macminiの故障
7年目にしてついに故障か?という事態に陥った。マックユーザーにはおなじみのリンゴマークのブートアップ画面から、finderに移行しなくなってしまった。ブートアップで止まってしまうのである。ハードの故障の場合はsadmacという有名な画面になるのですぐにあきらめられるのだが、症状から見るとどうもそれではないのでOSが壊れたと解釈するべきだ。一昔前なら付属してきたDVDを探すところだが、今はダウンロードしてセットアップ用のディスクを作る時代だ。普通は外付けのHDに記録するのだが、私の場合ホームぺージのデータを入れているのが一台あるだけだ。こいつで何とかなるだろうか?アップルケアに電話してみたら意外に早くつながった。アップルケアというとiphoneの修理が有名だが、macにも対応してくれる。事情を話すと、それじゃあHDDのパーティションが切れるかやってみてくださいとのこと。電話はフリーダイヤルでつなぎっ放しだ。firstaidでやってみる方法も教えてもらいながら、事は進むが、結局できなかった。ほかにHDDはありませんか?ときかれ、息子にもらったリムーバルがあるのを思い出し、これを利用することになった。ちょっと動作が不安定だが、10分ばかりでダウンロード、インストールに30分ほどかかった。この間には一度電話を切ったが、アップルのサポートには「スペシャリスト」と呼ばれるスタッフがいる。確かにどのホルダに何が入って、というのはそらんじている。「ではユーザのホルダからこれとこれをデスクトップにコピーして・・・」などと、画面共有をもとにして指示してくれる。コピーには2-3時間かかるのが常だが、「終わったらお電話ください」で経過を共有して次の作業に入り、別のスペシャリストにも繋げられるようにできている。また、込み入っているときには特定のスペシャリストを指名できるような手順も教えてくれた。これにはちょっと感激。こういう作業の時、周辺機器は干渉を防ぐために最低限のものにする。これはまあ当然だ。大変だったのはデスクトップのコピー。これは整理しておかないと無駄な作業が増えてしまう。使い切りのデータなんてのはさっさと消してしまうべきだ。また安易に「書類」なんて名前のホルダをつくると、どこの階層にあったものかわからなくなる。ユニークな名前をつけたほうがよい。まあ、大変なのはデータの移行だ。外部にコピーができれば内蔵HDDを消してOSを再インストール。この辺はユーティリティーがしっかり仕事してくれる。データの書き戻しにも時間は同じだけかかるので作業時間の見極めは必要だ。アプリの方はメディアさえあれば何とかなる。ただライセンスの問題は各社に問い合わせないとわからない。今回、一番急ぐのはオフィス:mac2011だ。チャットでMSに問い合わせると、2011はすでにサポートが終了している。ファミリーパックなので3台にインストールできるのだが、現在2台にインストールして娘に使わせている。今回のようなケースでは最後の一台にカウントしないといけないのかどうかを聞いたのだが、3台以内にしておけばいいらしい。(深読みすれば、サポートがないのだから監視もないと読むべきか?)後、写真関係とfinaleやらmaleplaneなどが残っているが、おいおい修復する予定だ。それにしても今回のアップルの対応は素晴らしかった。何かと高価なアップル製品だが、これだけ親切なサポートをしてくれるのなら結局は安いことになる。windowsは会社でしか使わなかったので実際のサポートは見たことないが、10年間で7,8,10と変わった。何がどう変わったのかも知らないが、ハードの買い替えが前提になっているように思う。Macは7年目。これでまた3年ばかりは使えるだろう。HDDをSDSに変えたら故障率も減るだろうから更に長く使えるかも。これに比べるとASUSはダメダメだ