高に鳴き、どうやらご馳走情報を仲間に伝えたらしい鳩たち。 ムクドリもやってきて皆で並んでいる。 ご馳走を目の前にしてもお行儀がいい(違) 「早くしないとカラスも来るぞ!!」「カラスは行儀が悪いぞ!!」 「ママは虫も嫌いだけど取りもダメなんだ!!」(←勝手)と、子ザルたちを脅す飼育係りの横で、雅がポツリとつぶやきました。 「アボリジニも来そうだな・・・」 養殖物でもいいんでしょうかね? ご馳走・・・もとい 幼虫達はその後、無事に新しいチップのおうちに全員かけることなくいい感じ(?)落ち着くことができました。そして、その年の夏。成虫となってお目見えしたんです。 私の嫌いなあの黒く光るボディーで。 29匹のカブトムシ・・・ホラー以外の何物でもない。(当社比)しかも、呪がかかってたようでしてね。ええ。29匹中、20匹がオスでした。サル山にはオスしか生まれないらしい・・・。↓呪いを破るため、さあ!クリックで救済を!!(懇願) いつも「ポチッと」ありがとうございます!励みになります!!ワンクリックでもれなく順位と飼育係のテンションが上がります。