いやだって、夏休みなもんで。
すでに4日目に突入も、曜日の感覚がなくなっている。朝いつも出してるラボから電話。そうでした、写真はがきの刷りなおしをお願いしてたんでした。白黒写真のデータを作ってもらってはがきにしたのはいいけど、いまいち指定のクロっぽさじゃなかったってんで「こりゃー時間かかるけど、どうする?」「じゃあ、頼みます」・・ってんで。はいはい、とりにいきましょ。一時間10分かけて電車にのって。できあがったばかりの緑×茶×橙×ベージュのチェックのワンピースを着ておでかけ。ずいぶん前に買った(ESTONIAだかRUSSIAの)琥珀のネックレスもくっつける。夏に琥珀?え、汗かくときは金属はつけたくないし。新しい服。自分で作ったくせに緊張するんだよね。こういう感覚じたいが好きなんだけど。体になじむまでって、やっぱり汗かいたり動いたりしないと。いつもどれだけ大股でずらずらと歩いてるのかがしのばれる。うー、小股ですよ今日は。当社比60%減。まずは用事を済ませて。それから神保町へ。おいおい、夏休みまで特価本の棚見に行くわけ?そうみたいね。ここ2.3日、新聞しか読んでないから。ちょっと古書断ち(ほんとかよ)してたので。本日の成果。「エルドラドの緑の火」コロンビア エメラルドの旅/佐野忍著/リブロポート刊 1991いろんなご縁でコロンビアのエメラルド宝石商になった著者の話。エメラルドをめぐっておきる出来事の数々。なんでかの地が血なまぐさいイメージで語られることが多いのか、これを読めば理解できる。かの地には高額で取引されるものがありすぎるのだ。それも現地で消費されるものではなく、国外で売って初めて金になる。(もちろん、国内での中間搾取はあるのよ。)そのバランスの不安定さ。それに群がる人々と欲望。それでも一攫千金がまやかしじゃない世界でもある。図版もたくさん。採掘現場や盗掘で当てたい人々の群れなど、なかなかいい写真がある。内容もすごく興味深いけど、この本で得られる「ご教訓」っていえば人との出会いを大事にするってことの重要さかな。駿河台付近の気温、20:00で29℃。おいおい、なんとかならんわけ?そのまま電車に乗り、件の本読みふけりちょっと汗かき。ワンピースはもうなじんでしまった。さーて、もう一着いくぜ。今度はバイアス・カットのvestido sin manga de lino麻の袖なしワンピースって書けばいいのに。バイアス断ちのばあい、斜めに切ったら一日ぶら下げて布目をそろえなければいけましぇん。ちょっと放置。ってなとこですね。わたしのなつやすみ。