ペットボトルボーリング
今回の帰省中に子供たちがハマったのが「ペットボールボーリング」500mlのペットボトルを数本用意し中に水や砂、大豆などをそれぞれに入れ重さに変化をもたせるそれを適当に並べ、ゴルフのボールを転がして倒すというなんとも単純な遊びだ審判員である義父が開会を宣言した「おら、はじめっどー!」栃木弁(?)丸出しだ選手は小1と年中の甥っ子たちと怪獣兄弟の4人絶叫母は倒れたペットボトルを直す係りとして奉仕したさすが小1の甥っ子と兄怪獣は腕力があるのか球の威力も相当だ一度に3本ものペットボトルを倒したり、壁にぶつかって角度を変えた球が母のお腹に吹っ飛んできたりした挙句の果てには奥の襖に穴を開けてしまった年中の甥っ子はマイペースなひょうきんもので結果にはこだわらないタイプだ一方弟怪獣はここでもやる気満々で挑み、自分の思い描いた通りの結果が出ないことに腹を立てていた審判の義父が「途中でやめたらものまねやってもらうぞ!」と言ったので弟怪獣はパニックになってしまった「ものまねなんて出来ないよ、ものまねなんて出来ないよ」とぶつぶつつぶやいてたかと思うと泣きじゃくった「途中でやめなければものまねなんてしなくてもいいんだよ」と母がいくら言っても弟怪獣の頭の中は「ものまね」でいっぱいになってしまったようだ見かねた義母が弟怪獣の代役をつとめてくれたそれまで見物していた時の義母はにこやかに笑い「ほらお兄ちゃんたちは小さい子に遠慮しながらやらなくちゃだめだよ」などと言っていたのにゴルフボールを握り締めた途端彼女の表情は一変し、明らかに闘志がみなぎっていたかえるのように姿勢をひくくして、ゴルフボールを握った右手を2-3度前後に動かすねらいを定める目つきは獲物を狙うヒョウのようだ右手から放たれたゴルフボールは当然のごとくペットボトルをなぎ倒し、倒れたペットボトルがまた隣を倒し、奥の壁にぶつかって返って来たボールはまた別のペットボトルを倒した試合結果は義母の圧勝だった恐るべし!!!翌日もっと恐ろしい義母の姿を見てしまったそれは小さなゴキブリが子供たちの前に出現したときのこと男ばかり4人もいるというのに、子供たちは誰一人としてゴキブリに触ることができず、みんな大声をあげて助けの来るのを待っていた「ゴキブリだー、ゴキブリだー!」私が殺虫剤を取りに行こうとすると台所にいた義母がすっと部屋に入ってきて「ばあちゃんはゴキブリなんか怖くねぇ」と行ったかと思うとスカートの横ポケットに手を入れてスタスタとゴキブリの方に向かって歩き出したティッシュでも出して捕まえるのかと思いきやそのままゴキブリの上を歩いたのだ!!!それも素足のままで!!!小さなゴキブリは彼女の足の裏につぶれた状態ではりつき、そのままゴミ箱へと連れて行かれた・・・・・はぁ、本当にびっくりしたわ恐るべし義母