神様と仏様ってどこが違うの?
孫2号からの難問である。毎日の「お勤め」で、お経をあげるからちょっとどいてと言って、遊んでいた彼女に割り込んだ。「どうしてお経をあげるの?」「ご先祖様に『今日も一日無事に過ごせましたよ』と報告するんだよ」相手は小学校一年生。わかるように言ったつもりだったが、突っ込んできた。しばらく考えて、「仏様は昔いた人のことなんだ。釈迦というインドの人がいて、その人が『人間はどう生きるのか』という大きな問題に答えてくれたんだ。神様というのは、例えば風はどうして吹くのか、とか雷はどうしてなるのかというようなことがわからなかった時に、当時の人が、『神様がいて、そうやっているに違いない』と考えたものなんだよ」と答えてやった。答えは「ふ〜ん」アミニズムとかシャーマニズムとかを私が知ったのは小学校高学年の頃だったと思う(思えば生意気なやつだった)が、まああながち間違ってはいないと思う。こういうわけのわからん質問をしてくる歳になったかと孫娘の成長を嬉しく思った。孫1号(小五)の方はカードゲームに懸命で、私の知識ではとてもじゃないがついていけない。ほとんど宇宙語を喋ってる。