マイルを貯めることにしました
ここんとこずっと頭を悩ましていたクレジットカード選びですが、ようやく結論。ざりがにもマイルを貯めることにしました。そもそも。巷ではネコも杓子もマイル一色ですが(言いすぎ)、マイルって本当にお得なの?実はこの疑問に答えるサイトって意外とないんですよね。と、いうのも、多くの陸マイラーサイトはアフィリエイト収入を目的としているため、マイルはお得!としか書かない。だって、お得じゃないかも、なんて書いたら誰もマイル貯めないでしょ?彼らの言い分はこうです。「大多数のクレジットカードでは1000円で1ポイント。金券還元の場合は1ポイントあたり5円、つまり100円あたり0.5円が標準だけど、マイルでは1ポイント10マイル、つまり100円あたり1マイルが標準。更に1マイルの価値は特典航空券に代えれば1.5~2円だからポイントを金券にするより4倍以上お得!!」と、こうなるわけです。確かに間違ってはないですが真実ではない。ここに隠されている問題を挙げてみます。問題1 マイルの使い道マイルってまともな交換対象と交換するには最低ラインがなんと10,000マイルなんですよ。10,000マイルで10,000円分のEdyと交換。次が15,000マイルで特典航空券と交換。後は20,000マイルで30,000円分の航空会社で使えるクーポンと交換。もし飛行機に乗らないなら10,000マイル貯めてようやく10,000円分のしかもEdyと交換になってしまうわけです。これでは決して効率がいいとは言えない。あくまで特典航空券を使う場合にのみ有効、というわけです。問題2 特典航空券問題ない。一年に一度は旅行くらいいくわさ。この考えがこれまた通用しないんですわ。基本的に特典航空券というのは「マイルを貯めてくれた人に特別に席を用意した航空券」ではなく、「閑散期に空気を運ぶくらいなら乗せてやらんでもない」というもの。結論から言えばGWや連休に取るのは論外、繁忙期も予約開始と同時に満席という有様。どっちかというと、行きたい場所を決めて予約するのではなく、予約できた航空券に合わせて旅行を決めるという使い方になりがち。休みが自由に取れるなど特別の人を除き、使い勝手がいいとはとても言えません。問題3 費用幾多の困難を乗り越え予約できたとしても当然宿の手配は自前。国内の旅館とかなら別として沖縄や北海道のリゾートホテルに泊まろうとすると、宿だけで往復航空券込みのパック旅行とあまり変わらない、なんてこともしばしば。そのため、特典航空券での旅行の際は民宿など陸も極力安く抑える手法を採る人もいますが、それじゃあ、ねえ・・・。問題4 マイル移行手数料マイル還元率の高いカードにANA JCBカードがあります。これは1000円で1ポイント貯まり、移行手数料を払うことで1ポイント10マイルに交換できるもの。また、前年実績により1.5倍まで増加するので、結果だけを見ると100円で1マイルが基本でたまり、前年実績により最大100円あたり1.5マイルになる高還元率カードといえます。しかし、毎年2100円の年会費(1,000マイルもらえるので1マイル2円以上の価値を見出せば実質無料)がかかる上、移行手数料が別途2,100円かかる。例えば、初年度100万円をカード決済した場合、4,200円かかって11,000マイルがもらえる計算。石垣島へは20,000マイル。これを高いと見るか安いと見るか。まあそんなわけで、マイルは万能ではないのがよくわかったわけですが、反面いいところもあります。例えば複数のカードで貯めたマイルを合算できるとか、ネット上のアンケートで比較的簡単に貯まるとか。ANAだとEdyを使うだけで貯まるのも魅力的。20万円のTVを買えばそれだけで1,000マイル貯まる計算。もう買っちゃったけど。今回はマイルについてネット上ではあまり触れられていない方向からアプローチしてみました。また面白いことがわかったら書こうと思います。今日の晩酌【十四代 純米吟醸愛山】而今を飲み切り本丸も残り少なくなり、いよいよこいつの消費にかかる。満遍なく飲んでたはずなのに貧乏性のせいかこいつだけまだ半分くらい残ってる。封切り後どんどん味が乗ってきており、味の密度が増してきている。やはり十四代らしく繊細さもあるため日によって若干の違いが感じられるが概ね良好。そうそう、ニューフェイスで【夜明け前 しぼりたて吟醸】を購入したのでそのうちレビューします。