勇気１００％

[家内のこと] カテゴリの記事

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  そして誰もいなくなる

  帰ってきたら長女の「堅実」（ほっと一息、水無月家の阿呆な家族たち）はいなかった。そう言えば朝、出勤間際に「今日はいないからね」などと家内が言っていたのを思い出した。家内の実家に「お泊り」らしい。で明日から真ん中の「忍耐」と末っ子の「奔放」は、地元のサッカークラブの合宿なのだ。３日間いない。では、家内と濃密な夜をゆっくり過ごせるかと言えば、そうではない。家内は役員として付き添いである。ボクひとりである。（笑）笑えん……。これが何を意味するかと言えば。「好きなことやり放題……」である。風呂から上がれば、素っ裸。パンツを履かなくても怒られない。好きなラーメンを専門店で毎日食べ放題。やらしいビデオも観放題。パソコンを２台並べてＳＥ気分……とこれはあまり意味がなかったか。明日は子供たちを集合場所へ送り届けたあとは……。ちょい虚しい休日か。まあ、それでもいっか。携帯電話向け小説「アクティブ・ジャンプ」を発表しました。パソコンからも読めます。

  2005/08/19

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  真夜中の静寂

  玄関でインターフォンを鳴らしても、一向に出てくる気配がない。仕方なく鍵を開けると中は真っ暗である。既に２０時を回っている。いつもなら、この時間は夕食後の団らんでＴＶを前に、家族が思い思いの格好で好きなことをやっているのだ。静まりかえった「リビング」はくつろぎの場として似つかわしくない。スーツを脱いでシャワーを浴びながら、どうしたものかと考えた。家内とひどい口ゲンカをしたときは、帰ってくるのもドキドキものである。ボクは臆病なくせに気性は激しい。臆病な自分を悟られないために、攻撃的になるのだ。ケンカをすれば「出て行け」くらいのことは平気で言う。いけないと思いつつも、家内の「忍耐」に甘えてしまうのだ。だから、そうしたケンカのあとの帰宅は一番緊張する。どんな顔をして会って良いか分からないし、万一、家の中がキレイさっぱり片付いていて家族がいなくなっていたら、どうしようと考えてしまうのだ。だが、ボクが臆病なのは家内が一番よく知っている。そうして、全てを知りながらいつものようにボクを迎え入れてくれるのだ。ボクはバツが悪くて、少しふて腐れながら「うん」とか「ああ」とか言いながら、その後に「ただいま」と続けるのだ。今朝、何があったかを考えたが、とくに思い浮かばなかった。リビングに戻って、思案していると「家族ノート」（８月３日「見える絆　見えない絆」）を思い出した。開いてみて安堵した。「子供たちと『夕涼み会』へ行ってきます」なあんだ。そうか。そう言えば、朝そんな事を言っていたっけ。家族のことは関心をもっているつもりだが、予定はついつい忘れがちである。ホっとしていると、玄関ドアがガチャガチャと音を立て、子供たちが帰ってきた。「あ、またパンツいっちょだ」「奔放」（ほっと一息、水無月家の阿呆な家族たち）が叫んだ。子供たちは両手に買い物袋を提げている。近所のスーパーに寄ってきたのだろう。「お父さん、弁当でいい？」と後から入ってきた家内が声をかけた。ボクはいいよ、と答えた。「ロースかつ」弁当であった。「堅実」はケータイで誰かにめーるを送り、「忍耐」はヘッドホンステレオを耳につけながらマンガを読んでいる。「奔放」はゲームである。家内は「いただきます」と言ってビールを飲んだ。ああ、ウチはこうでなきゃ。そう思いながら満足するのであった。水無月悠里の「元気まぐ」はこちら携帯電話向け小説「アクティブ・ジャンプ」を発表しました。パソコンからも読めます。

  2005/07/15

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  彼女とギョウザ

  昔と違って子供たちに手がかからなくなった。長女の「堅実」（ほっと一息、水無月家の阿呆な家族たち）は中２、真ん中の「忍耐」は小６、末っ子の「奔放」は小４である。「手が離れた」と言うには早いが、一通りのことは自分でできるようになった。「忍耐」が小学校に上がり地元のサッカークラブに入った頃は、毎朝６時前から親子で朝練をしたものである。練習のメニューは土日のサッカーの練習を見ながら組んだ。今は「忍耐」が自分でメニューを考え「奔放」と一緒に朝練である。子供の成長を喜び、同時に時が過ぎる早さに戸惑うと言ったところか。ボクは妹がいるが、小さい頃に何か一緒に稽古事をやった記憶がない。家内は妹と弟がいるが、年が離れている。ボクも家内も齢が近い兄弟が一緒に何かをすることを羨ましく思っているのだ。梅雨時である。今日は雨で、子供たちの朝練も中止である。ボクも仕事は代休を取っていて、朝はのんびりである。子供たちを送り出した後、二度寝である。１０時頃のそのそと起きて、ケータイ向けに書いた小説を構成しながら数ページ分サーバーにアップした。小説を書くのは１０年振りである。昔のように何かに取り憑かれたように一心不乱に書きまくる情熱はない。頭は書きたがっているのに体はそうではないのか、はたまた逆なのか分からないが脱稿までに時間がかかった。書き上げていざ、アップの段階になるとケータイからも読めるように配慮すると、これが結構細かな作業である。ファイルサイズ、レイアウト、目次の作成、キャラクターの紹介方法、広告の選択と位置決め……。気にしだしたらキリがない。頭で考え出すと、面倒で億劫になりパソコンに触る気がなくなるのだ。なまじ、書きあがっているだけに公開しないのは何とももったい気がして、さりとて面倒な作業がイヤで、アップがままならないという悪循環である。今日も代休をダラダラしていると、家内が「どっかへ行こうか」と言う。ボクは家内が好きである。子供と「家族一緒」も好きだが、二人でいるのも良い。特に会話をするワケでもないのだが、飲みたい時にコーヒーが出てきたり、こちらが考えることを家内が考えていることもあって、そのタイミングがちょうど良いのだ。愛情たっぷりなワケではない。長年、同じようなサイクルで生活しているので行動パターンが似てくるのである。こういった波長が自然に合っていると、リラックスできるのだ。「どっか行こうか」と言うのは「食べに行こうか」と言う意味である。「じゃあ、せっかくだから二人でムフフでもするか」と返したら「ばか」と一蹴された。（笑）仲間内で評判になっている「手打ちそば」や「石焼ビビンバ」「ラーメン」などいろいろ上がったが、「長崎チャンポン」に決まった。二人とも麺類が好きである。雨なので車で出かけることにした。家内はギョウザが付いている「ちゃんぽんセット」、ボクは味噌風味の「みそちゃんぽん」とギョウザを頼んだ。隣では、営業のサラリーマンとおぼしき上司と部下が食事中である。ボクは代休を取って家内と食事。ボクは事務屋だが、日頃から自分の実績（手柄というよりも何かをアウトプットすること）を出すことを考え続けている。休みの日も然りである。家に仕事は持ち込まないが、自分がなりたい自分になるためにしなければならないことを考え、模索しながら実行続けてきた。タマにはダラダラも休息であろう。多分、帰ったら家内と昼寝かな、と思っていたらやっぱり昼寝になった。あ、もちろん別々の布団です。（笑）この日記は、６月２２日のスペースに、７月１０日に書き込みました。水無月悠里の「元気まぐ」はこちら携帯電話向け小説「アクティブ・ジャンプ」を発表しました。パソコンからも読めます。

  2005/06/22

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  ゴールデンウイークは肥満児

  ＧＷも終盤である。と言っても、世間一般的には今日は平日である。家内はパートに出かけ、子供たちも学校である。ボクはと言えば、相変わらずフラフラしているのだ。仕事もせずに遊んでいるワケではない。溜まっている代休を、ここぞとばかりに使っているのだ。９連休である。パート先では、ぐうたらな自分達の亭主へ愚痴も手厳しい。揃いも揃って（と言っても小さい会社なので人数は少ないのだが）、亭主たちは９連休なのだと言う。「何で自分達が働いて、亭主は休みなの」と言うことらしい。２日に会社を休んだときも、家内はエラく驚いた。こっちにしてみたら「どうして休んじゃいけないの？」てなものだが、家内にしてみたら「予定が（遊びにいく）ないのに何で休むの」という感覚なのだ。で、パート先に足を運べば他の同僚たちの亭主も、皆休みと言うことなのだ。「金曜日も休みにしてるんだって。奥さんたち、文句言っていたわよ」「オレも休みだよ」（←何言ってんだくらいのノリ）「え！？」もう、濁点がついてしまうような驚き方なのだ。連休中は、子供たちもサッカークラブの大きな大会で埋まっている。恒例の行事なので、子供たちもそれが普通と考えていて、この１０年ほどどこかに家族旅行したことはない。サッカーの付き添い（観戦）もするが、休みの中日はこちらもヒマである。勤務日は平均１２，０００歩／日という運動量（単に足が短いだけ？）だが、家にいると動かない。で、腹も出る。休みが明けて「ヒマだったので肥満になりました」などと駄洒落てもウケなさそうである。体調管理もできないと、阿呆と後ろ指をさされかねない。「ならば歩くか」と別ブログの記事ネタを探すためにフラフラと目的もなく歩いた。要領が悪いと言うか、トロイと言うか。こんな時に降ってくるのが雨である。（笑）傘は持っていたが、さすのが面倒なので帰りはバスに乗って帰ってきた。生協によって「冷凍餃子」と「冷凍讃岐うどん」を買った。３００円ちょっと也。ああ、健康的な生活……。１５：００を過ぎると子供たちも帰ってくる。長男の「忍耐」：「ただいま……。お父さん仕事いかなかったの」末っ子の「奔放」：「ただいまぁ～。お父さん仕事は？　休み？」（ほっと一息、水無月家の阿呆な家族たち）４人で夕食を摂っていると長女の「堅実」が２０：００くらいに帰ってくる。娘は、ヘタをすると普段、ボクが仕事をしているときよりも帰りが遅い。娘もボクに似て阿呆である。玄関に入るやいなや「ただいまー。お父さん、仕事は？」などとのたまう。ウチでは最後に帰る人が玄関のカギ上にあるレバーをかけることにしているので、ボクはもう帰っているのか？と聞いているのだが、玄関で大きな声を出せばマンション中に響く。「お父さん、今日も休みって言っているでしょう」と家内もやり返す。「今日も」って言うのが、ひっかかるのだが。人を遊び人のように言いやがって。ボクはボソリとこぼすのであった。この日記は、５月６日のスペースに、５月８日に書き込みました。水無月悠里の「元気まぐ」はこちら

  2005/05/06

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  家内にワゴンセールの掘り出し物を贈る？

  連休を目前に控えていると、何となく気分もだらける。「集中力がなくなった」とうそぶいて、会社を早々にひけた。最近は、会社の同僚や友人と飲むのも億劫になって、ボクの通勤の動線は単純である。本屋のハシゴか電気の量販店でブラつくくらいである。家内との買い物は苦手なのだが（飽きて疲れてしまうので）、自分の気の趣くままにブラリとするのは時間を忘れてしまう。子沢山でローン持ちのサラリーマンに許される小遣いは、なかなか厳しい。この日記の他にサイトを持つようになってからは、Ｗｅｂの知識も多少必要になるのでそれなりに書籍代もかさむ。加えて、その月々に必要になった本も買わなくてはならない。抑えるつもりでいても、本屋に入るといつのまにか買ってしまうのでたちが悪いのだ。で、なるべく本屋には近寄らないようにしている。（笑）一方の電気店の方は足しげく通っているつもりはないのだが、何となく足を運んでしまう。大して見るべきもないのだが、吸い寄せられるように入った時に限って探し物が見つかるようなので、その感覚だけは大切にしているのだ。家内に言わせれば、ボクはケチである。ボクは、そう思っていないのだが、事あるごとに言われ、娘に対してもケチ（ボクに似て）と言うので、いつしかボクも「ああ、おれってケチなんだ」などと思ってしまうようになった。何だか犯罪を犯していないのに、誘導尋問にひっかかって洗脳されてしまう冤罪者のようである。（笑）ボクは、時間単位、週単位の目標管理をするのは苦手なのだが、決めたことについては我慢強く近づいて行く方である。金もソコソコ貯めて行く方なのだ。で、達成したときにパーッと使ってしまう。自分では、金に固執しているつもりはないのだが、家内にかかっては途端に「ケチ」になってしまう。考えてみれば、家内とつきあっていた頃は、バイト代や給料の大半をデートやプレゼントで貢いでいたのでケチと呼ばれる筋合いはないはずなのだ。自分だって、それなりにモノを贈られて喜んでいたハズではないか。本当のケチは、釣った魚にエサはやらないハズである。（笑）で、ケチなボクは量販店でワゴンセールの中に探し物を見つけては、小さな幸せに浸っている気の毒なサラリーマンなのである。少し前までは、発売されて時間がたって安くなったゲームソフトなどを買っていたが、最近のゲームは時間ばかり食うので阿呆らしくなって途中でやめてしまう。そこで、最近は映画のＤＶＤソフトで安くなったものを買っているのだ。（４月８日「エイリアンよりも小悪魔の方が御し難し」）にも書いたが、２０世紀フォックスでＤＶＤソフトのキャンペーンをやっていたのだ。「ＢＥＳＴ　ＨＩＴＳ５０が今だけ￥９９９（税込）」と言う企画だったが、通常２，０００円のソフトが８９７円だったので調子に乗って買ってしまったのだ。４月８日に「マイノリティ・リポート」と「ロード・トゥ・パーディション特別編」を買い、翌日に「エイリアン２完全版」と「デイ・アフター・トゥモロー」を。そして、次の日には「ダイ・ハード１～３」まで買って帰り、家族に呆れられたのである。（笑）先週は、どうせなら「エイリアン」も買っておかなきゃ、と思い店に行ったらキャンペーンは終わっていた。初回生産分だけ、とのことだったが、余りに早くキャンペーンが終わってしまったので少し驚いた。店の棚には「ＢＥＳＴ　ＨＩＴＳ５０」シリーズが幅を利かせているが、１，８００円近い値札を付けられていると、それこそ半額の値段を知っているので阿呆らしくて買えないのだ。こうやって映画のＤＶＤを買い始めてみると、ちょっと話題になった映画は買っても損はないことが分かった。とは言っても値段次第なのだが、気に入ってる映画は割りと何回も観るほうなのだ。回数を重ねてみると、ストーリーの細かい部分で気づいていなかった部分が理解できたり、展開も分かっているので映像の隅々までゆっくり観ることができるのだ。実は、この日は月曜日から３回連続で店に来ていた。気になるソフトが何本かあって、少ない小遣いでどれを買おうか迷っているうちに「迷うくらいならやめておけ」と家に帰っていたのだ。家内はジャニーズファンである。いわゆる売出し中のジャニーズのタレントよりも、バックで踊っている方に目が行ってしまうようである。ボクは「ビックリカメラ」（注：本当はビックカメラ）で見つけたワゴンセールの中に古い「ＳＭＡＰ」のＤＶＤである。「森且行」がいて６人メンバーの頃である。かなり古いが新品である。４，８００円の定価だが７８０円である。「心の鏡」と「はじめての夏」というタイトルだった。挿入歌は入っているが、舞台なのかドラマなのかがよく分からない。帰ってから家内に欲しいかどうか聞くと、欲しいと言う。「ＳＭＡＰ」が好きなのではなくて、共演者のＪｒに興味があるらしい。と言うことで、今日は「買い」にきたのだ。（笑）買ったのは「ファイナル・デスティネーション－特別版－」と「ゆりかごを揺らす手」である。ブエナ ビスタ ホーム エンターティメントが発売元となっているＤＶＤである。２，３６２円だが、１枚買うと対象商品の中から好きな１枚を選べる仕組みになっているのだ。ボクはＤＶＤ映画にハマッているが映画に詳しいワケではない。テレビで見ていて面白かったものは、何となく頭に入っているのだ。どちらの映画も大作と呼べるものではないかもしれないが、妙に気に入っている。「ファイナル・デスティネーション－特別版－」は本編が９８分と比較的短いが、特典映像に「もうひとつのエンディング」が用意されている。２０００年に公開されたこの映画は、試写テストをやった結果、エンディングに難ありと言うことで１０分程度のラストシーンを６日間、２００万ドルかけて撮り直したものなのだ。この「もうひとつのエンディング」につられて買ってしまったと言える。「ゆりかごを揺らす手」は１９９１年公開の映画である。女性を主人公にしたサスペンスである。偏執狂的復讐劇が怖いのだ。ゴールデンウイークにでも観るとするか。って、どこにも出かけないところが妙に悲しいが、まあいっか。追記：やっぱりボクだけじゃなかった。「キネマ・アイランド」‘てくのすけ’さんのｂｌｏｇを発見。（2005年04月19日　DVD１本８９８円也。）コミカルなタッチで読みやすいブログです。モノを大切にされるところなんかは（４年使った携帯を買い換えたのだとか）好感がもてます。気になるＤＶＤは、皆さん同じなんだなあと思いながらも、最終的に買うブツは好みが分かれるのは仕方ないところ。にしても、１０本くらい買っちゃうのってボクだけなんだなあ。（笑）この日記は、４月２７日のスペースに、５月１日に書き込みました。水無月悠里の「元気まぐ」はこちら

  2005/04/27

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  ふたりで観劇、間隙にいろいろあって感激っ

  家内とのデートは久しぶりである。久しぶりと言えば、京王線に乗ったのもそうである。明治座へ、黒木メイサ主演の舞台「あずみ」を観に行ったのだ。家内はジャニーズの「生田斗真」ファンである。この舞台のために「あずみ」の原作マンガを古本屋で１巻～５巻まで買ってきた。何気なく読んでハマったのがボクである。このマンガの舞台なら見てみたいと思った。家内とは４年ほど前だったか、宝塚の舞台を観に行ったことがあった。が……不覚にも上演中に寝てしまったのだ。楽しみにしていたのだが、川上音二郎の「オッペケペー」と分かったとたん、何だかテンションが下がってしまったのだ。それ以来、家内から「お誘い」はない。だから、今日は同じ轍は踏んではならないのだ。子供たちは今日から学校である。ボクは代休で連休だったが、今日は普段と同じように起きた。仕事へ行かないとなると、気も緩む。眠くなる。「アカン」と思い、朝食を済ませたあと、また寝ることにした。ここで寝ておけば、家内も安心するのだ。劇場では眠らないだろう、と。贅沢な休日である。（笑）明治座に入る前に「今半」でステーキ丼を食べた。子供たちには悪いと思ったが、何せ久しぶりのデートである。奮発である。明治座の舞台は感激だった。ボクらの席は前から２列目でボクの横は花道である。「生田斗真」が「黒木メイサ」が熱演である。「長谷川純」もいた。舞台は、役者の気魄が押し寄せる。重厚なのは、空気の振動である。音は空気を振動させて鼓膜に伝わるが、ボクが感じた振動はそれとは違う。役者が腹から出す声（一応マイクはあるみたいだが）は劇場の空気を震わせ、魂に反響するようだ。足音の響きや殺陣から発するオーラが観客にも伝わり、観客もその臨場感に共鳴してみんなが一緒になって息を呑んだ。内容は舞台用にアレンジしているので、原作とはだいぶ趣が異なる。原作の良さを失わない程度に、現代風のセリフに変えているところもある。もともと原作の「あずみ」は殺伐としているが、舞台では幾分コミカルに仕立てて、華やかな雰囲気を出しているのだ。観客を利用した「サービス」も好感が持てた。生田や黒木など主役級の衣装は、刀を持っているとは言え忍者装束ではない。着物でもない。服にブーツである。黒木メイサはグレーのＴシャツの上に袖をとったジーンズのジャケット、同じくジーンズの短パンであった。「服」とは言っても、なかなか巧妙に作られていて自然な感じである。黒木メイサは、正直この役に合っているのかどうか疑問だったが、今日の体当たりの演技には好感が持てた。休憩時間にロビーで「ベッキー」に遭遇。というか、すれ違っただけだが。たまには、こんな休日も良い。水無月悠里の「元気まぐ」はこちら

  2005/04/06

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  家内と仲良く並ぶ

  昨日から「忍耐」（ほっと一息、水無月家の阿呆な家族たち）の調子が良くない。夕方頃からだるそうだったが、熱はなかったので早めに寝かせた。ただ寝つくまえから少し気分が悪そうで、戻すワケではないのだがゲーゲーと今にも来そうな状態であった。今年のインフルは戻すタイプなのか、長女の「堅実」のときも気分が悪かったらしい。そんなこともあって、今日はサッカーを休ませた。ボクと言えば、あっちの更新が思うようにはかどらず、９：３０頃にのそのそと這い出して来たような次第なのだ。休みの日は午前中に一つでも二つでも、自分の夢のための仕込みをしなければならない。「家族全員で起業を」と考えているが、当面はあっちでボク自身のためのおまじない作りとアフィリエイト・プログラムをやりたいと考えている。とりあえず本業のサラリーマンの方は安定しているし、子供たちの学費やローンのことを考えると一気に独立するのは危険が多い。ただ、将来的に起業するのであれば次期や方法をスケジュール化しておく必要がある。スケジュール化されていても、勝算がなければ家族の理解は得られない。アフィリエイトをやろうと考えたのは自由になる金が欲しかったからだが、自分の夢を実現する一歩として、そのやり方や実績を家族に示しておく必要がある。自分のスケジュール通りに計画が進み、実績を出していれば家族も安心し納得すると言うワケである。ところが、本来休みの日も６：００起きで作業する予定が９：３０起きである。この体たらくでは、計画通りに進めることはおぼつかない。正直、貴重な休みを有効に使えないと課題が達成できないのだ。怠惰が原因による課題の先送りは、ヤル気をなくす。ようやく起きて新聞や雑誌でネタ探しである。起業家の成功談や芸能人の健康管理、売れ筋商品のチェックなど気の赴くままにスクラップしながら目を覚ますのが日課である。家内が淹れてくれたコーヒーを飲みながら、例によって（２月２日「職質にびびる。小デビル（小悪魔）嗤う」）リビングで膝をつきながら新聞を眺める。ダラダラ眺めていると家内が「吉牛」に行かないか、と誘ってきた。インフルの「忍耐」は寝ているし、末っ子の「奔放」はサッカーである。長女の「堅実」はテレビゲームである。だが一年ぶりの吉野家の「牛丼」を食べない手はない。「奔放」にはすでに弁当を持たせていたが、届けることにして支度をした。車で駅前に着くともう行列である。ネボ助でダラダラ着替えていたボクのおかげで、着いたのは１１時過ぎだったのだ。文句を言う家内を先に降ろして、ボクは車を１００円パーキングに停めた。家内が並んだ頃は５メートルくらいの行列だったのが、少しすると３０メートルくらいに伸びていた。そもそも、吉野家の牛丼は、作りおきの弁当屋ではない。オーダーを取って、作って引渡しである。人がはける時間と新たに並ぶ人のタイミングがちょうど良い具合にかぶっているのか、行列は３０メートル位のまま横ばいを続けていた。１回に買える弁当は一人４食分と言う。ウチは５人家族である。二人仲良くならんで、ようやく人数分買えるのだ。店内も空いてはいない。外の行列のように並ぶことはないが、客が引くこともない。回転が調度よいのだろう。だが、今日は牛丼以外のメニューは受け付けていないと言う。店内が一杯で、外は持ち帰りの行列であれば厨房は戦闘状態であろう。家内が車はどうしたと聞くので駐車場に停めたことを言うと、苦笑する。３００円の牛丼を買いに来て、同じ料金になるであろう駐車代金のことを笑っているのである。せいぜい１０分か１５分の待ちだと思っていたが、予想外に時間がかかっているのだ。ボクは小心者である。路駐で取り締まりに遭う心配をするよりも、停めるところに停めた方が落ち着くのだ。そこらへん、家内は大胆なのだ。気にせず路駐派である。するとまた、家内が笑う。「やっぱり１００円パーキングじゃないとダメよ。お父さん、また職質されちゃうもん」と来たもんだ。（笑）およそ１年前にも牛丼の食べ納めで家族５人で店に入ったことがあった。その時にも思ったが、子供たちも大きくなったものである。ついこの間までベビーカーを押していたのに、５人でカウンターに座れるようになったのだ。大人と同じ量のご飯を食べるようになったことを思うと感慨深いものがある。３０分近く並んで買った牛丼の味は格別であった。早く、輸入牛肉が解禁にならないかなあ、と思う今日この頃である。この日記は、２月１１日のスペースに、２月１３日に書き込みました。水無月悠里の「元気まぐ」はこちら

  2005/02/11

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  家内にフラれ、引きこもる

  どうやら「燃え尽き症候群」のようである。（笑）２年ほど前から取り組んでいた大きな案件が一段落しつつあるのだ。「しつつ」と言うのは進行形である。微妙な言い回しが意味しているように完全に終わったワケではないが、ボクが中心となってやらなければならない部分は、そう多く残っていない。そこで業務の繁閑を見ながら、貯まりにたまった代休をまとめて取るようにしているのである。正月休みを利用して２週間ほど休暇して、また今週一杯休みなのだ。「正月の延長でまだ気分が抜けない」と言うと大抵の者は呆れる。（笑）普通、一週間も仕事を離れるとヒマで、会社が恋しくなると言う。だが、ボクに限ってはまったくそんな兆候がない。やりたいことが山積みだからである。睡眠時間をすり減らし、休日もない毎日であった。忙しい中でも寸暇を惜しみ、起業のための勉強をし始めた。時間は２４時間では足りないくらいである。この楽天以外に１月１日に立ち上げた別サイト「元気まぐ」をもっと充実させたいのだ。知識も技術も時間も足りないが、毎日が楽しい。困惑しているのは家内である。大きい荷物が増えたからである。（笑）忙しさがピークの時は、出張などで一週間のうち半分は家にいなかったのである。それが、年末から毎日のようにいる。（笑）テーブルや居間に新聞のスクラップや書籍、ホームページソフトの関連本を並べながら毎晩の夜更かしである。大学生のような生活である。（笑）本当のところは、実は忙しかった頃の方が集中力があった。ヘタに休みが続くと、長期ムードの感が出てしまい集中力も鈍る。とりあえず、休みの過ごし方のスケジュールを立てることにした。午前中は、趣味のお勉強である。「ＭｏｖａｂｌｅＴｙｐｅ」というブログソフトの勉強のために買ったのが「即実践！ブログ徹底カスタマイズ術」である。「元気まぐ」の方は、ＣＳＳ（スタイルシート）がまったく分かっていないので話にならない。で、その独習本が「できるホームページスタイルシート入門」である。１月２７日「楽天アフィリエイトに本の新刊がないのは……残念っ」にも書いて、少々しつこいがここのアフィリエイトプログラムに新刊本がないのは、本当にどうかと思う。（もしボクがトンチンカンで探し足りないのであれば、まったく阿呆なことなのだが）基本的に書籍はモノにもよるが「旬」のものである。このボクのサイトから本が売れるとは思わないが、新刊も扱えればさらに嬉しいのだが。因みにアマゾン・アソシエイトプログラムでは、上記の新刊もアフィリエイトできる。午後は、この楽天広場の日記のネタ探しと「元気まぐ」のコンテンツ作成である。基本的には、雑誌と新聞からテーマを拾ってボクなりの考えや感想を述べるスタイルになっている。ただ、著作権の関係があるので記述は慎重にしなければならないし、情報を得た段階で、もう２番煎じは免れない。読み物としての価値をつけるとすれば、自分なりの切り口で掘り下げねばならない。で、これが正直、産みの苦しみなのである。（笑）これでデザインセンスがあれば、訪問者を飽きさせないのだが、と思う。夕方以降は、勉強とは関係ない読書と子供あそびである。実際は、スケジュール管理があまく、ダラダラなりがちで夜型になってしまうことが多いのだが……。（笑）休みを取って思うのは、子供たち（ほっと一息、水無月家の阿呆な家族たち）と話せる時間が多いと言うことである。普段、ボクが帰る頃は子供たちも熟睡モードである。土日・祝祭日はサッカーである。以前は、ボクも「忍耐」か「奔放」の付き添いで試合や練習に臨んでいたが、仕事が忙しくなるにつれ、疎遠になってしまった。「忍耐」などは、少し反抗期が来ているようでボクが一緒なのは抵抗があるらしい。長女の「堅実」は中学が遠いので帰りも遅いが、３年生の「奔放」とて６時間授業の時は４時くらいにならないと帰ってこない。それでも、親子で遊ぼうと思えば時間はたっぷり取れる。何となく在宅勤務のようなフリーな感じがしないでもない。決してダラダラしているつもりはないのだが、家内が誘ってきた。誘ったと言っても「夜」の話ではない。（笑）何だか最近は「忍耐」か「奔放」のどちらかがボクの隣で寝るようになって（９月２８日「ｔｈｅｒｅ（あそこ）かｈｅｒｅ（ここ）か」）、家内とは家庭内別寝なのである。（笑）家内が誘ってきたのは映画である。もともとは劇団四季の「オペラ座の怪人」を見たいとボクが不意に言い出したのだ。と言ってもチケットなどは取れない。ならば映画でも行くか、となったのである。今日、２月１日は映画の日なので料金が１，０００円だと言う。家内は午後からは、舞台も見る予定なのだ。ボクとはその「ついで」に一緒に見てくれるらしいのだ。午前中が映画となると、ボクの自習時間がなくなる。それでは、とホイホイと前倒しでパソコンに向かったのだ。天気予報を見ていた家内が言う。「明日、午前中はすごい冷え込みなんだって」だから、どうしたのかボクにはさっぱり分からない。「やっぱりヤメよ、映画」ボクは絶句した。「舞台はどうするんや」「午後は暖かくなるでしょう」ぬわにぃぃぃぃいっである。まっ、どうせそんなところである。と言うことで今日も引きこもりの一日であった。ああ楽しいな。水無月悠里の「元気まぐ」はこちら

  2005/02/01

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• 久しぶりに二人

  サッカーの試合がある「奔放」（ほっと一息、水無月家の阿呆な家族たち）を送り出したあとに、ボクと家内は買い物に出かけた。今日のメインはボクのジャンパーである。スーツの上に着るコートは２着ある。２着とも古い物である。両方とも買ってから１０年以上経っているシロモノである。どうもスソが長いコートを着るのが億劫で、しばらく着ていないのである。代わりに３年ほど前にかったユニクロのジャンパーをはおって、会社へ行っているのだ。本当はゴアテックスのジャンパーが欲しかったのだが、手が出なかった。本命を買うつなぎのつもりで、１シーズンだけ着て捨てるつもりだったが貧乏性がたたって、捨てきれずにいたのだ。このジャンパーは、ダウンのインナーがついていて、必要に応じて外せて暖かい。加えて、安かった。確か、７,９８０円とかそんなものである。安物は、使い捨てと割り切れるので、汚れようが何だろうが気にせずにいられるところがよかった。が、気に入らないところが二つあった。ひとつは、ダークグリーンのアーミー色である。織田雄二の「踊る大捜査線」が流行っているころは着れないでもなかったが、どうもね。というところだった。もう一つは、着ているうちに分かったのだが、どうしても譲れない部分があったのだ。ファスナーである。ボクは貧乏性なので歩くのは速いほうである。前にトロイ人がいると、どうも落ち着かないのだ。当然、階段も一段飛ばしである。だが、冬のジャケットはモノによっては、この一段飛ばしができないのだ。ファスナーやボタンを留めると、股が上がらないのである。上がりはするが、邪魔で仕方ない。結局、階段の都度、ファスナーを下ろしたり上げたりせざるを得ないのだ。ボクが狙っているジャケットのファスナーは、上と下の両方に開くタイプのものである。前を留めるためにファスナーを上げても、下で止まっているファスナーを上に引き上げることにより、スソの開きを自由に調節できるタイプである。ちょっと割高だが、これがないとボクは許せないのだ。ジャケットを２週間がかりで探したが、この上下開きのモノがない。まったくない。もう、アタマに来まくりである。（笑）去年は、少し探せばあったのだが、まあいいやと思っているうちにシーズンが終わってしまったのだ。で、今年は流行りがあるのか、この上下開きがない。家内もコートを買ったのだが、ボクの注文がうるさいため他の店も覗いてくれたらしいが、見事になかったという。これが、４～５万するゴアテックスだとあるんだよなあ。気に入ったファスナーが欲しけりゃ、数万出せ、と言うことか。（笑）で、今日は「奔放」を見送り、風邪で休んでいる「忍耐」とネットに励む「堅実」を残して買い物に出かけたのだ。今回は、紳士服店ではなく対象を大規模スーパーにまで広げたが、結局なかった。ボクはもともと、気に入ったモノしか買わない性質だが、シャレっ気は全くないのだ。着たきりでもへっちゃらである。つまり、着るものを探すのがだんだん阿呆みたいな気がしてきて、疲れてしまうのだ。「もういいや」と早々にギブアップしたが、家内は許してくれない。ならば……とジャケットはなしになってスーツに代わってしまった。シャレっ気がないので、スーツなどなんでも良いのだ。だが、家内は許してくれない。あれだ、これだと言われながら家にあったようなスーツを買ったのだ。午前中は、家内と二人。午後は、これまた家内と二人でネットである。昨日は昨日で「堅実」と並んでネットである。（１２月１５日「賢者子悪魔」）並んで何かをするというのは向かい合うのと比べて、相手に警戒心を抱かせにくい。何気ない会話が弾む一方で、不意をつかれることもあるのだ。そんな中でかないが独り言のようにつぶやいた「お父さん、家どうなったの」と。一応、我が家は狭いながらも分譲マンションである。マイホームと言えなくもない。だが、ボクは大風呂敷を広げて「起業して一等地に家を建ててやる」と豪語したのである。家族、みんな期待である。半信半疑ではない。むしろ、プレッシャーを与えるようにボクを突っついてくるのだ。ボクは、何も都心の一等地に大豪邸を建てるつもりはない。むしろ変形の土地や狭小の土地を安く見つけて、建築士に設計してもらうつもりでいるのだ。これなら、そう不可能でもない。これは一般的に「狭小住宅」（１０月３１日「秘密基地」）と呼ばれているものだ。だが、家内の要求は厳しい。「起業して家を建ててくれるのは嬉しいけれど、最初から『狭小住宅』って言われてもねえ」言うだけでも、大きな夢を示して欲しいと言うのだ。その通りである。ボクが勝手に師と仰ぐ熊谷先生（１２月１７日「小悪魔に惜敗」）も言っていたハズである。人間は自分で描いた夢以上のものを実現することはできない、と。だが、家内の次の反応は違った。「狭小住宅はいつ建ててくれるの」と来たもんだ。やたっ。豪邸からワンランク下がりである。ふうっ。ところで、どうやって調達する？溜まり溜まった代休を消化しながら、とっかかるか。１月１０日　カテゴリ分類

  2004/12/19

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  寒い夜に温めてくれるのは誰ぞ

  ボク的には、今日から４連休である。土日連休もしばらく取っていなかったので、４連休とくれば一足早い正月休みのようなものである。いろいろと買いたいものがあったのだが、まずお目当てはゴアテックスのジャケットである。先週から、家内と一緒に通勤用のジャケットを探しているのだが（１２月１９日「久しぶりに二人」）、気に入ったものがなかったのだ。「お目当て」と書いたが、今日のところは偵察である。ゴアテックスは高い。単にレインジャケットとして着るのであれば、２万円程度で上下が買える。だが、スーツの上に羽織るような、それなりにイケているデザインだと上だけで３万以上はするのだ。給料前の小遣いでは、買えない。因みに、給料後の小遣いでも、買えない。。。（笑）今日の偵察いかんによっては、家内と相談である。あるいは、ボクが１枚だせば家内がバックアップしてくれるかもしれない。サラリーマン亭主は情けないほど、弱っちいのである。（笑）デパートや量販店の衣料品売り場へ行っても、ゴアテックスはお目にかかれない。高いので「売れ線」から真っ先に外されるのだ。で、向かったのはアウトドアショップである。一通り、回って気になるものを見つけた。ＭＩＺＵＮＯが開発した「ＢＲＥＡＴＨ　ＴＨＥＲＭＯ（ブレスサーモ）」である。実は、前からこの素材は気になっていたのだ。基本的にはアンダーウエアとして使用する。アンダーウエアと言えばカッコ良いが、要はシャツとパッチである。（笑）パッチでだめならば、ステテコである。パッチステテコでも、先端素材を使っているとＮＡＳＡの装備でで月面へ行ったような感覚にとらわれるだろう。。。。。（爆）どんな屁理屈な先端素材なのかはよく知らないが、とにかく着ると暖かいらしいのだ。身体からの汗や水分を吸湿して、その際に生じる吸着熱で暖かくなると言う。と言われても原理はよく分からない。が、それだけでシャツ全体で＋２℃の保温効果が得られるのであれば驚異的である。ボクは趣味で釣りをやる。最近は仕事が忙しくて、すっかりご無沙汰になっているが冬場や春先でも、この「ブレスサーモ」があれば、かなり快適な気がする。それで、ずっと気になっていたのである。アウトドアをやるのであれば、一着くらい持っていても良いが、通勤程度では必須ではない。上下合わせると、１万は超えるのだ。気になっていながらも、関心を示さなかったのは、そんな理由によるのだ。ボクが「ブレスサーモ」の前で立ち止まったのは理由があった。ひとつは、サンプルがあったこと。もうひとつは、手袋や靴下など比較的安いモノが売られていたからである。で、ものは試しと買っちゃいました。それが、これである。。。ボクは基本的に丈夫なものしか買わない。冬の手袋はアウトドアで使う皮のグローブである。だが、この「ブレスサーモ」は、弱っちそうである。すぐに穴があきそうである。だが、単に弱いと言うだけならば、皮手袋のインナーとして使えば良いのである。これで、１，４００円である。そして、サンプルというのはこれである。「試してください」と言わんばかりに店の入り口付近の箱に入れてあった。一緒に写っているサントリーは、ペットボトルのキャップである。大きさの比較用である。普段、日記ネタに餓えているので、こんなオマケを見たら手を出さずにいられないのである。中をあけて、綿をほぐすとこんなである。ピンク色でかわいい。お店では、これを手にとって、傍においてある霧吹きで綿を湿らせて温感を確認するのである。こんな珍しいものを、お店だけで遊ぶのはもったいないのである。タダをいいことに、３つも貰ってきちゃったのだ。で、今度は湿らせてみた。水に濡れたとたんに、温かくなるのが分かる。熱いと言う暖かさではない。ドライヤーで乾かしたての髪の温もりと言ったら通じるだろうか。ナマ温か、という感じである。綿の中にこもった暖である。実は、この綿の色と同じ色の靴下を（レディース用）買ったのだ。家内へのプレゼントである。今夜、家内の寝床に置いておこう。って、しかし……。クリスマスの夜に靴下を置いてプレゼントを待つのは知っているが、渡すほうが靴下ってのもなあ。まあ、いっか。。。このピンクを家内に買いました。黒系のシャツなら、カッコよさげです。これが、ラクダ色だったら……やはり履けないだろうなあ。こんなブルゾンが欲しい。この日記は、１２月１６日のスペースに、１２月２４日に書き込みました。１月１０日　カテゴリ分類

  2004/12/16

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