八日目の蝉 を読んで あらすじあり 注意してください
八日目の蝉 角田光代あらすじは不倫関係にあった男性の赤ちゃんを連れ去って....という女性の話なんですが悲しい話だなあと思いました誘拐事件の当事者たちの心情、そのあとの人生、植えつけられた逃亡の記憶、本当の家族とのすれ違い、またほんとの母の苦しみ、やりきれなさ、怒り、あがき、etc 人間の幼い時の記憶がどれだけ人生に影響を与えるかを痛いくらい感じました。それでもそのままで終わらないのが角田ワールドの良さね思い悩み、あきらめ、あがいたことも、いつか明日への糧になる!! 道標になる!!!一筋のひかり なんて言葉があるけれど本当に少し、微々たる希望がこの事件に関わらなければならなかった人たちを救っている気がしました。対岸の彼女 という小説からも、私は勇気をもらったのですが八日目の蝉 からも 充分な 励まし を受け取った気がしました。にほんブログ村