北海道 第3日目 その2
ということで さてどこに行こうか、と考えたあげく、十勝岳温泉に行くことにした。 最初は愛山渓温泉を考えたのだが、層雲峡よりもさらに遠そうなので、そのあとに美瑛・富良野に回るには不便なので断念。 ガイドブックによると美瑛の近くには3つ温泉があるようだが、その中で一番山の上にある十勝岳温泉に行ってみた。 標高1280m。駐車場には雪が積もっていた。 一軒しかない温泉宿で日帰り入浴をすることにした。 中にいたのは、留守番のおばあさんと小さい孫。まったく身動きせずに横になっているラブラドール犬など、非常にのどかな雰囲気。 当然あまり期待はせずに入湯料600円を払って風呂場に向かう。ところが風呂場に入るとその固定概念は一変する。 まず、温泉は有馬の金の湯の様な茶色いお湯。 そして露天風呂に行くと、何と、そこには雄大な十勝連山のパノラマが・・・湯船につかりながら写真を撮った。手前に見えるのが露天風呂のお湯である。写真だとあまり山の迫力がわからないのだが、生で見るとすごい迫力である。そしてぬるめのお湯。長時間この中につかって山を見ていても全く飽きることがないであろう、すばらしいお風呂であった。こんな絶景の露天風呂は初めてである。 あとで合流したうちの奥さんも、すごいすごい、と感動していた。 ちなみにこの正面に見える雪山は上ホロカメットク山というのだそうだ。 外に回ると、先ほどの露天風呂が外に付き出している部分が見えた。建物の内側にも風呂は続いている。