秋深し! パソコン、第九練習、面倒な新興団体
何と久しぶりのブログ更新か!パソコンが故障して寂しく不便だった日々、いろんなことを考えた。この絵は最近マウスで描いたペイント画で「コスモス」久々で感が鈍り、なかなかうまく描けなかったが、やっとこんなものを描く気にまで心が落ち着いてきたというところかな。ブログも書こうと思えばいくらでもニュースがあったのだが、いかんせん、私のパソコンが故障中につき、ずっと書けなかった。今年の3月でお母さんコーラスを辞めたあと、まるで待ってましたとばかりに4月に入りパソコンの調子が悪くなり、購入した店でリカバリー修理で、おかげで今まで使っていたマイクロソフトの写真や動画のソフトのサポート終了でインストール不可能になり、他のソフトを使う羽目になり四苦八苦。しかし、8月初めになり、又調子がおかしくなった。起動が遅い、シャットダウンができなくなって、仕方なく強制終了かけると再起動が始まっていつまでもシャットダウンできない。又しても店に持ち込み、システムの不具合ということで自己修復コマンドで一旦直った。しかし、8月半ば、ついに又同じ現象が起き、画面に警告文字、ブラウザもおかしくなって、びっくりしたことにはタブが上に勝手にたくさん並んでYouTubeの音楽がめちゃめちゃに流れてしまったり・・・又してもリカバリーで修復できたかにみえた。しかし、又しても1週間後の8月末に同じ現象が起きた。おまけにCD-ROMも読み込まなくなった。また店に相談したら、ついに長野県の製造工場に送られることになったのである。因みに私のパソコンはLenovoという中国製のメーカーで、中に入ってる特有ソフトがからみWindowの基盤内で誤作動を起こしてるものとみられたのだ。購入して3年だが、リカバリーしてHDDと光学ドライブの交換で4~5万はかかるところを、幸いにも延長保証をつけていたおかげで期限ぎりぎりで無償で修理できた。修理完成して私の手元に届いたのは実に約1ヵ月半後の10月1日だった。今はやっと調子が良くなってこうしてブログを書く気になったというわけだ。もっとも自分のパソコンがない間は夫のパソコンでTwitterとインターネット閲覧や通販はやっていたが・・それにしても毎日パソコンに依存してきた人間にとっては、パソコンがない生活は手足をもがれたような気分で、メールがたまってるのが鬱気分だった。今はホッとしている。ここ2年程は特にパソコンの仕事やコーラスの役員の仕事でかなりパソコンを酷使していたのだからしょうがなかったかもなあ。そんなこんなしているうちに、8月末からいよいよ今年の青森市の第九演奏会の練習が始まり、毎週水曜日の夜7時から9時までの練習に励んでいる私である。演奏会は以下の通りで12月10日である。その8月の発会式の日のもようが地方新聞に載り、しっかりと自分が映ってるのだった。しかし、この第九の会で思わぬ困ったことがある。第九のメンバーの中に以下のような雑誌をくれた人がいたのだ。これは、「実践倫理宏正会」というところのものだ。雑誌をくれた女性は昨年から第九に出演しているが、昨年は彼女に余裕がなかったせいなのか、全く何も私に特別なアプローチはなく、少しおしゃべりする程度だった。しかし、今年になって毎年来ていたメンバーが出演しなくなり、話し相手もなくいたら休み時間に住所と名前と電話番号を書いて欲しいと言われた。何かあったときの連絡程度の気持ちで書き、私も彼女から書いてもらったが、“住所まで?”とは思った。ある日行きつけのスーパーで私に声をかけてきた彼女は「私、こういうことやってるの、読んでみて」とこの雑誌をくれた。“宗教?”と思ったけど、愛想でいただき、適当に読んでその辺に置いていた。その後、聴きたかったコンサートのチケットを知人からいただいてあるからあげると言われ、私が行きつけのジムのそばの停留所で待ち合わせたが、遅刻してきた彼女はバッグからチケットの他にこの雑誌を再びくれた。そして今度は「1ヵ月会費は200円なの、読むだけの人も多いからぜひ賛同して会員になって!」とやや強引に言ったのには驚いた。私はこういう雑誌や勧誘はいつもお断りしているし、面倒だから嫌いだ。難色を示し、ごまかして雑誌はただで押し付けられて帰ってきた。雑誌の中身は道徳的な教えや体験談が多いが、全国的な大きな組織で彼女はそれにすっかりマインドコントロールされてるものと感じ、不快な気分だった。自分のパソコンが修理中だったので、夫のパソコンでその会のことを調べた。調べたらこんな文章を発見した↓倫理研究所の分派であり、神道徳光教から派生した「ひとのみち教団」(後のパーフェクトリバティー教団)に起源をもつ新興宗教団体のひとつ。ただし、会自身は、拝む神も教義もなく宗教団体ではなく、社会教育団体であるとしている。実践倫理宏正会は日本各地に「朝起会」を行うための「朝起会場」を持っており、1978年時点で会が認可した会場が360あった。その後約1000か所に増えた。個々の朝起会場は人数・会費納入額・勧誘運動の成果(「倍加運動」)などによって格付けされている。朝起会は「生活実践の訓練の場」であり、午前5時から「朝の誓」の唱和・会長の著書を読む「御本読み」・会員が体験談を語る「演談」・講師(責任者)のよるまとめなどが行われる。男性よりも時間の都合をつけやすい女性の参加者が多い。朝の誓いは今日一日 三つの恩を忘れず 喜んで進んではたらきます今日一日 人の悪をいわず、己の善を語りません今日一日 気付いたことは 身がるに直ぐに行います今日一日 腹を立てず 不足の思いをいたしません今日一日 三つの無駄を排し 新しく大地に生き貫きますの5箇条である。松野純孝は「ひとのみち教団」の「朝詣り」が倫理研究所の「朝起会」を通じて実践倫理宏正会の「朝起会」に影響した可能性を指摘した。毎年1月1日に「元朝式」が行われる。家族関係については、「目上、目下のけじめ」をつけること、主婦は「主人に反抗してはならず」夫が無理な要求をしたときもまず妻が反省すべきであること、親は子を自然のままにおき「捨て育て」をすべきなどが教えられる。こんな風なことが書いてあったが、入会した人の苦しんだ体験談などを読むと、最初は本代だけだが、多額の寄付を要求されたり、高い本を買わされたり、早起き会の他にも各家庭で持ち回りで話し会をやるとか、講演会に誘い、そのとき住所や名前を書くともう入会したのも同じで家に来てしつこく勧誘するとか、辞めたいというと「大変なことが起きる」とおどすとか、第一家族関係における教えが、今の時代に何を時代錯誤な男尊女卑な思想か!なんて子供を粗末にしている思想なことだろうか!自分の倫理の会の活動を第一に考えるのが最優先ということらしく、成長した子供を鑑賞しすぎるのはよくないと思うが、小さな子供に対してもこの会はそれでよしとしているらしく、それではネグレクトではないのか!さらに裏では政治家がからんでいるらしく、なんでも亀井静香なども講演にきているらしかった。保守的、右翼的で、種類は違うけどなんか森友学園の変な思想を思い出してしまった。でも、彼女はただ自分のやってることは正しいという信念しかないのは明らかそうだし、パソコンの知識など全くない人なので自分を客観的に見る機会もないわけだ。この倫理を正しいと信じ、生き甲斐にしていて、自分の勧誘ノルマを果たすことが会への信仰心と思い込んでいる、いわゆるカルトにはまったマインドコントロール人間なのだろう。彼女が言うには、毎日夫には「あなたのおかげで私は生きています。ありがとうございます。」と唱えるとだんだんその気になってくるのだそうで、毎日自分は実践していると言っていた。しかし、そんなことはこんな会で強制されることでもなく、常識のある人間なら心の中で誰でも少しくらいはお互いに信頼感謝していて行動しているはずだろうに、集団でことばにして唱和するなど気持ち悪くて空々しいので私は大嫌いだ。まあ、それぞれの思想信条は自由なわけなので責めるべきでもないが、少なくとも私は歌を真面目に歌いに第九の会に来ているので、他のことに煩わせられるのはごめんこうむりたい。だから私はここで何か彼女に意思表示が必要と感じた。そこで、コンサートはお陰様で聴けたのでお礼のことばと勧誘のお断りをやんわりと携帯メールをした。「先日の○さんがお勧めの会に勧誘の件ですが、私は賛同しかねますのでお断り致します。今後は第九の中でよろしくお願いいたします。」と。そしたら「なにもいいのです。よろしくお願いいたします。」と彼女から返信があった。しかし、それなのに次の週の第九で「倫理を学ぶっていいものよ」と彼女は言い、「女性の集い」なるものが11月にあるからぜひ来てと写真にあるようなチラシを無理やりくれ、私を熱心に誘った。私はそれに対して「倫理は自分で考えるものよ」と冗談交じりに答えたら彼女はただ微笑んでいた。そして、第九の帰りにここ2~3回続けて息子の車で送ってあげると言い、私と同じ第九の知り合いも一緒に乗せて送ってくれていた。(家までではなく近所のコンビニまで)そこで、“彼女は諦めてはいない、このままではまずいな”と私は思った。私は彼女にもっときつく言わなければと携帯メールを再びした。「大変恐縮ですが、倫理の会のことは、ネットで調べ済みの上、私は以前お断りしたので今後一切のお誘いは遠慮致したく何卒よろしくお願い致します。」と。そしたら、彼女からの返信は「わかりました。」のたったそれだけだった。正直彼女は怒ってるのでは?と思ったが、何と思われようといいと私は断固開き直ることに決めた。だから先週の第九はわざと遅れて行って、彼女の隣で歌わないようにこっそり後ろにいたが、意外にも彼女の方から休み時間ににこやかに声がけしてきて、帰りも又送ってあげると言ってきた。でも、私は「いや、バスで帰るから」とさっさと逃げるように断り一人で帰った。人の車で毎週送ってもらうのは体は楽だけど、こういう人には関わりたくないのでバスで帰りたかった。しかし気楽なはずなのに、どうしてこんな面倒な感情を味わわなければならないのかとため息が出るような重苦しさを感じたのであった。さて、明日も第九だが、今回の練習会場はいつもと違って遠い。でもバスで帰りたい。夜の街並みを見ながら、一人無言で物思いにふけってバスに乗るのも結構私は好きなのだ。さて、お隣との境目の葉牡丹!昨年から見たらこんなに大きく枝分かれして「踊り葉牡丹」となった。成長して秋になってきれいな紫色が中心に表れてきた。春にはきれいな黄色の花を見事に豪華に咲かせたが、夏場には蝶々が卵を産んだせいで青虫が大量に発生して葉っぱを食べて穴だらけにしたり、アブラムシがついて黒くすすけた色になったりしたので、薬を撒いたり、切り戻したり、やっとここまで成長したのだ。」そして葉牡丹の隣にはようやく赤い菊の花が今年も咲いてきた。秋だね~今日は朝ごみ捨てに行ったら吐く息が白かった。第九が終わるまで風邪などひけない。マスク、首にタオルが有効、加湿を守り本番に備えて気を付けてという声楽家の先生のことばを常に心がけている。ジム通いは今のところ週1回しか行けてないが、無理せずに続けたい。