室内撮影のなんやかんや、そもそも編
前回は室内撮影のなんやかんや、露出補正編と称して、明るさを調整できる事を説明しました。今回は、避けて通ってもいいけど、踏み込むと表現の幅が広がる、「絞り」と「シャッター速度」について、出来るだけ難しい事は省いて解説してみます。そもそも、デジカメで写真を撮るって事は、どーゆーことか。シャッターボタンを押すと、レンズを通した被写体の画像が、撮像素子(CCDとかCMOSとかってヤツです)に捉えられ、画像ファイルの形でSDカードなどの記録媒体に書き込まれます。撮像素子に当たる光の量が 多ければ明るい写真に、 少なければ暗い写真に、なると思えばイイです。撮像素子に当たる光の量を調整する方法は2つ。一つは「シャッター速度」、もう一つは「絞り」です。まず「シャッター速度」、シャッターってくらいですから、開いて、閉まるんです。 速度を速くすれば、開いてすぐ閉まる。 速度を遅くすれば、開いてしばらく経ってから閉まる。シングルシャッターFタイプ 電動シャッター・1台用・アルミシャッター価格:732,900円(税込、送料込)例えば、先日の花火の写真ですが。花火の火花が線になってますよね。どうすれば火花を線で撮影できるのかと言いますと、「シャッター速度を遅く」してやればいいんですね。長いことシャッターが開いているので、その間に火花は動いています。それが線になって撮影される訳ですね。コンデジの「夜間撮影モード」などがこの設定に近いです。今は「花火モード」なんてのもあるそうですね。運動会などで走っているお子様をピタッと止まっている様に撮影したい場合は「シャッター速度を速く」してやればいいんです。コンデジの「スポーツモード」などがこの設定ですね。では一方の「絞り」とは何なのか。北欧雑貨:スタイリッシュに果汁を絞れる! eva solo(エバソロ) シトラススクイーザー squeeze価格:9,975円(税込、送料込)ここで思い出してください。撮像素子に当たる光の量が 多ければ明るい写真に、 少なければ暗い写真に。シャッター速度を変えると、得られる光の量も変わっちゃいますね。遅い速度で撮ると、明るくなっちゃうし、早い速度で撮ると、暗くなっちゃうし、どうしよう(?_?)ってなる訳です。でもコンデジで撮影している時に、そんな事にはならないですよね。それはカメラが「絞り」を調整しているからなんですね。「絞り」とはレンズから入ってくる光の量を調節する事です。開放した状態から、文字通り入り口を絞って狭くすることで、光を少なくする事が出来る訳です。前回、露出補正で明るさが変わる事を説明しましたが、どんな仕組みかって所はすっ飛ばしました。「絞り」と「シャッター速度」を変えると露出が調整出来るんです。つまり前回はボタン操作でパパッとやる「露出補正」を説明した訳ですが、実際は「絞り」と「シャッター速度」の調整が行われていたんですね(^^♪明るさを調整したい場合は、「露出補正」のボタンで露出を変更してもいいし、「絞り」と「シャッター速度」のバランスを調整してもいい訳です。そしてこの「絞り」は、カメラにおいて重要な要素と密接にかかわっています。それは「ピント」です。コンデジでは、オートフォーカス(AF)でピントを合わせているので、ピントなんか勝手に合うもんだとお思いでしょうが..背景のボケた写真は、被写体が強調されて印象的ですよね。...これは悪い例でした。背後の薄ボンヤリした大泉さんに目線が行ってしまいますね(-_-;)次回は、「ピント」と言うか、背景をボカす方法とその仕組みについて解説してみようと思います。ポチっとして頂けると、ていいちのモチベーションが上がります(-_-)にほんブログ村東日本大震災の被災者義援金受付(楽天クラッチ募金)ちなみにクラッチとは、東北楽天ゴールデンイーグルスのマスコットキャラクターの名前だそうです。