イタリア語英語の発音
イタリア語の発音って日本語と似ていて母音と子音で発音することが多いので日本人には簡単ですが英語って日本語にはない発音があるので難しいですよね。LとRの発音がそのひとつ。イタリア人はLとRがありますので大丈夫です。でもたまにRが舌巻いてるときがありますけどね。たとえば以前、英語の生徒のうちに行った時に”Star Treck" (アメリカでサイファイのTVシリ-ズ)のDVDがあったので”Oh Star Treck!!!"って英語の発音で言ったら生徒に”オ-ノ-・・・スタ-ル(このルは舌を巻いて)テゥレック(テゥからレにかけて早く発音します。)”って直されちゃいました。THの発音もそうですね。これはイタリア語にもありませんのでちょっと難しいようです。たとえば1番から10番までを言え後で言うときに1st, 2nd, 3rd, 4th,5th,6th,7th・・・とthを発音しますがこの練習をしているときに彼らは意識しないと発音できないので思いっきり意識していたらしく、thに力が入るんですよね。 だから発音するたびにつばが飛んだりして・・・かわいい・・・そしてこのごろイタリア人の話す英単語で気が付くのが英語のAの発音。たとえば男性の名前のJackをジェック、Backをべック、Station wagonをステーションウェ-ゴンとか・・・AをEと発音しております。 普通アメリカ英語だとこういう場合のAってAとEの間の音に近いものを出しますが(口を横に開いて発音する音ですね。)そんな音声イタリア語にはありませんのでEになってしまうみたいです。日本だとそのままA・・・”あ”で発音しますよね。私がつい最近まで英単語をイタリア語の中に入れて話している最中にでイタリア人に分かってもらえなかった単語があります。それはE-Mail.日本語のE-meil発音しても分からないだろうから英語の発音でず-としていたのですが70%くらいの人がその単語を理解してくれない。私がその単語を発音するとみんな?ってな顔をする。ある日イタリア人の友達にそのことを話し、イタリア人はどうやってE-Mailを発音するか聞いてみると・・・”イ-メイルッ”ってな感じでE-Maillと最後のLが2つ続く感じでLに力を入れてLにアクセントをおくらしい。英語だと反対に最後のLは無音に近いですよね。その言い方で発音して以来、イタリア人にこの言葉が通じるようになりました。そして先日英語のレッスンの最中に生徒に”What is your favorit sandwitch?"”あなたの好きなサンドイッチは何ですか?と質問すると・・・”Mc Donalds”と返事が来た。私はプロシュ-トのサンドイッチとかモッザレッラのサンドイッチなんてのを想像してましたがやはり現代っ子ですね。 Mc Donaldsですか~。そこで私が”So, which Mc Donalds' burger do you like?"って聞くと・・・生徒はってな顔してる。英語の質問自体が分からないのかと思ってイタリア語で訳したけどそれでも分からないえ~今Mc Donaldsがすきだって言ったばかりじゃん。そこで気が付いた。 イタリア語に訳してあげてもMc Donaldsのところだけは英語発音してたから分からなかったんだ~。 日本人がMc Donaldsを言うのも難しいですよね。多くの日本人がMc Donaldsをアメリカ人の前で話してもきっと分かってもらえませんよね。イタリア人も彼らなりのMc Donaldsの発音があるんです。だから私が英語式にMc Donaldsを発音してもこの子には分からなかったんです。このときはどうやって発音したらいいか分からなかったのでMc Donaldsをこの子に分かってもらうためにいろいろと言い回しを変えてやっと私がMc Donaldsを言いたいんだということを分かってもらいました。そしてその子(7歳)にイタリア語でMc Donaldsってどう発音するのか習ってきました。逆輸入英語だ~。そしてその発音はマック ド-ナルデゥド-にアクセントを置くようです。イタリア語にはHの発音がありませんのでHaveとかHの発音が難しいようでアヴとか言っちゃったりする生徒がいます。Hello ”ヘロ-”は”エロ”イタリア人が日本で”Hello Kitty" (キティ-ちゃん)のグッズをお店で探している最中に”エロ キティ-ノモノクダサイ”って言ったら”うちにはそんなものありません” って怒られた。 なんてエピソ-ドがあるらしいです。