有楽苑から岐阜県へ
犬山城から名鉄犬山遊園駅方面に行くと、これまた国宝の茶室「如庵」がある有楽苑がある。如庵は織田信長の実弟、織田有楽斎が建てた茶室だという。茶道にまったく興味が無いものの、国宝であることと再訪が見込めないことから入苑料1,000円を奮発する。ちなみに、犬山城天守への入場料は、からくり展示館入館料セットで500円也。苑内は戦国時代の茶道を意識してか開放感はあまり無くこじんまりと整備されている。丈の低い竹林の中に続く一本道を歩いて行く感じ。さて、肝心の国宝三茶室のひとつ如庵は・・・・興味の無い自分にはただの狭い離れみたい・・・千利休のこれまた国宝「待庵」と比較すると多少広いというが・・・個人的にはこちらの元庵が好みなのだが・・・こちらは復元だそう。観覧時間は興味の有無に比例する。早々に有楽苑を後にし、いざ木曽川にかかる犬山橋へ。この橋の先に待つ岐阜県は我が人生の未踏県のひとつ。歩いて県境を超えるのって初めてかも。そしてついに人生初岐阜県・・・んっ、またなんと読みづらい地名なんでしょう。「カカミガハラ」とおっしゃるらしい。