BON JOVI @Tokyo Dome 4/8
やはり偉大でしたよ。BON JOVIは。いや、分かってたんですよ。初めから。でもそういう期待を裏切ることなくきっちりとまとめてくれるトコなんかは阪神“兄貴”金本に通じる尊敬の念を抱きますよ。これは無理矢理か。心配していたRichieの骨折に関しては、ストラップを右肩から下げてたくらいでプレイに関しては個人的には違和感は全くなかった。ただ実際はかなり痛かっただろうことは推測出来るし、相当の特訓を積んだらしい。それにしても2時間半。ジャニーズとか他の邦楽アーティストのライヴに行ったことない身としてはかなり長いライヴ。それでも全然飽きさせないし、まだあれもこれもやってないと考えてしまうのはいかに多くのヒット曲があるかってことの証明だね。個人的には高校以来2回目のBON JOVIライヴ。初めてのライヴがBON JOVIだったので思い出深いし、それから散々いろんなバンドを観るようになって、またここに帰ってくる。ほんで彼らもまだまだ一線級で活躍してるってのがホント凄いことだなぁと感じる。席はスタンドだったけど前の方だったからそれほど悪くはなかった。もともと音と席は期待してなかったから。今回は巨大スクリーンが左右と真ん中に設置されててよく観られました。音は、まあ悪いわな。やっぱこもるよね。もごもごする。やってくウチに調整出来てきて、段々よくなっては来たけど、1曲目とか何やってんのか一瞬分かんなかった。サポートG.がついたことも今回の話題のひとつだったみたいだけど、毎回観てたワケじゃないし、どうなのかはよく分かりまへんでした。最後の方で気が付いたけどKey.ももうひとりいた。セットはLast Man Standingで始まり、Wanted Dead Or Aliveで終わる構成。全26曲。新作からは6曲やった。個人的なハイライトは、Jonがしばらくしゃべったあと役者っぷりを発揮し、"2006,2005.."と一年ずつカウントダウンしてって1982で"Stop!"と言ってRunnawayのあのキーボードが炸裂した場面。あの曲をロックヴァージョンでやってくれた部分も含め、しびれましたなぁ。一般的にはI'd Die For Youをやったのがサプライズだったようですが、個人的にはIn These Armsをやってくれたのが嬉しかった。あとRaise Your Handsもいい曲だ~。いきなり客観的になって悪いが、Jonは高音は全くでていなかった(というよりむしろ出さなかった)し、相変わらずRichieの方が歌は上手かった。ここ数作でBON JOVIが“ロック”していると感じいたので今回は足を運んだんだけど、その期待通り、今のBON JOVIはまさに“ロック”していた。次回もロックしているかは分からない。ただ、“今”のBON JOVIが脂がのりきっていた事実を確認出来たことが何よりの収穫。まだまだ侮れませんですよ。BON JOVIは。BON JOVI are:vo. Jon Bon Jovi g. Richie Sambora dr. Tico Torres key. David Bryan(ba. Hugh McDonald g. Bobby Bandiera key. Jeff Kazee)