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手術の思い出

今日は大掃除をしている間にお昼過ぎになってしまいました。この１６００年代に建てられた家の中にいれば家の壁の厚さで夜の涼しい空気がまだ残っていて涼しいのですが外は暑いです。イタリアのお店が１時から４時、４時半くらいまで閉まってしまう理由がなんだか分かります。　この時間は最高に暑いですからね。　家の中でゆっくりしたいのでしょう。話は変りますが、このごろとっても元気なんです。　手術をしてから今までにないと言うかとても若かったころのような元気さです。筋腫を取ったせいなのか？それとも日本の婦人科の先生から出してもらているサプラメントが体にあっているのか？　とってもうれしい限りです。たまに手術のときのこととか思い出しますが手術を受けた日の夜のつらさを考えると病気はしたくないな～ってしみじみ思います。私の場合筋腫を取るだけの手術でしたから手術のつらささえ乗り越えればどうにかなりますが病気で入院されている人たちは大変だな～って思いました。さて、もうそろそろ手術をして５ヶ月がたちます。　おなかの傷もだんだん薄くなってきました。だんだん手術のことを忘れかけてきましたが忘れる前に日記に残しておこうかな～って思い時間のあるこの夏休みに書くことにしました。手術の当日はとっても緊張していた私。普段心拍数が５０をきるくらいのわたくしですが、(水泳を長い間していたせいでしょうか？　普通の人よりとても低いです。)病院について自分で図る血圧と心拍数を見ると８０を超えてました。　その日、お昼ご飯は病院食をいただき同じ病室の女の子とおしゃべりをしている間にとっても疲れてきて、その後眠くなってうたうたしてしまいました。緊張したり、ストレスがたまるとすぐ眠くなるわたくしでして、よっぽど緊張してたのでしょう。そして、私が感じた病院の印象ですが・・・とてもよかったです。今、日本の病院はこういったシステムをとっているところが多いのかもしれませんが間違いをなくすために患者の名前を患者に言わせたり、手術の前に今日はどこの手術をしますか？と患者に聞いたり、しっかりしているな～って思ったんです。看護士さんもみんな優しかったしある程度緊張していた私ですが看護士さんたちのおかげで、この緊張も最低限にすみました。信頼できる先生にめぐり合えたのも病院の印象を最大にしたひとつかもしれません。私を手術してくれる先生に初めて受診してもらった時あ～この先生に手術してもらうんならだいじょうぶだ～って思ったんです。イタリアの病院で筋腫以外のことを検査するために内視鏡検査を受けた際に出血はするは、一日中おなかは痛いは、最悪でした。　同じ検査をこの先生にしてもらったときはしっかりナプキンを持って行ったり、その日は何もしないように午後の予定は入れなかったりと準備をしていったのですが出血はしない、おなかも痛くない、あれ？これってやり方によってぜんぜん違うのね。って思ったんです。これ以来、先生の腕のよさを身体で感じ、手術を安心して受けることができたんです。やっぱり身体を切り開かれるわけですからやっぱりいい先生に手術してもらいたいですよね。では今日はこの辺で。　また少しずつ思い出して書いていきましょう。、

プ－ルでリファビリ

明日で退院してから４週間経ちます。退院当時は切ったあたりは全然痛くなかったのに腸のあたりが痛く、食べ物を食べたり飲み物を飲んだ後、腸がきゅ～って痛くなってました。あれは結構きつかったですね。　痛いときって顔までしかめっ面になっちゃって数秒～数分立ち止まっちゃうんですよね～。病院から帰る途中にそうなっちゃったときは困りましたよ。。。でも日に日に良くなってきて自分でも昨日より今日のほうが痛くないって感じて毎日回復しているのを体で感じてました。先週の受診の際に先生にお風呂に入っていいと言われ、（それまでシャワ－だけでした。）運動もしていいと言われました。その時先生に手術で取った筋腫の写真を見せてもらいましたが大きなもの（約６ｃｍ）を筆頭に１７個もありました。その写真をもらって帰ってきましたがすごいお土産ですね。　筋腫も良性のもだったようで安心しました。でもよく考えるとあれだけ切って取ったわけだから切り口だってたくさんあったんだろうな～って思うんです。　その割には回復が早かったな～って自分でもびっくりでした。先週からこちらでも水泳を始めたのですが、最初は胃のあたりがつる感覚がしてなんとも変な感じでした。今日も泳いできましたがまだちょとそんな感覚はあります。でも最初より楽になってきました。　歩くぶんには何にも変な感覚はないのですが。。。泳ぐときって体を結構伸ばすから感じるのかな？手術後、おなかのあたりをかばおうとして無意識的におなかをかがめていてそのまま筋肉が収縮しちゃったのかな？回復も早いけど体に変な癖がつくのも早いなって思いました。でも運動すると気持ち～い。そのあと同じ施設にある大きなお風呂でゆっくりあったまって帰ってくるんですが私は日本人で良かったな～ってつくづく感じます。お風呂は最高です。

私もカミングアウト？

こんにちは。　退院してからもう５日が経ってしまいました。週末には小さい子供が３人もいる弟家族が遊びに来ていて家の中は嵐のようでした。そして昨日は婦人科の受診に行ってきて、今日はおうちでゆっくりしてます。さて、前回の日記でご存知のとおり、今回の手術は子宮筋腫を摘出するものでしたが、これには私なりのなが～いスト～リ～があったんです。今回のタイトルを見てって思った方いるかもしれませんね～。えっロマ－ナさんてもしかしてレズビアンだったの？とか思った方いますかね～？い～え～っ。　私、オトコのかた大好きです。実は私、３年半ほど前に１０周に入ったところで流産をしました。　昔からいつかは赤ちゃんができたらいいな～とは思っていましたがその時をさかいに赤ちゃんがほしいと思う気持は一層高まり、頑張っておりましたがなかなか妊娠出来ませんでした。こういうことを日記に書くのは初めてです。　日記は友達以外私がどういう人物か正体はわかりませんがそれでも日記に書くということに少々戸惑いがありました。　でもこうやって自分の体験記を書く事で他にも同じような問題を抱えている人とインフォメ－ションを交換できたらと思い日記にてカミングアウトをしてみることにしました。さて、流産をした際にエコ－を撮り（本当はこの週に第一回目のエコ－を取りに行くはずだったんです。）筋腫が見つかりました。　筋腫というものがなんだかよくわからなかった私は流産というショックとあの頃イタリア語がよくわからなかったので先生たちのしゃべり方や行動を勝手に解釈してとんでもないものが私のおなかの中に出来ているのではないかと心配しました。そのあとに流産まで私の主治医だった先生に流産前に行った血液検査を見てもらったところある部分の数値に蛍光ペンでハイライトされました。これは確か数十パ－セントのヨ－ロッパの人には高い値が出るらしく、この数字が高いと流産する可能性が高いというものらしいです。そして私の値も高かったので先生はこれにハイライトしたようです。先生は深刻な顔をしていたのですっごく怖かった～。でも今考えるとあれは私のテスト結果を見て深刻な顔をしてたのでなくいつもあんなかおしてたんだ～って思いましたよ。　ふんっ。　まったく。そしてその際に先生がこれから飲んだほうがいいというサプリメントとして葉酸、ビタミンB6、そして微量のアスピリンです。これらを３ヶ月ほど飲んでいましたがきっとアスピリンのせいでしょうか？　めまいがひどく生活に支障を起こしてきたのでアスピリンを飲むのをやめました。流産あとすぐに日本の大学病院で筋腫を見てもらいましたがその時は大きさ的にも数的にも妊娠に影響はないでしょうとのことでした。ロ－マでも婦人科に通うだけでなく栄養学の先生から食事療法を学んだり、針の先生の所にも週に２回ほど通いました。針に通い始めたころ針の先生がその時の状況を知りたいのでエコ－を撮ってくださいと言われ取りに行くと、日本の大学病院で撮った時より一個少ない４個だけでした。う～うれし～減ってる～。そして治療を始めて５ヶ月後に針の先生がどれくらい良くなってるか見てみたいという事でエコ-を撮ると・・・ゲ－！！！もっと増えてた・・・　見えるだけで８つはあると言う！！！５か月も頑張って針に通ったのに増えてる！！！ショックのあまり、その日をさかえに針には通わなくなりました。　そのあとロ－マでは婦人科の先生を変えました。　だってその病院では名医かもしれませんがぶっきらぼうでぼつぼつとしか言わない先生になかなかいろいろ質問できず、いつも病院から帰ってくると心配がいっぱいだった私はこんな先生に診てもらってもしょうがないと思ったんです。師匠のお友達で４０歳で子供を妊娠、子宮筋腫もたくさんあったけどそのままで出産をしたかたの産婦人科の先生を紹介してもらいました。その時は流産から一年ほどたってましたが筋腫の状況をその先生に診てもらいましたがその先生はこの筋腫が妊娠するしないには関係ないけどこれだけたくさんあって一つは大きいものだからそのうち摘出したほうがいいと言ってました。　それは２年前。筋腫は５ｃｍ弱一個とそのほか８つくらい小さいのがあると言ってました。この時にこの婦人科の先生に以前、血液検査のハイライトされた部分を聞いてみると・・・これは私よりスペシャリストがいるからその先生に診てもらって・・・とのこと。そのスペシャリストの先生に会いに行くと‘これはヨ－ロッパの女性に数十パ－セント、日本女性には３パ－セントと低いもので、それにこの血液検査は難しく、誤診が多いとのこと。おそらくあなたの場合誤診でしょう。と言われもう一度信頼のおける病院で検査をしてそしてその数字が普通の値であれば前に出された異常値は誤診ということです。‘と言われた。そしてもう一度検査を受けると・・・普通値だった・・・先生はこれで安心ですね。　って言ってくれた。　それにしてもこの誤診のおかげですっご～く心配させられました。　どうしてくれるんだ！！！　ロ－マの婦人科の先生にはそのうち筋腫は取ったほうがいいと言われましたがその時私は取らずにこのままもう少し様子を見ようと思い一年経過。。。　やっぱり妊娠の傾向がありません。そしてある時母の友人のお嬢さん達が漢方を飲み始めて妊娠したというお話を聞きました。東京のある漢方の診療所から出してもらう漢方を飲むことによって体を妊娠しやすい方向にもっていくというのです。２年ほど前に日本に一時帰国した際にその漢方の診療所を訪れてみました。そこで今私が信頼を置いている婦人科の先生と知り合うきっかけになるのです。今日はここまでにしましょう。

祝！！！退院しました

皆さま～。　いろいろとご心配をおかけいたしましたが昨日、めでたく退院することができました。皆様から温かい励ましのお言葉をいただき、それを母がプリントしてくれて手術前に病院に持ってきてくれました。とても心強かったです。本当にありがとうございました。今でも多少痛むときはありますが普通に歩き、日常生活を始めています。これが回復への大事なリファビリみたいです。今回、手術、そして入院したことでいろいろと考えさせられました。　いろいろな意味でポジティブな体験だったと思います。ですのでこれから少しづつ手術と術後のことを書いていきたいと思います。まずは退院のお知らせまで～。

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