8554220 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

投資逍遥

投資逍遥

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2004/10/24
XML
カテゴリ:読書
 この本は、2002年5月に発行されています。著者の池東旭さんは、1937年に韓国で生まれた方です。「韓日ビジネス代表」との肩書きがあるようです。「韓国を代表する知日派ジャーナリスト」とのことですが、寡聞にして存じませんでした。
 この本の前身は、『在日をやめなさいー70万人の優秀なマイノリティに告ぐ』という本です。著者が1997年に書いたものを、今回大幅に書き改めたのが、この『コリアン・ジャパニーズ』です。
 一言で言えば、著者は様々な問題点を指摘しながらも、後の世代のことを考えれば、日本国籍を取得するのがよりよい選択だと提案されています。
 以下は気になった箇所の引用と感想です。

【引用】
「幸せに生きることが歴史に対する最高の復讐である」
【感想】
 この文を2度書かれていますので、強調したかったものだと思います。この文の直後は、「在日が日本で幸せに生きるのが、差別した者に、見捨てた者に対する最高の仕返しだ。悔しかったら幸せになるのだ。」と、激励しているように見受けます。

【引用】
「彼は、日本で生まれ育ち、朝鮮半島の血を引く自らをコリアンジャパニーズと呼ぶ」
【感想】
 本のタイトルである「コリアン・ジャパニーズ」の定義と思います。
 
【引用】
「渡来の動機は、気温の寒冷化だ」
【感想】
 有史以前より大陸から日本列島には、多数の人々が渡来しています。
 ここでは米作という弥生文化を伝えた渡来人のことを、言っています。
 なぜ朝鮮半島から日本列島に渡ってきたかというと、寒冷化により稲作に不利になったため、温暖な九州に移住する人々が増えたと考えられるようだ。動機は食うためだった。
 当然ながら、先住民との争いになったと思われるわけですが、渡来人は青銅と鉄製武器で武装していたようで、先住民を制圧するのはたやすかったと考えられるとのことです。
 以前からの隣人同士であり、今後も隣人同士であり続ける日本列島と朝鮮半島。引っ越すわけにいかない隣人同士の付き合いを振り返ってみると、なかなか興味深いものがあると思いました。
 





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2004/10/24 05:54:07 PM
コメント(2) | コメントを書く


PR

Calendar

Headline News

Profile

征野三朗

征野三朗

Freepage List

Favorite Blog

興味深いテーマの講… New! kaitenetさん

2021~24PF概況486位… New! みきまるファンドさん

閉まりが悪いのも直… New! Home Madeさん

構力入門95 応力度… New! ミカオ建築館さん

☆作間龍斗×山下美月… New! ruzeru125さん

トランプが勝って銀… New! コウちゃん9825さん

DOW 43729.93 +1508.… New! どらりん0206さん

メモ2 New! 4畳半2間さん

ドラゴンボールレジ… New! yokohamatarou2001さん

ダイヤモンドは自ら… New! karagura56さん

Comments

walkman2007@ Re:征野ファンドの運用状況---2024年10月末時点、+12.64%(10/31) 征野さん、こんばんはー🎵💛 プラス12…

Keyword Search

▼キーワード検索

Category


© Rakuten Group, Inc.
X