解体費用はどんぶり勘定!?
振り返ってみると1年前のちょうど今、連休中。父の葬儀の最中に家の建替えを決断して、四十九日が過ぎて本格的に検討を始め、どの業者さんにすればいいのかと思っていたころだった。そして地元の大手A工務店にしたいと思い、モデル住宅を見に行き少し説明を聞き家を見に来てくれることになっていたんだっけ。また、その1週間後にそれでももう1つくらい検討しようと思って、ハウジングセンターに行ってなんとなく呼びとめられて入った一条工務店。その1週間後に家を見に来てくれ、見積もりも出てきて、2週間後、5月末には契約しちゃったんだった。先日、営業さんにその時の話になって、こういわれた。「決断力がありますね」迷う人は、あっちもこっちも見て、結局何がいいかわからなくなる。そんな人もいる、とか。この1年で、あらためて自分のことで気づいたことがある。決断力があるわけではない。逆に優柔不断なわけでもない。一度いいと思ったものは、いいといい続ける。納得しないことに、首を縦に振らない。そんな自分にあらためて気づいた。さて、仮住まい生活となり早3ヶ月が経過。解体や土地の造成等についても記しておこうと思っていたがおそくなってしまった。●roze-piの鳥かごプロジェクト♪2月に解体をした。(詳細はそして、更地になった参照)3月に地盤調査をして最終的な契約。4月から宅地造成工事に入って完了し、連休明けから基礎工事に入る。(うちの土地は思ったより広かった!?参照)なお、地盤調査の結果だが、全く問題なかった!土地が脆弱で余分な費用がかかるということはなかった。やったぁ!田舎とはいえ街中だし、古くから人が住んでいるところなわけだし、地盤が弱いわけないと思ってはいたが、徒歩3分くらい離れた先では、地盤が弱くて100万費用がかかったという話を聞いていたので、ひと安心。だが土地がらみでお金のかかること発生。この話は次回。今回は、解体についてのみ記したいと思う。ちなみ解体時の様子は、そして、更地になった参照。10日もあれば解体できるといわれていたけれど、5日で終わっちゃった💦◆解体費用はどんぶり勘定か!?結論からいうと、一条工務店に紹介された業者さんで解体してよかったと思う。その大きな理由は、すべてまかせられた、こと。ガス屋さんや解体業者さんからもあれこれ聞かれたこともあったのだが、よくわからないことばかりで、すべて営業さんが対応してくれた。解体業者を自分で選んだ場合は、恐らく間に入ってあれこれやらなければならないことがあったはずだと思う。そして今の時点で思うこと。解体工事だけではなく、宅地造成や外構工事だって単にお金のことだけを考えたら見積もりを取って安いところにすればいいのではないか、とも思う。解体して、すぐに建てられる状況の土地があり、どこで建てるかどんな家にするのかと検討できればそれが一番いいとは思う。当然、家を建てるための予算は考えていたが、土地がらみでも少なからずお金がかかりそうというのも推測できてはいたが、壊してみないとわからないことがありどのくらい建物にお金をかけていいのかが不透明であったことは、大きな不安でもあった。ただ解体するだけであれば、たとえば借地なので更地にして地主さんに返すなどの場合は2~3社くらい見積もりを取った方がいいのではないか、と思う。▼解体費用は?解体費用は、一条工務店の見積もりに計上されていて、1年前に家を見てきていただいた時点で250万と計上されていた。解体業者さんからの直接の見積もりはなく、細かな内訳はなかった。とにかく物があふれていてすべて捨てるということで見積もってもらったので、高めに出してあるとはいわれた。解体業者さんは当初に一度、秋にせっせと片づけていたせいか、再見積もりをするとのことでもう一度、最後は解体直前にと合計3回見に来た。2回目に見に来たときに、営業さんの都合がつかず業者さんのみ。「営業さんがいないのでお聞きしたいんですが、“中間マージン”とってますか?」とってない、といわれた。さらに別の機会に、解体の費用の話になった際、「一条さんでも解体に関して、どのくらいか手数料を取っていると思いますし…」といったのだが、否定も肯定もしなかった。また、知り合いに建築関係の人がいたのでちょっと見てもらった。「まあ、そのくらいはかかるぞ。野原に建っている家なら100万ちょっとで壊せるけれど」といわれた。さらに、当初検討していたA工務店でも、Googleのストリートビューで写真を見ながら、220万くらいはかかるかなといわれていた。結局、250万の見積もりで請求は224万。家にあふれていた捨てるものは、ほとんど自分で処分したし、その努力の成果がその差額?余談だが、父が亡くなる3ヶ月ほど前くらいからこれは何とかしないといけないと思い始め片づけを開始した。その間、市のゴミ袋や束ねてゴミの証紙というのがあるのだがそれを貼ったりして出したのだが270個くらい出した。ごみ処分代(袋代や証紙代)は23000円ほど。請求書の不要物撤去を見ると、1㎥あたり11,000(税別)となっている。見積もり以上の請求はこないと思うけど、全部任せたらこの見積で足りてたの? とも思う。▼解体費用は?1階 1㎥あたり単価 14,000(税別)2階 1㎥あたりの単価 8,000(税別)平屋の方が安いのかと思ったけれど、基礎の部分が多くなるから決してそうではないらしい。ただ、家って、古いから基礎なんて大してなかったと思う。過去に載せた写真。この下屋っていっていた空洞に、いらないものがたくさん💦このような石段があったり、玄関先の花壇のブロック撤去に費用がかかっていた。1981年 (昭和56年)以前の家だし、古い家を解体するなら、平屋の方が安いのではないかと思った。うちの近所でも平屋の解体をしたが、古かったし、さらには角地にあって足場も組まなかったし、重機が入れた。そういう立地条件からも解体費用は異なると思う。そこで考えてみた。▼解体費用がかかった理由①基礎もしっかりしていない1981年以前の住宅とはいえ、家の密接した地域であったこと。それにより重機が入るまでに一部解体しなければならなかった。②解体足場やメッシュシート代1㎥あたり1,250(税抜き)で約40万かかった。足場を組まずに解体している角地の平屋の家を見ると、立地条件的に費用はかかったと思う。★細々とかかったもの裏庭の父が作った波板で囲まれた空間…65,000給排水切り離し…55,000ブロック撤去…66,500樹木撤去…46,500裏庭には、狭いながら柚子の木も含めて4本あった。★諸経費… 136,500って、なにかな?人件費も含むのかな?最低でも5~6人くらいで作業してたけど…。★明確に処分費用が分かったもの温水器…13,000ベッドマット…4,500家の建替えに伴う解体費&解体業者。建替えるのに時間的な余裕があれば、先に解体&宅地造成までしてからの方が安上がりではないか、と思う。ただ解体業者はともかく造成業者まで個人で見つけるのは、難しいのかなという気がしなくもない。解体だけであれば2~3社見積もりを取った方がいいと思う。解体は、どんぶり勘定、そんな気がしてならない。中間マージンの件はよくわからない。この請求額に含まれていて、解体業者が払っているのかもしれない。ちなみに費用は、一条工務店ではなく直接解体業者へ支払った。もう少し安くできたかもしれない。また他に見積もりを取ってもよかったかもしれないと思わなくはない。だが先にも記したが、解体、宅地造成から基礎工事。一連のものなので、一条工務店の紹介の解体業者にまかせてよかったと思っている。さて、次回。宅地造成のことと、土地がらみでお金がかかったことを記したい。過去の記事はココから↓🐣鳥かごプロジェクト 木漏れ日の中で…roze-pi家の食卓日記ハンバーグ♪黄昏屋敷の古井戸から…ホラーな日記。真実かって? それは、ひ、み、つ♪