妖しい奴ら…【写真】
対馬の北端からは韓国の釜山が見える。天気の良い日だと双眼鏡で人の姿まで見えるらしい。フェリーは、韓国からの方が便数も多く、料金も安い。日帰り旅行だってできてしまう。宿泊施設も韓国人観光客で一杯だそうだ。そんな情報を島の人から聞いた。さて、対馬で町外れの土産物屋に入った。店はおばちゃんが一人で切り盛りしている。入って暫く土産物を物色しているとお茶を出してくれた。「北の岬からは釜山の町が見えるんですね」と話をフルと、「さぁ…、ウワサには聞くけど私ら行ったことがない」「よく知りません」という意外な答えが返ってきた。店には「対馬から見える釜山の夜景」とタイトルの付いた写真が飾ってあるのに…。「観光客はやっぱり韓国人が多いんですか?」と尋ねると、「いやぁ、韓国人はそんなに居ないです」と言う。おばちゃんは口を閉ざしてしまって、あまり多くを語ろうとしない。町外れの土産物屋に、スーツ姿の男が二人入って来て、物も買わずにあれこれ聞いて来る。もしかしたら私たちは相当怪しまれていたのだろうか…!?おもしろい塩が売っていたので買ってみた。対馬の海水で作った塩である。天日塩なので結晶がとても大きい。名前はズバリ!「素留徒(ソルト)」である。しかも、何でミッキーマウスなんやろ!?謎は深まるばかり…。