ミッション実現への道

[尊敬する人・友人] カテゴリの記事

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• 心の鍛錬

  1週間たっても、忘れられなかった人、原田隆史さん。6月5日放送のカンブリア宮殿で「企業を変える、会社員への“生活指導”」として取り上げられていました。原田さんは元、陸上部の顧問。大阪で、荒れた中学の生徒指導を行った際体罰教師といわれ、それを返上するため陸上部を3年で全国一にすることを宣言し、実行したそう。この時に学んだことが、技術を鍛えるだけでは、せいぜい大阪一どまり。全国一になるには、技術だけでなく人間的な成長が不可欠。ということ。番組の中では、生徒達との交換日記の中で、「目の前の目標」「中期目標」「最終目標」を紙に書き出させ、自分と向き合う時間を作り、精神的にフォローしていきます。目標の中に、身近なことを取り入れ、継続することで、達成感を積み重ね、ひいては、自信となってその心の余裕が、競技や仕事での成功に繋がる、というもの。一見、仕事とは直結しない、“人間力”が、一歩先に出るポイントだという。自分の部屋は、心を表しているというけれど、まずは掃除から始めよう。

  2006.06.11

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• 人生は不満を言うほど悪いものじゃないわ

  フジテレビのサイエンスミステリー それは運命か奇跡か！？というテレビ番組中で、アシュリーちゃんについての話がありました。アシュリーちゃんは通常の10倍近い速さで老化する、プロジェリアという難病。彼女は14歳で、プロジェリアの平均寿命は12歳。体は節々が痛み、思うように動かないはずなのに、「人生は不満を言うほど悪いものじゃないわ。」という。そして、「今まで多くのハッピーをもらったから、　今度は私がそのハッピーを分けてあげるの。」と。何度もハッピーと言う言葉が彼女から出てくる。彼女が発するパワーはとても、とても、大きい。最近本が出たようです。『アシュリー ~All About Ashley』アシュリー・ヘギ (著)●アシュリーちゃん

  2006.02.18

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• 分子

  露木さんとは、先日お会いして以来、毎日発行されているという「毎日の理科、その思想」を送っていただいている。現役の小学校の理科の先生で、柔和な感じと、すっきりした芯の強さを併せ持った方だった。「毎日の理科、その思想」を読み始めてすぐ、その哲学に魅了されてしまった。では、愛とは何か。フロムの言葉を引用し、「愛とは 愛するもののいのちに積極的に関係をもつことである」と書きました。つまり、積極的に肯定的に相手の「いのち」（＝本質）にかかわりをもつことなのです（社会起業フォーラム）「毎日の理科、その思想」は今日でなんと６７８号！６７８号目に掲載されていたのは、雪の話。上記のように、対象に対して、子ども達が関心を持っていく、そんな様子が記載されていた。心に残ったのはこんな記述水は、様々な姿に変身します。氷や水蒸気、雪、雲、ヒョウ、霜、霜柱・・・水の分子が集まることによってより複雑なものができていきます。異質なものが集まっていくとそこにはそれまでとは全然違うものが生まれるのです。（毎日の理科、その思想（６７８）平成１８年１月２３日（月）雪がとけると）実は今日、分子と言う言葉を全く違う人から、もう一度聞いた。熱い分子が動き回らないと、周りが熱を帯びてこない。分子＝人。人の本質を“分子”という言葉で２度聞いた日だった。参考に毎日の授業、その思想―授業者としての生き方を求めて露木 和男 (著)出版社: 学事出版 ; ISBN: 4761908947 ; (2003/07)

  2006.01.24

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• 情熱大陸を見て

  情熱大陸で、小池ミモザさんが取り上げられていた。主役の代役となった、20周年記念公演では、その時は主役としての出番はなかったものの、確実に影で力を付けていくミモザさん。番組の終わり頃に、どのようなダンサーになりたいですか、という質問に、こんなこと言うのはまだ恥ずかしいんですが、と前置きをしてから、「舞台の後に何でもいいから何かあげられたらいいな。」と言っていたのが印象的だった。自分の存在が周囲にも良い影響を及ぼす。結局のところ自分はそんなことを求めていて、その手段や規模が人により様々なんだ、と感じたから。このように素敵な人が、とても恥ずかしそうに言う姿を見て、“何か心に残るもの”のレベルの高さを感じたから。

  2006.01.15

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• 久しぶりに。

  久しぶりの友人に会いに行きました。話をしながら思い出したのですが、ちょっとだけ運命的な出会い方をした友人でした。10年前に夢を語り合っていたのだけど、今では全く違う道を行っている人。伝播する明るさを持つ、彼女の自宅に初めてお邪魔し、充実した時間を過ごしました。

  2006.01.02

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• ウーマン・オブ・ザ・イヤー2006

  日経WOMANの「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2006」が、1月号に掲載されていました。歴代の1位は、2000年松永真理さん（iモード）、2001年松岡佑子さん（ハリーポッター）、2002年セーラ・マリ・カミングスさん（造り酒屋）、2003年小川善美さん（インデックス）、2004年唐木幸子さん（ポストゲノム）、2005年秋山をねさん（CSR)。近年はＮＰＯ法人、社会起業家といった人達が受賞されていますね。

  2005.12.20

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• ガイアの夜明け

  この日放送のガイアの夜明けのテーマは起業。取り上げられていたのは、社長のかばん持ちをして起業に踏み切った2人。その中で堀江社長のかばん持ちをしていた大学生が、起業して、プランを聞いてもらう場面。なるほど、と思ったのは、みんなやりたいとは言うけれど、やる人はほとんどいない。でも彼は一歩踏み出した、と評価していたこと。そして、100万の投資に対し、これはたいしたことはない。面白いから。と言っていたこと。プランの内容ではなく、がむしゃらな人、ひたむきな人を面白いと感じ、人に対してお金を払うということ。

  2005.11.29

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  鉄の女

  この日、新聞にリベリア次期大統領になる女性のことが、掲載されていました。「長い道のりの最後の一歩まで来た。国外追放、投獄、拷問も受けた。大きな代償を払ったが、やっと取り戻しつつある」十数年にわたる内戦で国土も人心も荒廃したアフリカ西部リベリアの再建は小柄な女性の双肩に託された。不正にまみれた権力者に抗してきた「鉄の女」はアフリカ初の女性大統領として歴史に名を刻む。（日経新聞11月25日　14面　投獄・追放超えた「鉄の女」　リベリア次期大統領　エレン・ジョンソン・サーリーフ氏）写真からは67歳とは思えない若々しい風貌。ずっと同じ信念の元に行動してきたのだろう。日々の悩みなんて本当に小さなものに思えてきます。さてこの日の夜は、土井英司さんの、クリエイティブ講座に行ってきました。講義+ワークの2時間であり、あまり見たくないことに気づくこともありましたが、何よりも、いくつか、納得してしまったことがありました。・完全無欠になる必要はない　ブランド人と呼ばれる人は完全無欠ではない。　人はギャップに価値を見出す。・ブランドは設計するもの　ブランドは作り上げていくものではなく、　予め、自分で設計しておくもの。今、実績と呼べるものがないこと。これは、本当に痛いこと。想いだけでは伝わらない。客観的に見るためには、判断する基準を持つことが必要。まずは想いを伝える、基盤作りからはじめよう。●今日の本マインドマップ読書術★★★★★マインドマップ、これは面白いツールです。本で作ると、文章の組み立てがわかります。考えを整理するのにももってこい。寝る前は特に枠が取れて発想が沸きます。●今日の音楽♪UNFORGETTABLENATALIE COLE

  2005.11.25

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• 高橋尚子選手

  Qちゃんこと高橋尚子選手がこの日、東京国際女子マラソンで優勝しました。その走りっぷり、ゴール直後の笑顔、コメントに、力づけられたという人も多かったのではないでしょうか。「人の温かさや力を貸してもらったという意味で、すごくうれしさを感じられた二年間でした。一度は陸上を止めようと思った時も、夢を持つことで一日一日を充実して過ごせました。陸上に関係なく、今、暗闇の中にいる人や悩んでいる人も、どうか夢を持って一日を過ごしてください。一日だけの目標でも三年後の目標でも、何でも目標を持つことで、一日が充実すると思います。小学生や中学生はもちろん、三十代そして、中高年の皆さんにも、二十四時間という時間は平等に与えられたチャンスの時間です。二度と来ない、この一日の時間を精一杯充実した時間にしてください」 （FujiSankei Businessi Ｑちゃん、故障乗り越え復活Ｖ　「伝えの走り」に経営者を見た)一番印象的だった感想は、北尾吉考さんの、一芸は人を成長させる、というもの。柔道の谷亮子選手、イチロー選手、松井選手など、一芸に秀でた選手には人格者が多いと感じます。やり続けることで、どれほど成長できるか。負荷の大きな局面に立ち続けること、それをどうやって乗り越えるか考え実行し続けること、このようなことを教えてくれます。この日、国連に28年間、アジア女性基金で7年間勤務されていた、伊勢桃代氏の「国連の真実～あなたの知らない国連の全て～」という講演会を聞いてきました。学園祭の一環ということもあり、構内は、露天や、コンサートなどがここかしこで行われ、賑わっていました。伊勢氏はちょうど一ヶ月ほど前に、ABCで、国連での経験と、それに絡めた日本人の特徴、国家の考え方など、お話いただきました。その時は社会や、日常生活そのものが、ふと外から見てみるとなんとも滑稽に見える。そんな強烈な体験でした。今回は、フォーマルな場での講演ということもあり、前回よりあらたまったお話の内容でしたが、国連でどのような人をクビにしたのか、など、現実的なお話もありました。心に残っているのが、「政治的であれ」ということ。日本と世界はどう繋がっているのか、よく知り、自分の軸をもって、判断しなさい、ということでした。また、外交、交渉についても、日本人は相手の立場に立つことが苦手で、主張を押し付けてしまい、コンセンサスを作りつつ何歩も譲りながら問題を解決していく、交渉方法の違いについてお話していました。これに絡め、日本人観については、日本人の生真面目さを指摘し、例は悪いけれども、と時間に遅れるとひたすら謝って自分を責める日本人と、あなたにあうために一生懸命お化粧していたから遅れたの、というイタリア人の比較をし、自分を満足させる生真面目さなのか、相手ありきなのか、その視点の違いについてのお話も印象的でした。

  2005.11.20

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• 母

  昨日、今日と、母が出張で来ていたため、夕食をともにしました。先日の佐藤信也さんの講演で決意したように、何ができるのか、どうしたら喜ばせられるのかと考えていたのですが、完全に、そしてずっと大きなものを与えられてしまいまいた。小さい頃から見ていたはずなのに、職業人としての母を見るのは、新鮮で、そして私が知っていた頃よりもずっと成長している。立場が人を創る。そんなことを目の前にしました。

  2005.11.15

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• ドラッカーさん

  新聞に11日にピーター・F・ドラッカー氏が老衰のため亡くなったことが書かれていた。まだ本は読んだことはないけれど、日経新聞に連載されていた「私の履歴書」では、意外な生い立ちや、新聞記者だったことなどが書かれ、興味深かった。死去の記事からいくつかを抜粋。・ある問題で「エコノミストとしてどう思うか」と問いかけ、ひどくしかられたことがある。「私をエコノミストというのは誤解もはなはだしい。エコノミストは数字ばかり見るが、私は数字より先に人を見る」と。日本経済研究センター　小島明氏・市場を見る「虫の目」と「歴史の目」、世界を鳥瞰する「鳥の目」を持っておられた。セブン＆アイ・ホールディングス名誉会長　伊藤雅敏氏・九十五歳でありながら、記憶は鮮明。一九五三年にニューヨークで、ソニーの共同創業者、故盛田昭夫氏と初めて会った時の様子も昨日のことのように語った。・「暇な時は何をしているのですか」とたずねれば、逆に「暇な時とは一体なんだね？」と聞き返してくる始末だった。（日経新聞夕刊　11月12日（土）2面、日経新聞朝刊　11月13日（日）3面）これらの記載を見るだけでドラッカーという人の、生きてきた躍動が感じられる。改めて、著書を読んでみようと思う。

  2005.11.13

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• 結婚式

  結婚式の2次会に行ってきました。いつもまん前の席で、一緒に仕事をしている人。その中で、サプライズ企画としての、両親からのビデオレターの放送。新婦のお母さんの言葉から、その人今まで気付かなかった一面や、存在感が感じられました。結婚式は、この日を祝うだけのものではなく、これまで生きてきた道を振り返り、周囲の人に感謝するためのもの。参加する回数が増えたからか、捉え方も換わってきた、今日この頃。

  2005.11.05

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• 朝のカフェイン

  本日ＡＢＣでお話していただいたのは、国連やアジア女性基金で活躍してきた女性の方でした。自分が普段普通だと思って接している、社会や、日常生活そのものが、ふと外から見てみると、なんとも滑稽に見える。そんな強烈な体験。それまで良いと思っていたことが、いかにちっぽけなことか。話を聞きながら、ここでコーヒーを飲んでいる自分ではなく、日本の中の自分、アジアの中の自分、さらにその先からみた自分へ。視点が移っていく感覚でした。

  2005.10.19

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• 人が変化する家

  逆転の発想、とでもいうのだろう。事実を疑ってみる。そうすると、いつもと同じものが、違う見え方をする。こんなもんだ、と思ったときから、成長は止まってしまう。人が止まると、政治も経済も止まってしまう。荒川修作さんの「三鷹天命反転住宅」を始めて知ったのは、「課外授業ようこそ先生」だった。すっとんきょうな形や色の住宅。不安定、段差、などを取り入れることで生まれる、身体の行為や動き。これを毎日知覚することで人の可能性が開かれ、長生きできる家、なのだそうだ。住宅への構想は、共感できる。ベトナムやミャンマーで乗り合いバスで移動したとき、いずれも高齢のおばあさんが乗り合わせていたことがあった。外国から輸入した中古バスで、上り口が高いのも意に介せず、一晩中、3人がけの座席に、5人詰め込まれても平気。人は、環境に適応していくのだと思った。そして快適な環境ほど早く適応し、しかも後戻りできない。住宅自体への評価はさておき。私の荒川さんへの共感は、その考え方。日々を無目的にただ過ごすのではなく、人を取り巻く環境を変えることで、人間自体に働きかけ、地域、経済の底上げをしていくこと。簡単に言ってしまえば、せっかく存在しているんだから、世の中にプラスになることをする、ということ。今日また、ワールドビジネスサテライトで、見かけてしまった。

  2005.10.06

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• 心揺さぶられる記事

  柳井さんのファーストリテイリングの米国進出についての記事柳井の夢に引かれてユニクロには多くの人材が集まり、そして彼の夢に着いていけずに去っていった。前社長の玉塚元一もその一人。（略）柳井には「冷酷」「非情」といった批判がつきまとう。　柳井の本心は違った。玉塚の更迭を発表した七月十四日の翌朝、東京・蒲田の本社で開いた臨時朝礼。玉塚が壇上であいさつを始めると、正面に座った柳井はポケットからハンカチを取り出し、そっと涙をぬぐった。　玉塚の更迭について柳井は一切弁解しようとしない。（日経新聞夕刊 9月20日 ニュースの主役 世界ブランドへ米国進出 しがらみ断ち改革断行）事実なんて、切り取り方を変えればどんな風にでも編集できる。そもそも柳井さんにどんな本心があったのか、なんて、だれもわからない。けれど、新聞に、こんなに感情を揺さぶられる記事があるなんて、意外だった。

  2005.09.20

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• 子どもができるということ

  この日は打ち合わせで大阪へ。打ち合わせの合間に、久々に会った大学時代の友人と、楽しい時間を過ごしました。最後に出会ったのは、彼女が結婚する前。それほど会う頻度も高くないので、私の彼女に対するイメージは大学時代でストップ。なので赤ちゃんを抱いている姿は、想像もできなかったのですが、実際に出会うと全く違和感がない。きっと彼女の醸し出す、母親としての雰囲気やたくましさで、そのように感じるんだろうな。赤ちゃんについて、聞くと、自分以外のナンバーワンができた、という言葉。分身ではない。自分を差し置いてでも、その人のために動きたい、そんな存在。行動を制限されたとしても、それは自分のエゴから出たものかもしれない。今のエゴだらけの私には、まだ到達できない心境。でも、子どものいない私にできるのは、今やれることを精一杯やる、そのことが彼女への恩返しになるのでは、そう思います。MBSで、トラ模様の色紙で鶴を折って阪神優勝祈願する、『ドリームズ　カム　つる』を見つけました。今の地点で、２２０８１３羽だそう。

  2005.09.17

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• 満足を売る商人、小林一三

  日経新聞朝刊「やさしい経済学－ニッポンの企業家」で連載されている、堺屋太一さんの連載“小林一三”は面白い。小林一三：阪急電鉄、宝塚少女歌劇、東宝映画を育成した政・財界人堺屋さんは、近代工業社会が崩壊し、知価社会が始まろうとしている。そして、未来を知ろうとすれば、過去を究めなければならない。このように言い、過去の近代工業社会を開いた企業家を３つのタイプに分類している。第一は豪腕型、いろんな事業に手を出し、政治にも取り入って事業を拡大した人々である。近代日本の代表格は三菱財閥を築いた岩崎弥太郎だろう。第二は財界世話役型、投資家や企業家を集めて多くの企業を組織した人々。近代日本の典型は渋沢栄一である。第三は一徹型、自分の発明や信念に賭けて一業に徹し、巨大企業を育てた人々。豊田佐吉や松下幸之助である。「このどれにも属さない天才」、「イメージを結び事業を拡げる夢追い人」、「知恵と動きと幸運で不可欠を可能にしたプロデューサー」として、小林一三を挙げている。これからの知価社会に必要なのは、満足を売る商人、小林一三型の夢追い人である。(日経新聞朝刊 「やさしい経済学―ニッポンの企業家」堺屋太一 小林一三 ― (1)「夢」をプロデュース)参考ブログ：こころは超臨界小林一三が夢の理想図を表現した最高傑作として、阪急グループを挙げている。小林は電車（鉄道）を、人と物を結ぶ運輸業ではなく、地域と文化を育てる開発事業と考えていたのだ。「地域開発事業としての電鉄」という概念（コンセプト）は日本独自のもの、つまり小林一三らの独創である。(同上　(5)「夢」の大舞台）そして、その夢は、はじめに物ありき、ではなく、消費者ありき、だという。小林は「何円なら大勢の観客を呼べるか」を考え、その収入でできる出し物を作らせた。事業を成功させるには、プロデューサーが「いざとなれば何でもできる」多才さと気迫と人脈を持つ必要がある。反抗者も抵抗者も所詮はよりよいものを創りたいのだから、事業が進んでいれば必ず戻ってくる。本当に困るのはよりよいものを創る意欲と感覚のない傍観者なのだ。(同上　(6)消費者主権の発想）小林一三という人物は、価格設定の中でできる出し物に絞った結果、コスト面から、少女歌劇（将来の宝塚歌劇団）にした話、逃げてしまった脚本家の変わりに自らシナリオを書き、作詞作曲まで行った話など、まさに、多才。境屋太一、小林一三ともに注目の人物。

  2005.09.16

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• 心に留めておきたいこんな記事

  他の方のブログに、アップルコンピュータＣＥＯのスティーブ・ジョブス氏のスタンフォード大学卒業祝賀スピーチが書かれていました。Again, you can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something your gut, destiny, life, karma, whatever. This approach has never let me down, and it has made all the difference in my life. もう一度言います。未来に先回りして点と点を繋げて見ることはできない、君たちにできるのは過去を振り返って繋げることだけなんだ。だからこそバラバラの点であっても将来それが何らかのかたちで必ず繋がっていくと信じなくてはならない。自分の根性、運命、人生、カルマ…何でもいい、とにかく信じること。点と点が自分の歩んでいく道の途上のどこかで必ずひとつに繋がっていく、そう信じることで君たちは確信を持って己の心の赴くまま生きていくことができる。結果、人と違う道を行くことになってもそれは同じ。信じることで全てのことは、間違いなく変わるんです。Your time is limited, so don't waste it living someone else's life. Don't be trapped by dogma which is living with the results of other people's thinking. Don't let the noise of others' opinions drown out your own inner voice. And most important, have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become. Everything else is secondary. 君たちの時間は限られている。だから自分以外の他の誰かの人生を生きて無駄にする暇なんかない。ドグマという罠に、絡め取られてはいけない。それは他の人たちの考え方が生んだ結果とともに生きていくということだからね。その他大勢の意見の雑音に自分の内なる声、心、直感を掻き消されないことです。自分の内なる声、心、直感というのは、どうしたわけか君が本当になりたいことが何か、もうとっくの昔に知っているんだ。だからそれ以外のことは全て、二の次でいい。日本語訳 PLANET blog原文 Stanford University映像より良いポスト、より高い実績、輝くキャリア、そんなものを持っている人達に出会うと、自分の小ささにうんざりします。そもそもどうしたいのか、そう問いかけると、その“うんざり”は他人の目を気にしたものだったり、親のためだったり、自分の小さなプライドだったり。もっと素直に。

  2005.09.11

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• 旭山動物園

  動物の姿形ではなく，「動物たちの特徴的な行動を展示する」ことにしたのです。旭山動物園ワンポイントガイドを始める際、「やると決めたら、理由をつけて中止するようなことは絶対してはだめなんだ。」と言ったが、今日まで休んだことはありません。日経新聞夕刊9月7日　人間発見　動物の姿　ありのままに旭山動物園長の小菅正夫さんの記事が、今週の日経新聞の夕刊に月曜日から連載されています。小菅さんが偶然にも旭川動物園に飼育係として入ったこと、そこから獣医として活動を広げていったこと、旭山動物園の入園者減少に対処し、ついには市からの予算1億円がおりたこと。紙面からだけでもその姿勢は伝わってくるのに、サイトではさらに深い活動がうかがいしれます。人を引き寄せる魅力を見にいきたい。

  2005.09.08

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• 女王の教室

  2日続けてドラマの話です。「女王の教室」（土曜日21:00～）今までCMの感じから、単純に怖い先生の話かと思っていました。先週初めて見たのですが、何か違う。生徒が活き活きしていて、まるで「女王」天海祐希は仕組んだように、子供達の本来の姿を現していく。負荷を与えれば与えるほど、それに比例して子どもたちの結束力が増していく。「女王」の負荷の与え方は半端じゃありません。それこそ悪魔的。でも、その負荷たるや、莫大な労力を伴うだろうもので、きっとその背後には“愛”があるのだろう。そんな気になってきます。人を怒る、厳しくする。これらは、エネルギーがいることです。誰でも嫌われたくない、とか、好かれたい、という気持ちはあるはず。そのために妥協したり、迎合したり、さらに悪いことには、するべきことを放棄したり。そんなものが微塵も感じらない「女王」。ステキ。注目度アップです。

  2005.09.06

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• 情熱を持って

  数日前にブログに書いた友人。メールを出したら、たまたま東京に来ていたので、前回と同じコーヒーショップで待ち合わせた。やりたいことはいっぱいあるのだけど、追いつかなくてね～、と、前回会った時より格段に輝いている。その友人が面白いことを話してくれた。お店を持ち、マッサージを始めたら、手が変わったという。以前より掌の温度が高くなったように感じる、と。マッサージの終わりは”気”を”捨て”て、完了する。始めたばかりの頃、それがうまくいかず、体調も気分も落ち込んでいる人をマッサージしたら、自分も同じような状態になったのだそう。人それぞれに”気”を持っている。そしてそれはうつるもの。たとえマッサージのように直接触らなくても、近くにいれば影響があるかもしれない。そうだとしたら、常に良い”気”でいたい。------------------------最近、空間が気になる。居心地の良さはイコール、”気”の良さなのだろうか？この日の午後は、そんな居心地良い空間だった。午後から参加した、友人の主催するセミナー。今まで受けたものとは情報の入り方が違う、濃い内容だった。これは、何だろう。主催者の想いが、がんがんに伝わってくる。その在り方が、端々で響いているからなんだ。プログラムも良かったけれど、違う人が同じことをしても、こうはならない。自分の中の反応が引き起こされる空間。意図通りのものを相手から引き出すのは、想い・情熱と行動の一致。そんなものを気づかせてくれた友人に感謝。

  2005.08.20

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• うれしい知らせ

  彼女に会ったのは、確か３月末くらいだったと思う。ずっと会わないままで、もうかれこれ丸４年。朝１時間くらいだったけど、久しぶりに出会ってコーヒーを飲んで、別れた。同じ研究室で、１年間一緒だった彼女は、本当に良くできる人で、尊敬していた。常に考え、シンプルで、素早く仕事ができる人だった。それまでの何度かのやり取りで、つらい近況は聞いていたけれど、仕事のための勉強をしに東京へ来る、と聞いた時は驚いた。でも、会って、やることに対しての一貫した想いを聞き、強くなったね、と思うとともに応援したくなった。やっぱり細々とでもいいから、好きなことをして生活をしたい。そんな彼女のお店がオープンしたと聞きました。足・靴・歩行のトータルフットケアサロン　teel奈良には、しばらく行けないなぁ。

  2005.08.17

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• みどりの窓口で

  週末に関西へ行くことにした。そのため昨日は夜行バスのチケットをとろうと、朝から電話をかけまくり。週末は三連休ということもあり、その日は土曜日だったこともあってか、バスは満席＆電話も繋がらない。こんな時は、みどりの窓口へ！と行ったものの、長蛇の列。いつも3つ空いている窓口は、2つしか空いていない。イライラしながら待っていると、後ろから英語が聞こえた。「お昼は何食べたい？」と。あまりに流暢だったため、外人さんかと思っていると、小さな女の子が「も一回言って！」と何度も尋ねている。英語に堪能なお母さんと、2人の2～3歳のお子さんだった。このお母さんのすごいと思ったところは、しかり方が論理的。普通なら「そんなことしちゃダメでしょ」というところを、「あなたが○○して面白いのはよ～くわかったわ。でも邪魔になるから、やめなさい。」と言っている。子どもがふてくされた時、ひとしきり怒った後で、「お母さんが疲れているのはわかっていたけれど、あなたもそうだったのね。」と抱き上げていた。子どもとの話に、英語を取り混ぜながら、子どもがわからなくても根気よく繰り返していた。このような話し方が良いのか悪いのか、または良いも悪いもないのかもしれない。でも、子どもに対して、真剣に向き合うこのお母さんを、私は尊敬してしまった。-------------------------帰りにハーゲンダッツ カルベネ・ソーヴィニヨンソルべを購入。なんとなく満たされない気分の時買ってしまう。悪い癖。

  2005.07.10

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