勇気１００％

[起業（ビジネス）に関すること] カテゴリの記事

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  銀行で付録

  朝起きたら、子供たちはすでに遊びに行ったあとだった。朝の８：３０である。（笑）ゴールデンウイーク気分だが、世間的には平日である。長女の「堅実」は学校だが、真ん中の「忍耐」と末っ子の「奔放」（ほっと一息、水無月家の阿呆な家族たち）は２９日の授業参観（４月２９日「音楽で、ふてくされ」）の振替休日なのだ。家内はパートに出るための支度をしているところだった。ボクも今日は思うところがあり、外出の予定だった。ひとつは、銀行口座を作るため。もうひとつは、システム手帳を改造するための材料を揃えるためであった。アフィリエイトプログラムを始めようと、別にサイトを作ったがそちらの方はまったく稼ぎになっていない。（笑）かなり地味なサイトである。もっとショップらしくして商品画像やバナー広告を貼りまくれば、多少はそれっぽく見えるかもしれないが、元来の不器用である。しかも、ほとんど自分自身にも役立つようなテーマ選んでいるので、記事をひとつ書くにもじっくり調べて腰をすえてかかっている。不器用な上に遅筆なので、更新がままならないのだ。ただ、最近、他のサイトを見学しているうちに刺激されるテーマを思いつき、チョコチョコと書き始めていたのだ。アフィリエイトプログラムをやっている人は分かると思うが、報酬の振込銀行を限定される場合が、ままある。金の出納はキレイで分かりやすい方が良い。給料の口座や、外出交通費の精算口座、つきあいで開設した口座以外に持とうとすると、コレと言った銀行を探すのも一苦労である。昨年開設したのが「新生銀行」で、今のところ振込手数料もタダだし、使い勝手も良い。が、アフィリエイトプログラムによっては、この「新生銀行」が不可の場合もあるのだ。そこで選んだのが「東京三菱銀行」である。「新生銀行」の口座を開設したときは、ワクワクしたものである。主要な都市銀や郵便局のＡＴＭを使っても引き出し手数料が２４時間３６５日無料だし、振込についても月に５件まではタダである。アフィリエイトにはもってこいだと思ったものだ。今でも使い勝手はイイと思うが、アフィリエイトサービスの方で銀行に対応していなければ、致し方ない。一方の東京三菱銀行は、言っては何だがサービスはあまり魅力的ではない。「三井住友銀行」「ＵＦＪ」は既に開設しているので、残った銀行から選ぶとココしかなかったのである。「東京三菱」から住宅ローンでも借りていれば、それなりのメリットはあったのだがインターネットの決済専用となると口座維持手数料は無料の方が良い。となると普通預金の口座しか選択肢はない。もともと何のサービスもついていないような口座を好きで選んでいるので、本来文句を言えた立場ではないのである。ダラダラと着替えて、ちょっとは身だしなみを整えて近くの「東京三菱銀行」へ足を運んだ。実は口座を作るにあたって関心したことが、二つあった。１）手続きが早い２）ブログサービスを持っているである。「新生銀行」の口座を作ったときは、ボクの仕事がかなり立て込んでいたので、とてもお店に行く時間はなかったし、行く気もなかった。ネットと封書でやりとりをしたのだが、キャッシュカードを手にするまで２週間かかっている。口座番号を確認するのも１週間はかかっていたハズである。今回の口座開設は、急に入用になったので近くの店舗まで足を運ぶことにしたのだ。キャッシュカードは時間がかかるにしても、通帳は当日に受け取れる。問題は、待ち時間である。銀行の窓口は時間がかかる、というのがボクの印象である。連休前や２５日などは、えらい繁盛である。９時３０分に店に入って用紙を記入して、カウンターに座ったのが９時３５分である。お姉さんが、てきぱきと手続きをしてくれ、通帳を受け取ったのが９時５０分だった。愛用のフランクリンプランナーを開いて、予定を確認したり「ネタ」を仕込んでいるウチに手続き完了である。時間帯を選べば、ネットよりも窓口の方がサクサクいけてしまうのに、ちょっと拍子抜けしてしまった。もいっちょ、気になるのが「ＢｉｚＳＴＡＴＩＯＮブログ」という「東京三菱銀行」が運営するブログである。読み物としても面白くできているし、もちろんコメント・トラックバックも可能である。実際、辛口の意見も多い。ＩＴ事業部の原田さんがおっしゃるには「お寄せいただいたコメント、トラックバック等については、次回の更新から、本文中で、できるだけお答えしていきたいと思います。」とのこと。ブログは双方向のコミュニケーションツールである。とは言え、超大手の都市銀行が一消費者の意見など真面目に回答するのは困難だろう。だが、ブログを開設するという姿勢は好感が持てる。フリーダイヤルの相談窓口や広報に文句を言っても始まらないが、ブログを通して他の人の意見を読んだりコメントできるのは興味深い。さっそく「お気に入り」に入れてこの日記もトラバってしまおう。あ、システム手帳改造のことを書くのを忘れた。まあいっか。ああ、もひとつ……タイトル間違えました。「銀行でブログ」でした。この日記は、５月２日のスペースに、５月８日に書き込みました。水無月悠里の「元気まぐ」はこちら

  2005/05/02

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  太い逸物は天を衝き、抜けばすなわち白球が飛ぶ

  痺れるような快感を受ければ、咆哮モノである。とまあ、のっけから何であるが。（笑）朝、何気なく起きてテレビを見ていたら、北海道日本ハムファイターズの新庄剛志選手がテレビに出ていた。誰が見ていたのだか、テレビにはヘッドフォンがつけられていて無声映画のようである。大方、家内がＤＶＤを見ていて、席を立ったままそれっきりになったのであろう。ボクは寝ぼけた頭を覚ますために、キッチンにあったコーヒーを注いだ。画面では、新庄選手の活躍が映し出され、そのテロップだけを見ていても尋常（←「しんじょう」じゃないヨ）でない活躍が見て取れた。ボクはあっちに別のブログ形式のサイトを運営しているが、テーマは「元気」である。起業家やスポーツ選手、有名人の多くは成功者と言える人たちである。彼らに共通しているのは、みな「元気」であるということだ。ショボンとした成功者を見たことがない。強運の持ち主は、そのバイタリティで運をも引き寄せる。みんなが元気になれれば幸せである。みんなが幸せになれれば、世の中も幸せになる。幸せの一歩は、一粒の元気が生み出すと言っていい。まだ、とっかかりだがあっちでは、その元気の研究を行っているのだ。ボクは手帳魔である。基本的には、風呂トイレ以外は、つねに手帳は手元にある。バイブルサイズのシステム手帳だが、バッグに入れないで直接手に持ってすぐにメモできるような体勢でいつもいるのだ。そのために自作のワイヤーストラップをシステム手帳につけたくらいである。（３月２８日「レッドゾーンまで燃えさせて」）テレビで目が覚めてしまい、コーヒーもそっちのけでヘッドフォンを抜き取った。即メモである。（笑）新庄選手と言えば、平成１２年に阪神タイガースが提示した１２億円の契約金を蹴って、大リーグ行きを決めたナイスガイである。最低保証の2,400万円を出したニューヨークメッツを選択することは、誰にでもできる行為ではない。この人のトークは軽妙である。見ているだけで元気になるのだ。「とにかく人を楽しませたい」言うだけのことはあるのだ。プレーで、トークで被り物（カエルやゴレンジャー）で楽しませてくれる。この「元気」こそ、ボクが求めているものなのだ。自分が元気でいられて、人にも元気を与えられるようになる秘訣をずっと探していたのだ。今もって、まだこの秘訣は分かっていないがあっちで実践していることは、生涯のライフワークとして考えたいのである。これまでに、著名な人の「元気のみなもと」をあっちで紹介してきたが、成功者に共通しているキーワードがいくつかある。１）好きなことをやっている。２）常に新しいことに挑戦している。３）過去（栄光など）を振り返らない。４）いつまでに何をするかハッキリ決めている。５）へこまない。実は、元気の秘密はこのあたりにありそうな気がする。まだ確信したわけではないが、特に４）と５）はポイントだと思う。夢を持って、何かに取り組んでいる人は夢を実現するために目標を持っている人が多い。すなわち「いつまでに何を」の世界である。言ってみれば「人生ゲーム」のようなスゴロクをやっていると考えれば良いのだ。ゲームにはゴールがある。そのゴール、つまり「いつか○○になりたい」というゴールであれば、人生の道のりの中にいくつもの課題を設定しているのだ。課題は１００個かもしれないし１，０００個かもしれない。けれども、その課題をひとつひとつクリアして、確実に自分がゴールに向かって進んでいることが分かれば、達成感も得られるだろう。成功者の多くは、その達成感を楽しんでいるのだ。これは、いろんな成功者がそう言っている。三木谷さんや、堀江さんも言っている。例えが適切でないかもしれないが、３０万円の大型スクーターが欲しいとする。手元に資金はない。では、バイトをしようとなる。１日で１万円の日雇いをすることになった。初日はキツかったが、何とか仕事を終えて１万円手にした。あと２９万円である。１週間で合計７万円稼いだ。あと２３万円である。この場合、１日１日の労働が「１万円を稼ぐ」という課題である。それを毎日クリアして１週間経過したワケである。まだ「何のバイトをしようか」とか「バイクが欲しいなあ」と考えているうちは、バイクは所詮夢でしかない。だが「バイクを買う」という目標を立てて「そのためにはどうすれば良いか」という課題を設定し実行に移せば、夢を叶えるのは現実味を帯びてくる。そうして１週間……。ここまでくれば、実績がモノを言う。この調子で働けば、２３日後には３０万円貯まると言う、見通しが立つのである。そして、めでたく１ヶ月後にはバイクを買うことができる、と言うことなのだ。今の例は、分かりやすい例えにしたつもりだが、成功者の多くはこの夢や目標をいつも自分で明確にしていて、常に見通しを立てているのである。夢をゴールとして、今の自分のポジションがどこにいるかが明確に分かっているので、いつも充実しているのだ。バイクの例で言えば、１週間で７万円貯まったという実績は自分がバイクを手にするために、今目標のどこらへんにいるのかが分かるのだ。自分の位置が分かれば自信を生むし、「あと２３万円」という見通しもハッキリしてくる。「あと２３万円でバイクが買える」と思えれば人間はやる気が出るものである。「今日、熱があるなあ」と体調が悪くなっても寝ているヒマがないのだ。むしろ、寝ていたくないので気力が沸いてくると言うものである。仕事では、人間関係や体力など悩みはいろいろあるだろうが、ゴールすれば終わりである。とりあえず欲しかったバイクを手にすることができるのだ。こういう目に見える目標は嬉しさそのものである。成功者たちは、自然に自分たちの夢を具体化する術を実行しているのだ。だから、元気なのである。この楽天の三木谷社長も言っている。「落ち込むことはありますよ」と。けれども、それが尾を引かないのだ。なぜなら、やりたいことや夢があるのに、落ち込んでいるヒマがないから。バイクの例ならば「欲しけりゃ、夢中になって稼ぐ」ということであろう。あっちに書いていない内容で、新庄選手の面白いエピソードを……。大リーグ時代に通訳を頼んでいた人に言ったらしい。「ＭＩＡＭＩ」をマイアミと読むのは、どうにも納得がいかなかったらしい。新庄選手曰く、「あれはミアミだろう」と。通訳の人は小島さんと言う人だったらしいが、相当困ったらしい。それは、そうだろう。そんな事を言うヤツはいない。（笑）まだ続く。「仮に１００歩譲って、『ＭＩＡ』をマイアと読むのなら残りを含めてマイアマイだろう」と。つまり「ＭＩ」＝マイ、「Ａ」＝アだから、「ＭＩ」＝マイ……で「ＭＩＡＭＩ」は「マイアマイ」なのだそうである。（笑）この人、相当のツワモノである。ああそうそう。タイトル、冒頭の表現は新庄選手がホームランを打つときの様子をイメージして書いたものです。「太い逸物」とはバットのことであり、「抜けばすなわち」と言うのはバットを振り抜けばということを表現したのだが……もう、いっか。卑猥な表現でごめんなさい。※この日記は、４月３日のスペースに、４月５日に書き込みました。水無月悠里の「元気まぐ」はこちら

  2005/04/03

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  ケータイ向けのアフィリエイト・プログラム増加に期待する

  ２月１０日付の日本経済新聞記事によれば、携帯ネット通販の市場が急拡大していると言う。けん引役になっているのが女性の利用者で、２００５年には２０００億円市場に達する見通しらしい。この楽天市場でも昨年、携帯サイトで９０億円（前年は２８億円）前後の商品を売ったと言うから驚きである。三木谷社長が言うには「パソコン向けより成長スピードが速く、早晩、携帯がパソコンに追いつく」と予測しているとのことだ。財団法人インターネット協会のインターネット白書2004によれば、２００４年１２月末でのインターネット利用者は６，７００万人となる見通しを立てている。インターネット世帯普及率は今回初めて５０％を超えて、５２．１％になったと言う。一方で、電気通信事業者協会（TCA）のデータによれば、携帯電話とＰＨＳの累計契約数が約９０００万となっている。会社から貸与される携帯端末とプライベート携帯端末の２種以上を所有する人もいるだろうが、この数字は無視できない市場である。少し古いデータだが、昨年の４月に総務省が発表した資料によれば、携帯電話・ＰＨＳの人口普及率は６７．９％とある。インターネット世帯普及率と携帯電話の普及率をそのまま比較することは適切でないかもしれないが、この数字だけ見ても携帯によるネット通販の市場は期待できる。携帯ネット通販の強みは「いつでも、どこでも」にあると思う。モバイルＰＣは別としても、パソコンは基本的に自宅である。モバイルＰＣにしても、大きさや起動時間を考えると「いつでも、どこでも」と言った手軽さはない。この点、ＰＤＡ（ＷｉｎｄｏｗｓＣＥマシンのような）は幾分、手軽ではあるが普及率から言えば携帯電話に軍配が上がるだろう。携帯ネット通販では、女性の利用者が多いだけあって、売れ筋商品は「ファッションや化粧品・香水、健康食品など『美』に関する分野が多い。」（日経記事）と言う。購入単価も低い商品ばかりが売れているワケではない。一部であるが高額のブランド商品が売れているのである。携帯ネット通販の市場が拡大していることは、ケータイ用のアフィリエイト・プログラムを扱うアフィリエイトネットワークやＥＣサイトも今後増えていくことを意味していると思う。事実、バリューコマースやリンクシェアなども少しずつではあるが、ケータイ向けのアフィリエイト・プログラムも出始めてきている。いろいろと本を読んでいると、アフィリエイトサイトを運営して成功するコツは「信用」と言えそうである。人の真似事ではない、オンリーワンのコンテンツを持つサイトである。ただのリンク集（商品タグを貼り付けただけの）のサイトでは、やがて淘汰されるであろうと言うアフィリエイターもいる。実際、この楽天の「広場オブザイヤー２００４」で選ばれているサイトは、強力な個性を持っている。こういったサイトの運営者がすすめる商品リンクであれば「少し見てみようか」とＥＣサイトへジャンプすることもあるだろう。「信用」とは、そういう意味である。オンリーワンのコンテンツを作るのは難しくないと言う。自分が得意な分野、好きな分野のサイトを運営すれば良いからである、と。が、なかなかその得意分野が中途半端な知識や経験だったりして難しい。（笑）また得意分野があっても、それをアフィリエイトに結びつけるのが、とってつけたようで不自然だったりするのだ。ボクの場合、まさにこの状態である。（笑）だが、トライ＆エラーである。始めなければ、何も変わらない。試行錯誤でも何かを模索しなければ、結果は出ない。同じインプットをしている限り、同じアウトプットしか出ないのである。「結果」を出すには、工夫をしなければ意図したモノは得られないのである。そう考えて、別サイトの「元気まぐ」を立ち上げた。もともと器用な方ではないので、楽天の上手な人のようにテキパキとページを作ることができないのである。（笑）地道にやっていくことは大切だが、世の中何といってもスピードなのだ。携帯ネット通販と携帯向けのアフィリエイトプログラム。携帯向けのアフィリエイト作成に関するノウハウ本はまだ見ない。だが、パソコン向けのサイトを作るよりも簡単そうだし、ページ単位の文字数も少なそうである。クリック報酬も高めと聞いたことがある。ちょっと気になる新聞記事であった。この日記は、２月１０日のスペースに、２月１３日に書き込みました。水無月悠里の「元気まぐ」はこちら

  2005/02/10

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  インコトミサーチって……？（修正版）

  仕事柄、個人情報を扱う。今年の５月に個人情報保護法が施行されると言うので、遅ればせながら参加してきた。職場では情報システム部門と法務部門が対応方法を模索してきたが、ボクの部門も一部門として法の何たるかを知っておくために出かけたのである。メーカー主催の無料セミナーであったが、シンクタンクの概要説明が分かりやすく、また「聞かせ」るので興味深かった。各省や業界でガイドラインの作成が始まっているようだが、具体的には１９８０年の「ＯＥＣＤ８原則」に基づいて考えられているようである。と言っても、こちらは「ＯＥＣＤ８原則」すら初耳である。（笑）何だかよく分からないが「適正な方法によって収集されたデータは正確・完全・最新であるべきで、利用目的や管理者を明確にして安全に運用されるのが望ましい」と言うことらしい。詰まるところ「個人情報は漏れる可能性が高いもの」と言う考えで、考えられる事態を想定して手を打っておく必要があるのだろう。個人情報の漏洩は企業の信用を落とすので「当社としては、ここまで万全の体制で臨んでいた」と言うような準備が必要ならしい。興味深かったのは、データのセキュリティに関して、この分野でトップと言われるソフト会社のデモである。社員に対して「データの持ち出しは困難だよ」と思わせるようなシステムだった。データ取り扱いを日頃から啓蒙することにより情報の漏洩を予防するところにネライがある。データを持ち出させないためのツールとＷｅｂの監視ツールであった。データの持ち出し制限については、見ることができないと業務に支障がでるので閲覧制限ではなく、コピー（別名保存を含む）やメール添付の制限がかかる。Ｗｅｂ監視は、サイト閲覧先が分かるのは当然だが、キータイプ量やマウス移動量を測定する。折れ線グラフにすると分かりやすく、キータイプが落ちてマウスの移動量が多いと素人でも「ああネットしてるんだなあ」などと予測がつくことである。いやらしいのは、この企業が提示しているデータで「従業員のＰＣ私的利用」について言及しているところである。週に３日、勤務中に関係のないサイトを見ている社員が６０％いる、というくだりである。まあ「いそうだな」と思うが「私的」という定義や何が分子で何が分母かもよく分からないのである。だが、数字だけ見れば「異常に多い」という印象を持った。参加者は、情報部門や法務部門の担当者よりも経営幹部が多い。さっきまで寝ていた人も、興味津々である。（笑）数字の内容はともかく、この自分の楽天広場のアクセスログを見ていてもＰＣの私的利用の件はうなづけなくもない。ボクのサイトは大して人気があるワケでもないが「～co.jp」のドメインはよく見かける。ドメイン名も名前の通った企業である。１２時とかの昼休みっぽいのもあるが、一方でフツーの勤務時間帯もある。午前１時と言うのもあった。（笑）仕事の時間か休み時間かは分からないが、私的利用なんだろうなと思う。もっとも、楽天というサイトの性格から、出店者のリサーチかもしれないが……。変わりモノの訪問者で面白いのが「***.inktomisearch.com」である。楽天広場に参加している人なら、誰でも１回は見たことがあるのではないだろうか。ボクのサイトには、ほとんど毎日、朝と深夜の２回来てくれる。律儀な常連客である。（笑）アクセスログのドメインなど普通は流してしまう。だが「search」などとつくドメインだと、気になってしまう。有名なところでは「google」のロボットだが、こちらは見たことがない。「inktomi」も「インク」だが「インコ」だかよく分からない。（笑）いろいろと見てみると、どうも「米Yahoo」傘下のサーチエンジンの会社らしい。「へぇ」ものである。（笑）さすがにブログだけあって、検索エンジンにひっかかりやすいと言うワケである。でも、どして「google」じゃなくて「Yahoo」なんだろ。（２月６日　１３：５５修正）この日記は、２月４日のスペースに、２月６日に書き込みました。水無月悠里の「元気まぐ」はこちら

  2005/02/04

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  google adsenseとケンコーコムにチャレンジする

  元旦に立ち上げた別サイト元気まぐも１ヶ月を迎えた。起業家や芸能人、書籍や雑誌から「元気の素」を探る企画である。全部でまだ３０ページほどしかないが、１日１ページ作成を目標にがんばっている。もともと遅筆である。この日記も全体的に文字数は相当多いが、その分かなり時間をかけて書いている。しかも、書き直しや修正が多い。日記リンクしてくれている皆さんには更新のお知らせがかなり届くことになり、迷惑をかけているに違いないと思う。ページ自体は、こちらもあちらも丁寧に作っているつもりだが、初心者にも優しいこのブログと違いすべてが始めて１月２７日「楽天アフィリエイトに新刊の本がないのは……残念っ」である。ホームページビルダーを使っていても「こう作りたいのにっ」と言うのができないのだ。うんうんと唸りながら、ようやく体裁が整ってきたところなのだ。起業家や芸能人が実践している健康法などをアフィリエイトを使って紹介したいのだが、さすがに工事中だらけのサイトではＥＣ側も承認してくれない。そこで、この日記をさぼりながらも何とか頑張ってきたのだ。サーチエンジンはいくつか登録したが「google」はなかなかやってこない。「Yahoo」傘下のインコトミサーチ（笑）は、こちらは丹念に来てくれるが、あちらはさっぱりなのだ。ただ、アクセスログを見ていると、なぜだか「Yahoo」の検索でポツリポツリと来ているのだ。検索キーワードを調べてみると、芸人の「長井秀和」さんや、俳優の「永井大」さんである。確かに、ボクのページで取り上げたのだが、来てくれたのが不思議である。この楽天と違って、孤立（無名の）したサイトでは集客も難しい。もっとも、まだあちらの状態では、一時的な集客をしても無意味である。サイトとしての魅力が不十分だからである。今はサイトのコンテンツ作りに力を入れなければならないのだ。そんな中で少し嬉しいことがあった。「google adsense」と「ケンコーコム」から承認をもらったのである。「google adsense」はともかく、「ケンコーコム」はＥＣサイトである「LinkShare」に加盟している。「ケンコーコム」の商品を使ったアフィリエイトをやるには、まず「LinkShare」の承認を得た上であらためて「ケンコーコム」に対して提携申請を行わなければならなかったのである。サイトを立ち上げたばかりのボクとしては、まず「LinkShare」の申請をパスしなければならなず、敷居が高すぎた。そんなこともあり「ケンコーコム」の商品を扱うのもしばらく先になると思っていたのだ。朗報だったが、同時に困惑もしている。これまでは、メインのコンテンツをとりあえず充実させることに全力を挙げてきたのだが、こんどは面白い商品を発掘したり、タグを貼ったりする作業が出てきた。少し先の目標が、身近になって忙しくなってきたのだ。本業であるサラリーマン、そして楽天広場の日記、そして「元気まぐ」といよいよ時間が足りなくなってきた。こんな充実した時間を過ごしながら、お金を稼ぐというスタイルをライフワークとして続けることができたら、言うことはないだろう。多くのアフィリエイター達が通って行った登竜門にようやく立つことができた。いよいよ、これからである。この日記は、１月３０日のスペースに、２月６日に書き込みました。水無月悠里の「元気まぐ」はこちら

  2005/01/30

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  元気の源はどこにある（修正版）

  型にはまらない人間がいる。少し前まではアウトローと呼ばれたタイプである。組織の秩序を乱すのは、まさにルール（法）を逸脱していると言えるが、自分の信念を貫くこととアウトローは違う。自分がやりたいことと、組織が向かう方向が違えばルールにも添えなくなることもある。自分の夢を実現しようとする行為がルールを破ることになれば、組織にいることは難しい。今は、そういった信念をもって夢に向かって歩く人間が成功する時代なのである。正確に言えば、今の時代だからではなく昔からそうだったのだ。だが、自分の組織から飛び出す勇気がある人間はそういなかったし、組織にいることで「安定」を得ていたといえる。景気の低迷は底を打ったと言うが、その実感はない。企業は生き残りをかけて競争力をつけるため財務体質を強くしようとやっきである。平均的なサラリーマンは賃金アップも望めず、いつリストラの対象になるのか先の見通しがつかなければ、身の振り方を考えようと言うものである。自分のサイトを運営するのも同じことが言える。あたり前のことであるが「自前のサイトを持つ」と言うことは、全て自分で行うと言うことだ。もちろん、発言や表現の自由が与えられる一方で責任もついて回るのだ。自由と言っても、サーバーやフリーでスペースを借りるとなれば、規約（ルール）はついて回ると言うことである。それが、嫌であれば完全に自前で作らなければ仕方ない。既製品の建売住宅が嫌ならば、高い金を払っても注文建築にしなければならないのだ。要は、どこで妥協するか、と言うことである。これまで、自分でホームページを持つことに全く関心がなかった。パソコンや車でも機械（マシン）に触ることに抵抗はない。元来、新し物好きである。ただ「自分のサイトを持つ」という目的がハッキリしなかったし、何よりも継続して更新すると言う作業が飽きっぽいボクには、難しいように思えたのだ。去年、ボクを開眼（かいげん）させるような本と出合った。もともと、書いたり読んだりするのは好きな方なのだが、そんなことからめっきり遠ざかっていたのである。久しぶりに寄った書店で目に止まったのがグローバルメディアオンライン社長の熊谷正寿さんが書かれた「一冊の手帳で夢は必ずかなう なりたい自分になるシンプルな方法( 著者： 熊谷正寿 | 出版社： ...」である。ＧＭＯと言えば、9199.jpやお名前．ｃｏｍでおなじみのＩＴ企業である。熊谷さんのことは、ボクの師匠として（勝手に思っているだけです）この日記でも過去に何回か（９月２４日「神様に感謝っ、ついでに小悪魔にも感謝。夢がひとつ叶った！」）取り上げている。最初に出会ったのは記憶がさだかではないが５～６年ほど前のことだったと思う。もっとも、出会ったと言っても新聞記事で知っただけなのだが。（笑）日経新聞で当時「インターＱ」の社長として紹介されていた熊谷さんは３７才位であったはずである。この記事で書かれていたのが「社長になる方法」というような内容だった。日経は史上最年少（３５才）で上場させた成功の秘訣を取材していたが、これに対して熊谷さんは夢を実現するための方法として手帳の活用を紹介していたのだ。新聞記事はしばらく切り抜いてデスクマットに挟んでいたものの、あいにく大掃除の時に誤って捨ててしまったのである。今から思えば、バチあたりな事であるが「インターＱ」というブランドはボクの頭にずっと住みついていたのである。そうして、去年の春にようやく邂逅したのが「一冊の手帳で夢は必ずかなう なりたい自分になるシンプルな方法( 著者： 熊谷正寿 | 出版社： ...」だったのだ。ボクは出版業界に詳しいほうではないが、２万部売れれば御の字と言われる業界でこの本は１０万部以上を売っているのである。ボクがこの本を手に取ったのは偶然であるが、最初の立ち読み段階では新聞記事のパクリであると思ったのだ。日経新聞で取材を受けた「インターＱ」の社長とこの本の著者である熊谷さんが同一人物とは思わなかったからである。新聞記事をなくしてしまい「インターＱ」と言うブランドは覚えていたのだが、肝心の熊谷さんの名前を忘れてしまっていた。おまけに略歴でも「インターＱ」というブランドが出てこないので、全くの別人と思っていたのである。新聞記事の熊谷さんと結びついたのは、本の中盤まで読み進んだところである。（笑）新聞記事に書かれていた夢を実現する方法が、ずっと頭の中にあったものの、うまく実践できずもがいていたときにめぐり合ったのがこの本であった。運命というか啓示のようなものを感じたものである。それからである。インターネットを利用した起業に興味を持ったのは。とりあえず、自分のサイトを作ろうと考えたが、ノウハウが全くない。（笑）いきなりホームページビルダーを買う気にもなれなかったので、お手軽系でまずは感覚を掴んでみようと始めたのが、この楽天だったのである。フリーページがほとんどなく日記中心であるが、この楽天の仕組みは秀逸である。ドメインの取得はＩＤを取得するような感覚だし、サーバーを借りる手続きも不要である。書いたページをアップするＦＴＰソフトも必要ない。デザインセンスがなくても、それなりの体裁は整えられるのだ。何よりも客寄せの仕組みというか、サイト間の横のつながりは考え抜かれている。テーマの投稿や訪問者のニックネームが残るアクセスログがコミュニケーションを取りやすくしていると言える。このあたりは、他のライバルブログよりも使い勝手が良いのである。欠点としては、商用利用が楽天以外はできないことやタグに制限が多いことである。またサーバーメンテナンス時やリニューアル後のアクセスに制限がかかることも多い。そこで、ようやく本格的に立ち上げたのが別サイトの「元気まぐ」である。このサイトは「元気になること、なれること」を何でも紹介するサイトとして企画したものである。いずれはアフィリエイトプログラムにも取り組みたいと思っているが、現在はページの更新に全力を傾けており、こちらの楽天日記の方はサボリ気味になっている。（笑）「元気まぐ」は「元気な雑誌（ｍａｇａｚｉｎｅ）」または「大量（ｍａｇｎｕｍ）の元気」という願いからつけた。ボクは自分自身のことを「強い人間」と考えていたが、実はそうではなかった。ここ２年ほど仕事で、体も心も限界を感じていたのである。嫌な上司のパワーハラスメントがあった訳ではない。ただ、大きな仕組みを導入するという過程で、中心となって作業を進めたり経営トップと現場のすり合わせや調整、課題解決に疲れてしまったのだ。家族や頼れるスタッフがいたために、何とか仕事はうまくいったが「元気」と言う２文字を意識した２年と言えた。「元気」になるための本やＣＤ、Ｗｅｂサイトに飢えて漁ったが、自分に合うものはなかなか見つけられなかった。そこで「ないものなら作ってしまえ」と考えたのが「元気まぐ」なのである。困ったのは、テーマは決まったが「元気」の定義がハッキリしなかったことである。唯一ビジュアル的なものでは、コピーライターの糸井重里さんが運営している「ほぼ日刊イトイ新聞」のダーリンコラム「＜元気というもののイメージ＞」に糸井さん流の「元気」が定義されていることくらいである。自分でも本当の「元気」なるものがあまりよく分からずにサイトを運営しているところが、悲しくもあり、だからこそ「研究していくのだ」と言う気構えでいる。「ドメインて何？」から始まり「何でサーバーが要るんだ」と模索し「ネームサーバーって何だ～」と頭を抱えた半年であった。楽天やフリーのホームページサービスで予備知識を持っていたのが正解だったようだ。そんなこんなで、今年の１月１日に立ち上げた「元気まぐ」だが、今２０数個の元気ビタミンを更新中である。この日記は、１月２８日のスペースに、１月３０日に書き込みました。（１月３０日　１０：３０修正）水無月悠里の「元気まぐ」はこちら

  2005/01/28

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  楽天アフィリエイトに新刊の本がないのは……残念っ（修正版）

  こちらではない。あっち側（「元気まぐ」）のサイトを何とかしなければならないと本屋を覗いた。本屋を覗くのは２週間ぶりである。人にもよるのだろうがボクの場合、本屋に入ると手ぶらで出てこれない性質である。依存症と言うのとは違うのだろうが、何か関心を持つと徹底的に知識を吸収したくなるのだ。志向の幅は狭いので、ある意味オタクである。（笑）そんな性癖もあり、本代もバカにならない。で、なるべく本屋へ足を向けないようにしていたのである。自分で一からサイトを立てようとすると何しろ、全て自前で用意しなければならない。この楽天広場やライブドアなど無料で始められるサービスは、基本的に全て用意されているし説明も丁寧である。手順通りにやれば誰でもサイト（ブログ）の管理人になれるのだ。だが、ブログではなく無料のＨＰスペースとなると、自分でやるとすればツールや知識はすべて自分でまかなうしかないのである。サイトを公開するまでのイメージは何となく掴めるのだが、ちょっとした表現が言葉にひっかかって頭を抱えてしまうことも少なくない。ツールにしても例えばＦＴＰの無料ソフトはフリーで配布されているが、ヘタをすると解凍するために解凍ソフトが必要だったりする。楽天とかライブドアなどは、本当に至れりつくせりなのである。で、ボクがそんな面倒を感じながらもサイトを作ろうと思ったのにはわけがあるのだ。楽天広場はサイトの運営者とコミュニケーションが取りやすいし、ボクを含めた初心者にも丁寧な作りになっている。これならトラブルことは、まずない。ライブドアの方もブログは楽天と同様簡単である。楽天よりもタグの制限がなく自由度もあるが、横つながりの工夫は楽天に及ばない。まあ、他のブログサービスも良し悪しはある。使い勝手やデザインで好みが分かれると言うことである。ボクが自分のサイトを持ちたいと思ったのは、制限がない自由なスペースが欲しかったからである。この楽天は、ボク的にはかなり使いやすく日記の更新もラクチンである。が、いかんせん制限が多い。タグの自由度が少ないし、解析ツールもまともに置けないくらいである。サーバーメンテナンスも急である。復旧に時間がかかることも多い。ツールのリニューアル時は混み合って繋がらない。などの不満もあるのだ。将来的にはサイトを使った商売をやりたい、となるともうここの規約に抵触してしまう。使いやすさと引き換えに自由度の制限を受けていると言えなくもない。となれば、割り切りである。日記として使うのは楽天にして、他にやりたいことは別に自分で作れば良いのである。楽天のユーザー数の多さと使い勝手の良さは離しがたいのである。で、あちら（「元気まぐ」）にサイトを立てたのは良いが、これを飾るのがなかなか難しいのだ。楽天は、多少はおしきせの感があるがテンプレートの種類が多いので、始めてのサイト立ち上げでもそれなりにサマになる。が、一から作るとなると、ボクの楽天サイトと同じものを作ろうとしても技術が必要なのだ。自分でサイトを立てると、この楽天（他社のブログのシステムを含めて）がいかにラクチンか分かるのだ。痛感するのは、リンクである。この楽天日記では、書いた日記をカテゴリに分類できるし、ほぼ自動である。書いた日記とこれから書く日記のリンクもラクだし、日記一覧も分かりやすい。このブログ機能と同じこと、特にカテゴリ機能などを自分のサイトでやろうとすると、ひとつひとつ自分でリンクを張らなければならない。日記一覧みたいなものはないので、それも自分で作るのだ。ホームページビルダーにはサイトマップを作成する機能がある。これを使えば、ある程度ラクに作れるが、頻繁に更新するサイトであれば、サイトマップも都度、作り変える必要があるのだ。要は使い分けである。ブログは楽天などの無料サービスを使い、その他、特に画像を多く使うページを立ち上げるのなら、別にサイトを作れば割と快適である。さて、別サイトを立ち上げたのは良いが、ボクにはデザインセンスが全く、ない。ホームページビルダーを使えばサマになるだろう、と思ったが甘かった。「こんなページを作りたいなあ」と言うのはあるものの「どうやって、作るの」ってな感じである。仕方ないので、よそ様のサイトをダウンロードして、タグの使い方やテーブルの使い方をタグを見て分析するのである。テーブルタグが分かっても使い方（表現の）のコツが分からないので、飲み込みに異常に時間がかかるのだ。巷の本も漁るだけ漁った。使い方を薄っぺらく解説した本はある。だがホームページビルダーを使った、レイアウト集の解説本みたいなものがないのだ。「テーブルを使った表現のいろいろ」とか「ＣＳＳの見本集」のような解説があれば、そのパーツパーツを応用して表現していくことが可能なのだが、それがないのである。鯉の口パクと呼ばれたくはない。上を向いて「分からーん」と口を開けても誰も教えてくれるハズはない。で、本屋漁りが始まるのだ。買ったのは「即実践！ブログ徹底カスタマイズ術」と「できるホームページスタイルシート入門」である。因みに、楽天アフィリエイトの本は、新刊はまず扱っていない。このリンクはアフィリエイトではない楽天ブックスへのリンクである。個人的には、こういう差別がなければ、もっと楽天は使いやすくなるのに、と思う。ブログの方は、前から「ＭｏｖａｂｌｅＴｙｐｅ」に関心があり書籍を探していたのだが古いものしかない。パラパラと眺めた限りでは、小難しいことが書いてあるが、よーく読めば何とかなりそうなくらい丁寧な解説である。２，４８０円という値段はイタダケないが、３００ページ弱という内容は手引書としては安心感がある。これ一冊読めば、大抵の機能は知ることが（使うかは別として）できるだろう。一方のスタイルシートの方は、ホームページビルダーにも機能はある。だが、ＣＳＳについて全くの知識がないのでホームページビルダーがあっても、使い方が分からないのだ。因みにホームページ・ビルダーVersion 8パーフェクトマスター Version 8／7／6．5完全対応 ( 著者： ...は手元にある。スタイルシートについては全８３０ページ中に３０ページほど割いており、比較的丁寧に説明されている。まあ、ボクのようなトンチンカンは、できるシリーズでチョコチョコ勉強していく方が良いのだろう。なかなか楽しい毎日である。さて、次は楽天日記のようなユーザビリティの良いサイトにするにはどうしたら良いか。今度は、そっち系の本か。また、金がかかるなあ。この日記は、１月２７日のスペースに、１月３０日に書き込みました。（１月３０日　１７：００修正）水無月悠里の「元気まぐ」はこちら

  2005/01/27

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  脚線美のゆらめき（改）

  匂い立つようなラインである。などと書けばヘンタイに思われかねない。刀匠「杉田善昭」さんが鍛える「ずぶ焼き」の技法で作った日本刀のことである。脚線美に例えたのは、刀の峰のラインであり、ゆらめきとは波紋のことである。ボクは日本刀に詳しいワケではない。だが、刀自体に惹かれるものがあり、子供の頃は時代劇や「怪傑ライオン丸」などをよく見たものである。プラスティック製の刀のおもちゃを買ってもらっては、電柱や木を両断しようと切りつけるので、あっと言う間に折ってしまうことがしばしばであった。祖母に刀をねだると、プラスティック刀ではなく鉄でできた「模造刀」が送られてきて、ビックリすると同時に歓喜したものである。刀の波紋は、鍛えた刀身に土粘土を貼り付け、そして焼くことにより浮かびあがると言う。焼刃土（やきばづち）という粘土の厚みによって、焼きムラができたのが波紋なのだ。杉田さんの技法は、この焼刃土をまったく使わないところにある。鍛えた刀をそのまま焼き「ふね」と呼ばれる冷却用の水槽に、真っ赤になった刀をズブッと入れるのだと言う。「ずぶ焼き」と言う技法はここから来ている。波紋は自然の妙が描くものである。同じものは二つと作れない。杉田さんの刀は波紋というよりは、煙のような紋様である。焼入れの温度と「ふね」に入れる刀身の角度でまったく紋様が異なると言う。その紋様を描くために通常は２０センチ程度の深さの「ふね」を４５センチにして設計したほどである。職人気質と言う。職人と言えば「がんこ」なイメージがあるが、本来、職人はそうではない。己の信念を貫いている姿勢は「がんこ」であるが、自分が探求するモノに対しては貪欲なほどの研究と変化を求めている。考えてみれば、職人は徒手空拳で己の夢を実現（獲得）したスターと言える。世の中で一番「がんこ」なのは、実は自分の仕事のスタイルを見直そうとしない、ぶら下がりのサラリーマンなのである。彼らは、昨日と同じ方法で今日の仕事をする。「今までと同じようにやりました」「去年と同じようにデータを作りました」そんなものである。そこにあるのは「信念」ではない。仕事の進め方を知らないのか、怠惰なだけである。「鯉の口パク」と言う。黙っていても、サラリーは入るのだ。生産性がなくても生活には困らない。職人のように「認められてナンボ」の世界ではないのだ。オンリーワンという、その分野でのスペシャリストを求められるのはサラリーマンなのだ。だが、その多くはオンリーワンになれずにいる。なぜか。基本的に「仕事」は生活の糧であり「道楽」ではないからだ。「仕事」はそうそう好きになれるものではない。だが、好きにならなければ、探究心は生まれないのだ。成功者の多くは楽しんで仕事をしているのだ。だから、ひらめきが生まれ、ひらめきで終わらせず形にできるのである。ボクも楽しめるビジネススタイルを模索中であり、もがいている。信念を持って事に臨めば、必ず成功する。１月１６日　１５：４０修正この日記は、１月１３日のスペースに、１月１６日に書き込みました。水無月悠里の「元気まぐ」はこちら

  2005/01/13

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  美しくあるために

  外見ではない。中身が大切なのだと言う。外見ではないと言うものの、実は風貌がすべてを語るのである。言ってみれば、つけ焼き刃の外見では、すぐにボロが出ると言うことである。中身と外見は同じか、中身以上に外見は重視される。上半身をほとんど水中に沈め美を競うシンクロナイズドスイミング。この得点の基準に「外見」はないと言う。だが、美を追求する競技だからこそ「第一印象を大切」にすると言うのである。そして、選手たちは素のままで自然に「きれい」になるよう日常生活の所作や服装にこだわるように訓練されているのだ。だらしない服装は当然ダメである。ルーズソックスは、履くかどうかは別として論外だと言う。プールから上がり濡れた髪を結ばずに人前に出るのすら厳禁なのだ。要は「見せ方（外見）」について、完璧な美を求められるのだ。徹底力と言う。「９７％の努力ではダメだ」と断言するのは、この楽天の三木谷浩史社長の言葉である。先週、たまたまテレビのインタビューに答えている三木谷さんを見たが１月７日「三木谷流の極意に迫る。（テレビインタビューを見て）」、この「徹底力」にこだわりを持っていた。完璧なまでの徹底力が必要なのだと言う。完璧でなければ、中途半端と言うことなのだろう。完璧主義とは、決して褒め言葉ではないとボクは考えている。「完璧」はありえない。完璧を求め細事にこだわるあまり、大切な部分がなおざりになってしまう愚かさを「完璧主義」と揶揄すると思うのだ。だが、三木谷さんが言うところの「完璧」とボクが言う「完璧主義」は違う。三木谷さんが言う「完璧」は細事にこだわることではない。努力する姿勢の事を言っているのだ。その証拠に三木谷さんはこうも言う。「一歩引いて俯瞰する」と。これは、全体を見わたす視点がなければ大切な部分を見落とす、と言うことを指している。冒頭のシンクロナイズドスイミングの取り組み姿勢も、然りである。徹底したこだわりであり、そのための努力を惜しまないことなのである。徹底できないのでは、中途半端に終わる。意味がないのである。「やるからには、徹底的に」である。今や大女優の高島礼子さんは、昔「暴れん坊将軍」でお庭番の忍の役で出ていたことがある。東京と撮影所がある京都までは新幹線を使う。普通車に乗っていた高島さんは松平健さんに言われたという。「夢を売る仕事をしているのだからグリーン車に乗りなさい」と。当時のギャラは少なかったそうである。グリーン車に乗る余裕は正直なかったそうである。だが、あえてグリーン車で「通勤」したと言う。交通費は事務所から出るのだろうが、グリーン代までは出ない。ほとんどギャラがなくなりそうになったと言う。「女優で成功する」と言う信念がなければ、グリーン車に乗ることはできなかっただろう。当たり前の話だが、グリーン車に乗るようになったから大女優になったのではない。「徹底力」意識の問題である。強い信念は、己の運命をも切り拓くのである。ボクも負けはしない。この日記は、１月１２日のスペースに、１月１６日に書き込みました。水無月悠里の「元気まぐ」はこちら

  2005/01/12

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  夢のかたち、心のかたち、礼儀のかたち

  「礼儀はカタチから入り心へ通じる」と言う。ボクがビジネスの師と勝手に仰ぐグローバルメディアオンライン（株）の会長兼社長の熊谷 正寿さん（９月２４日「神様に感謝っ、ついでに小悪魔にも感謝。夢がひとつ叶った！」）の言葉である。熊谷さんの著書「」に書かれている言葉である。この本は、すでに１０回は読み直し、赤線も数多く引いているほどなのだ。この中で触れられている内容が印象深い。熊谷さんは、日頃から仕事術を云々考える前に、礼儀作法を覚えることが重要と考えているのだ。そうして、実際、熊谷さんは社員の皆さんに冒頭の言葉を言っているのである。合言葉は、「大きな声で挨拶しよう。元気が出てくる」「笑顔を作ろう。心が楽しくなる」「人に礼儀を尽くそう。尊敬の念がわいてくる」熊谷さんは、夢は必ずかなえることができると考えている。熊谷さん自身、一冊の手帳と信念と努力で、大望を果たしている。そうしてあらたな目標に向かって、着実に前進しているのだ。ボク自身、熊谷さんの本を読んで大いに感銘を受けたものである。冒頭の表現は「カタチ」となっているが、合言葉の方は具体的な実践となっている。紙に書いたり言葉にしたモノには魂が宿るのである。手を動かし、口にすることで脳にすりこまれ意識付けされると言って良い。逆に、紙に欠けず口にも出せない信念や夢では、持ちようがない。ここで言えることは、信念や夢は「いつ持つのか」ではなく、「いつやるのか」と言うことなのだ。「今は忙しいから」「考える余裕がなくて」「考えているのだけれど、ハッキリまとまらなくて」「この案件が終わったら、ゆっくりやる」こんなことでは、いつまでたってもゴール（夢）は実現しない。今の忙しい案件が落ち着いた頃は次の忙しい仕事が待っているのである。今、他に気を奪われていることは、それが一段落したらまた次に気を奪われるものが出てくるのだ。結局、いつになっても自分にとって大切なことには一生手をつけられないと考えて良いのである。だから熊谷さんは、１０年から１５年単位でスケジュールを組むことを提案しているのだ。何かを成し遂げるには、能力的に今できることもあれば、できないこともある。そして、それをやるにはどんな課題をクリアしなければならないのか、把握しなければならないのである。所詮、頭に浮かんだひとつの課題は、もう一つ課題が生まれると忘れてしまう。だから、手帳が必要なのだ。そして手帳に書き込んだ案件を処理していくのに、気持ちが挫けそうになるときもあるだろう。そんな時は、合言葉を口にするのだ。紙に書いて、口に出す。たった、これだけのことでスッキリするのである。いつ、やるかではない。やるのか、やらないのか。である。やると決めたら、徹底的にやる。これは、熊谷さんだけが言っていることではない。この楽天の三木谷さんも同じこと１月７日「三木谷流の極意に迫る。（テレビインタビューを見て）」を言っているのだ。よしっ、自分への戒めはこれで終わりっ。さて、楽天の三木谷社長がこれから「オシャレ関係」でテレビに出るのだ。それを見なくては。因みに、熊谷さんはこんなツールも用意してくれています。この日記は、１月１１日のスペースに、１月１６日に書き込みました。水無月悠里の「元気まぐ」はこちら

  2005/01/11

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  三木谷流の極意に迫る。（テレビインタビューを見て）

  楽天の三木谷さんのインタビューをテレビで見た。ボク自身、この楽天さんには昨年の６月からお世話になっているが、インタビューをじっくり見たのは始めてである。何しろ、時の人である。「楽天イーグルス」のときは「後出しジャンケンで勝った男」と揶揄されたほどである。この楽天でお世話になっていて、こんな言い方も何だが、テレビでチラチラ見ていた感じでは爽やかな印象はない。むしろ、チラ見では無精ひげも人相の悪さに一役買っていそうな雰囲気であった。だが今回、テレビのインタビューを見る限り、感じの悪い印象は全く受けなかった。写真も画（絵）も動きがないとキャラクターの正確なイメージは伝わってこないものである。最近、分かってきたが、成功者たちに共通するキーワードがある。成功者たちのキーワードについては、１月１日に立ち上げたばかりのボクの別サイト「元気まぐ」の「元気研究会」で少しずつ取り上げているが、その中のひとつに「スケジュール」管理がある。「スケジュール」管理と言うと日や週間単位の行動予定を連想しがちだが、長期的なスパンで１０年～１５年単位。中期的で１年～５年。短期的なもので１週間～１ヶ月単位のスケジュールのことである。「スケジュール」というよりは、むしろ「プラン」と言う表現に近い。スケジュール管理は特別な手法ではない。ちょっとしたプロジェクトならば、スケジュール管理は必須である。チームやメンバーの作業の進捗状況を掴むために線表を作るのである。何が終わっていて、何が終わっていないのか。納期に間に合わせるために線表で進捗管理しながら、問題部分に対して手を打つのである。組織やチームでは当たり前の手法だが、個人の私生活部分に入ると、ほとんどの人がプランを立てず、行き当たりばったりの出たとこ勝負が多い。もちろん、ボクも例に漏れない無計画人間である。（笑）三木谷さんに限らず、成功者の多くは自己のスケジュール管理を徹底している。このスケジュール管理の徹底ぶりは、夢を叶えたいとう強烈なまでの願望から来ているのも共通要素である。「夢」と言う表現がロマンチストで現実的に聞こえなければ、「こうありたい」「こうなりたい」と言うビジョンと言って良い。自分のライフワークとして、自分自身がどう取り組むのか、という将来像が他の人よりもハッキリしているのだ。インタビュアーの質問によれば、三木谷ビジネスの極意は「基本は儲かること」と言う。興味深いのは「儲ける」ではなく「儲かる」と言ったことである。テレビのスピーカーを通してのことなので聞き違いかもしれないが、ボクにはそう聞こえた。「儲ける」と「儲かる」この違いは大きい。ビジネスの基本は利益を出すことである。その意味で「儲ける」と言う表現は正しい。だが、根本的な発想としては、そうではない。「○□で儲けるにはどうすべきか」と「儲かる△☆を始めるには何をすべきか」では、事業の進め方が異なってくる。この違いはインターネットビジネスで言うところの「何を売るか」ではなく「誰に売るか」と言う発想に似ている。要は三木谷さんは「儲かることをすれば勝ち組になれる」と身をもって証明しているのだ。だから三木谷さんは言う「ゴールから逆引きで考える」と。諸先輩からは、球団を運営していくには、時には４０億～５０億の赤字を覚悟するようなことも言われたという。だが、三木谷さんはそうは考えなかった。「従来の手法で運営すればそうかもしれない」と。「だが、我々のやり方では、そうはならない。赤字はマズイが、出てもＭＡＸで１０億であろう」そう考えたと言う。つまりビジネス的には「儲かる」と言っているのである。ただ、このあたりは微妙である。番組では言及しなかったが「儲かる球団」なのか、球団ビジネスが結果的に楽天グループに貢献して「儲かる」ことになるのかは分からない。もちろんビジネスとして取り組むのだから球団として黒字を達成する計画であろう。球団も黒字で楽天も黒字ならば、全く問題はない。「優」である。一方球団が赤字でもグループ全体で黒字になれば、これも条件付で「良」といえる。そうするために今後、行っていくことが……１）チームを強くする。２）財務を健全にする。３）球界を変える。ことなのだと言う。三木谷さんは「目標を達成するのが好き」なのだそうである。目標を達成するためには「あるべき姿」を描き、「あるべき姿」と「現状の姿」のギャップを埋めて行かねばならない。そのギャップを埋めるための課題やそのための作業をスケジュールに落とし込むのである。「いつまでに」「何を」の世界だ。トップがこの将来像を明確に描き、組織の末端まで浸透させることができれば、組織は全員一致で向いている方向が一緒になる。いわゆる「ベクトルの一致」である。向かうべき方向が一緒で、構成員が自分の役割を認識して能動的に考え行動すれば、目標達成は早い。つまることろ、元気な組織はこんなことがキチンとできているのである。ついでに三木谷さんが言っていたことで興味深いものを挙げておこうと思う。１）前進２）徹底力３）考えるこのあたりのことは自分でもまだ十分に整理できていないので、後日、「元気まぐ」にアップする予定である。この日の教訓……。単なるテレビ番組と流して見れば、ここまでのことはボクには分からなかっただろう。だが、ボクが師事する熊谷先生（９月２４日「神様に感謝っ、ついでに小悪魔にも感謝。夢がひとつ叶った！」）の教え通り手帳を使いながらメモを取ると、こんなに振り返り、分析できるのである。この日記は、１月７日のスペースに、１月１０日に書き込みました。１月１０日１２：１０修正

  2005/01/07

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  元気印の「吉行あぐり」に学ぶ

  我が家では「あぐり」の再放送が旬である。「あぐり」とは１９９７年４月にＮＨＫ朝の連続ドラマとして放送された、作家「吉行淳之介」の母親「吉行安久利」の生涯を描いたドラマである。。旬と言うのにはワケがある。家内がジャニーズの某（なにがし）の大ファンで、数年前（放送当時）のカレが演じる「淳之介」が見られるというので再放送が始まった当初から見ているのだ。「あぐり」役には「冬のソナタ」で「チェ・ジウ」の声をあてた「田中美里」が演じている。主人公は当然「あぐり」である。その子供である淳之介の出番は、まだない。番組では、ようやく小学校に上がろうかと言う年齢で、某が出る以前に別の子役がチョイ役として出てくるだけである。しかも、この某の出番は２週間ほどしかないのである。それでも、見るのだ。（笑）見ていないと、話が分からないのだそうである。そりゃ、そうであるが、そこまで見るのがスゴイ。家内が見ると、子供たちも見る。小悪魔である長女の「堅実」や真ん中の「忍耐」、末っ子の「奔放」（ほっと一息、水無月家の阿呆な家族たち）などもボクよりはずっと某に詳しい。おちおちしていると、家族の会話にもついていけないのだ。会社で「流行りもの」についていけないのであれば、ある程度は見過ごせる。「そんなモノに興味ねえよ」とでもウソ吹いていれば良いのである。だが、家族の中で話についていけないのは、見過ごせない。寂しいからである。（笑）話に乗って会話に入るとか入らない以前の問題で、話していることが分からないのは最悪である。などと、つまらないことを考えながらも一緒に見ていると少しは収穫があるものだ。あぐりの母親役を演じている松原智恵子さんのセリフが印象的であった。確か８１話だったと思う。人の間違いや、生き方に関してあぐりの妹を諭すシーンだった。メモは取ったが完全に記述できているワケではないし、セリフは口語調であるためにボクなりの文体になっている。「大切なことは転んだとき、どうするか。足もとばかりを見ていたら、先を見あやまる」と言うものである。吉行あぐりさんの母親がそのものズバリのセリフを言ったのかどうかは定かではない。だが、今のボクにはその言葉だけで十分であった。ボクは「将来、家族一緒に起業（ビジネス）」を夢として持っている。そのためにビジネスモデルをいろいろと模索しているが、その手段としてインターネットに注目している。楽天では、起業と自己の振り返りの日記として、この「勇気１００％」を運営している。一方で、今年の１月１日に立ち上げた「元気まぐ」では「元気になること、なれること」を何でも取り上げている。このサイトでは「元気研究会」なるものを発足させていて、有名人の言葉に見る「元気のみなもと」を紹介しているのだ。いろいろ調べていて思うのは、成功する人には共通するキーワードが出てくるということである。ボクがあぐりの母親の言葉で興味を持ったのは、問題が起きたときの対処方についてではない。セリフの後半部分である「足もとばかりを見ていたら、先を見あやまる」というくだりである。成功者の多くは、今日や明日を「どう過ごそうか」とは決して考えない。昨日よりも、今日。今日よりも明日と自己の「成長」を言う成功者は確かに多いが、これはその日その日の生き方にベストを尽くす、という意味であり、行き当たりばったりではないのである。１０年～１５年の長期的な将来像。そして、その将来像を実現するための１年～５年の中期的な将来像や目標、そして１週間～１ヶ月の短期的な目標や課題を自分で設定しているのだ。この「将来像」と「足もとばかりを見ていたら、先を見あやまる」と言うセリフが見事に重なるのである。今日、明日のことだけを見ていては、自分の進むべき方向を誤ってもその誤りに気付くのが遅れてしまう。気付いたときには修正が困難なこともあるだろう。成功者の多くは「今日やるべきこと」「明日やるべきこと」がもうあらかじめ、１週間前から、あるいは１ヶ月前から既に決められているのである。そうして、毎日、毎時、やるべきことの進捗を確認しているのだ。この進捗をキチンと行い、できていない部分をカバーして行くことで、夢の実現までに１日１日がカウントダウンされて行くのである。ここら辺のことは、また日をあらためて「元気まぐ」にもアップするが、朝の連ドラ侮れぬ、と言うところか。この日記は、１月５日のスペースに、１月１０日に書き込みました。１月１０日　１５：０５修正

  2005/01/05

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  新生銀行×アマゾン＝第一印象悪し？

  最近、ブログやアフィリエイト系の本をよく読んでいる。「将来は家族一緒に起業」と言う夢を持っていて、ビジネスモデルを探っているが、これと言った収穫はない。ただ自分的には、何かを考えたり書いたりすることは苦ではない。デザインセンスはともかく、楽天を綴ったりサイトを立ち上げるのは楽しい。そこで、このサイトは日記専門として別にサイトを立ち上げようと考えたのである。「家族と起業」と一口に言っても、サラリーマンをやっていれば、それなりに制限はつく。会社の規則では「許可のない二重就労は禁止」となっているが、これなどは飾りでしかない。本業の仕事に支障をきたすようであればマズイが、そうでなければ全く問題はない。大っぴらにやらなければ、例えバレても懲戒免職になることはまず、ないのである。考えてみれば、簡単である。親族で有限会社なりとも経営していれる者があれば、名義だけの役員を頼まれることだってあるだろう。身内がラーメン店（別に何でもよいのだが）をやっていれば、休日に手伝うこともあるだろう。はたまた、親の資産を相続してアパート経営することだってあるのだ。二重就労の定義がそもそもあいまいなので、内職を理由にクビになることはないだろうが、サラリーマンである以上、本業の拘束時間という制限はどうにもならない。不況時ではサラリーマンと言う職種ほど、リスクの高い稼業はないと思うが、かと言って安定した収入という点で、これほど恵まれた仕事もないのである。つまりは、週末起業や副業は家族の理解を得るのが一番難しいと言える。サラリーをもらいつつも、小遣い＋αが得られるのであれば、ムシのいい話だが家族には喜ばれると言うものである。で……お決まりのコースでお手軽なのがアフィリエイト収入と言うワケなのだ。いろいろと本を読んでみると、アフィリエイトプログラムは自動販売機のようにラクには行かないらしい。当たり前である。（笑）アフィリエイトの魅力は、在庫を持たず黙っていても「クリック→成果報酬」というところにあるが、メンテナンスに結構な時間が必要だと言う。放っておいても客はクリックしてくれないので、どんな商品が好まれるのか試行錯誤したりリンク切れが起こっていないか、まめなメンテが必要だと言うのだ。頭で考えていて「ダメっぽい」では、お話にならないのでとりあえず試してみることにした。収入が入らないうちに次を考えるのも笑われそうだが、とりあえず新規に口座を作ることにしたのだ。報酬用の口座を会社の給料の口座にすると、入出金の記録が頻繁になるので「儲け」が分かりにくい。従って別口座にする方が税務申告の時にも分かりやすいと考えたのだ。選んだのは新生銀行である。パワーフレックスと言う総合口座を開設したのだが、理由は以下の通り。１）基本的に他行のＡＴＭや郵便局での引き出し手数料がかからない。（現時点）２）ネットバンキングの振込手数料も無料。（１ヶ月５件まで）３）店舗に出向かなくても口座を作れる。と手軽だったので申し込んだのだ。他の銀行でも同様のサービスがあるのかもしれないが、とりあえず現行のサービスで十分だったのでネットで資料請求をしたのである。資料請求をせずに自宅のプリンタで用紙を印刷して発送する方法もあるのだが、他に確認できる資料が何か送られてくるのであれば、その方が良いかな、と考えたのだ。何より急がない。待っていれば良いのである。ネットで資料を請求→必要書類を送付→キャッシュカード受け取りこの流れで丸２週間である。感覚的にちょっと時間がかかったような印象を受けたが、店舗に出向いてボーッと待つよりは良かったと思う。で、さっそく申し込んだアフィリエイトは「アマゾン・アソシエイト」である。結論から言うと、恥ずかしい話だが登録に時間がかかってしまったのだ。新生銀行のカードは特殊なのか、銀行番号が刻印されていない。アマゾンの登録説明は見本のカード画像があり分かりやすいのだが、新生銀行の見本としては不適切だったようである。新生銀行の銀行番号をサイトから探すのに時間がかかったのだ。もう一つは、アマゾン側の登録フォームもちょっと頂けなかった。口座の登録は、「銀行番号」「店番号」「口座番号」の３つである。そもそも登録見本のカードと新生銀行のカードに刻印されている番号が違うものだから、こちらはとしては、口座番号はともかく、他に打刻されている番号を銀行番号欄に入力し（これは後から見せ番号と分かったが）、店番号は空白にしたのだ。すると、当然エラーとなる。数回やってもダメだったので、銀行番号か店番号のどちらかが違うと思い、調べなおして送信ボタンを押したのだが、今度はこれがうまくいかないのである。多分、一度エラー表示されたものは、最初のページから入力し直さなければならなかったのだろう。ちょっと戸惑ってしまった。多分、新生銀行のカードを使わなければ問題なかったかもしれない。アマゾン・アソシエイトのリンクを使って不満だったのは二つである。１）個別商品リンクを使ったときに、テキスト表示になってしまう。本の紹介をしたいのに表紙の絵が出ないのでは、分かりづらい。２）書籍コードを入力しないと、商品リンクができない。本の商品タグを貼りたいのに、書籍コードを調べるテマがかかる。そこへ行くと、楽天のアフィリエイトは手軽で分かりやすい。ただ、本に関しては新刊がアフィリエイトの対象として扱われていないことが多く、今後の改善が望まれるところである。うーん……である。アマゾンはまだ使い始めたばかりだから、よく分かっていないだけかもしれない。もうちょっと研究することにしてみよう。この日記は、１月４日のスペースに、１月１０日に書き込みました。１月１０日　１９：２０修正

  2005/01/04

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• 未来へと続く道

  会社帰りにふらっと、コンビニへ寄った。日曜日に「発掘あるある大辞典２」を見ていたら、肝臓の働きを助ける食べ物の企画をやっていたのだ。「ホタテ」である。生のホタテを毎日、用意して食べるのは難しいので酒のツマミの「貝柱」で代替すると良いらしいのだ。そんな事をふっと思い出して、コンビニへ寄ることにしたのだ。ところが「ない」のである。「あるある」で紹介されると次の日には、視聴者が殺到して品切れになることがあるという。けれども、ボクが寄ったコンビニではそんな気配はない。売り切れで、商品が架かっているはずのハンガーが「カラ」というわけでもないのだ。ツマミのコーナーは、整然と並べられているが「貝柱」は見当たらないのだ。ボクの家は東京の郊外だが決して、都会ではない。むしろ「田舎」っぽい。（笑）だが「買い物天国」（１２月５日「買い物天国」）なのである。帰宅途中のコンビニも多い。が、どの店も「貝柱」は扱っていない。こうなると開き直りである。まっすぐに帰ればいいものを雑誌コーナーで立ち読みである。普段、あまり雑誌を読まないので、こんなときは情報収集して起業ネタの参考にするしかない。実は、こんな時こそボクを呼ぶモノ（１２月２１日「この夢のかたち」）があるのだ。見つけたのは、俳優「永井大」さんのインタビューであった。最近、よくテレビで目にするので自然と脳裏に焼きついていたのだが、内容を読んで驚いた。この人、日曜日の早朝にやっている「戦隊シリーズ」に出ていたのだ。「未来戦隊タイムレンジャー」の「タイムレッド」役である。今は末っ子の「奔放」（ほっと一息、水無月家の阿呆な家族たち）も小学３年生になりサッカークラブに入っているので、土日祭日は家にいないことが多い。つまり朝から親子でテレビを見る習慣もなくなってしまったのだ。「タイムレンジャー」は、恐らく「奔放」が幼稚園の時にオンエアされていたものだろう。ボクは驚いたと同時に、懐かしい気分になった。永井さんのインタビューによれば、３年位前が一番、中途半端で迷いも多かったと言う。体育教師になるつもりで大学に入ったが、「タイムレンジャー」で主役を張り、役者としての道も選択肢としてあがったという。主役をやったが、仕事の依頼がたくさん来たワケではないのだろう。教師と役者。どちらをやりたいのか悩んだと言う。そんな中で、大学の同級生は社会人になっていくのに、永井さんは寂しくて悔しい日々を送っていたと言うのだ。成功者が語る言葉にいくつか共通したものがある。「自己投資」「目標を持つ」と言うものである。どちらも聞きなれた言葉である。だが、内容は奥が深い。永井さんの自己投資は「時間」であった。就職しなかったために時間だけはあったと言う。その間に、大学の先輩のツテを頼って、事業を成功させた人や失敗した人の話を聞いて回ったのだ。「うまくいかないときこそ、何かを吸収できるとき」そんなアドバイスを受けたと言う。そこから、自分の進むべき道を決めたのだ。この決断は、人の話を聞いて自信がついたからできたのである。「目標」を立てるのは、なかなか難しい。ただ目標を立てるのではなく、一般的には１０年～１５年の長期的な目標を描くことが必要とされている。進むべきゴール（夢）を見据えて、そこに近づくために必要な課題をリストアップするのだ。できる、できないは関係ない。夢を叶えるために必要な課題を知ることが重要なのだ。あとは、課題をクリアするために、この先の１年をどう過ごすか。そうして、この先の１ヶ月をどう過ごすか。１週間先は……。明日は……。今日をどう過ごすのか……。そういったことを、長期的な目標から短期的な目標まで細かく区切って達成度を毎日確認するのだ。先の目標は１０年以上あるとは言え、その夢を叶えるための課題をクリアすべき、こまかな目標は１週間とか１ヶ月単位でケツが決まっているのだ。夢を叶えるためのスケジュール帳は日々、やることが決まっていると言える。時間はあるようで、ない。永井さんは、１０年先までの長期的な目標を立てたと言う。ここまで細かなスケジュールを立てたのかどうかは分からない。明確なビジョンを描いて、ひとつひとつ実践していかなければ、とうていここまでＴＶに出ることもなかっただろう。「鯉の口パク」と言う。上を向いて口を開けているだけでは、夢を叶えることはできない。逆に言えば、実行すれば夢は必ず叶えることができるのである。夢を少しでも早く実現するために。そしてゴールまでの道のりを迂回することなく、まっすぐに突き進むために必要なのが、目標設定と言える。ほんの少し勇気をもらった一日だった。

  2004/12/22

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