更級日記
古典を楽しんできました~みらい塾 「更級日記」講師: 宮地桂子先生お話しの前に、ご自宅のお庭から採って来られた「カンアオイ」という植物を見せて下さいましたカンアオイ?・・・お花には全く疎い私の事 名前すら知りませんでしたシクラメンの葉っぱだと思ったくらいですから・・・・ カンアオイ 更級日記の中にほんの僅かですが「葵」という字がありますが・・・これがカンアオイだそうです 古典というだけで本の名前だけは知っていましたが私の頭の中では古典=難解でしたので、今まで読む事もなく敬遠していましたが、先生の解説があると少しは解るかな~と思い受講する事にしました更級日記・・・作者が13歳の年から52,3歳の年まで、およそ40年間の自己の人生を回想的に綴った自叙伝となっている。少女時代の、『源氏物語』や様々な物語の世界へのあこがれが、宮仕え・結婚・二児の母などの現実の厳しさを経るうちに、信仰生活に傾き、最後は彼岸へと夢を託した。で、今日のお話しは・・・13歳の女の子が父の赴任先である上総の国から牛車に乗り、お伴を従えて京都へ戻るまでの旅行記・・・言わば紀行文ですね!作者は菅原孝標(すがわらのたかすえ)の女(むすめ)だというだけで本名不明。父の孝標は菅原道真の子孫のようです~1020年の作と言われていますが僅か13歳の少女が1000年も後に残る物語を書いたとは・・驚きました宮地先生のお話し上手と優しい語り口調が難解な「古典を読む」を親しみ易くしてくれるのでしょうか?みらい塾の幾つかある講座の中でも一番の人気講座です定員70名がいつも満席~・・・今日も一人の欠席者がなかったようですよ~次回は京都へ戻られてからの生活を書きしるしたものだそうで~楽しみ~