コーラス新年会2017
去る1月28日に恒例の我コーラス団の新年会があった。直ぐブログを書こうと思っていたのに、なぜ遅くなったかと言えば、新年会の景品を二次会に忘れてきてしまい、それを次回に練習日に届けてもらったのが2月1日だったから、それまで写真を撮れなかったので。そこで直ぐブログを書けばいいものを、なんか他の用事で書く予定がずれてしまって今日になってしまった。まず、私ははっきり言って今年は新年会が面倒で行きたくなかった。そこで夜5:30開始時間ぎりぎりに到着し、席を決めるくじ引きをして席に着いた。その前に気分が沈んでいた理由があるのだが、まずは新年会の模様を・・・あるホテルの3階会場でこんな風に頼みもしなかったらしいが看板が貼られていて一同\(◎o◎)/!ホテルの好意だからとせっかくなので、この前で皆で記念写真を撮ったのだが、その写真が今一なので敢えて載せない。なぜかというと、人数が多いので一列目だけに椅子を置いて座らせ、後の二列は適当に間から顔を出して撮影。その一列目に座るの指揮者、ピアニスト、カメラを持ってきた人、他は3人ほどで、その中にはいつも最前列に座りたがるオババがいる。(実は前団長で今もスナックのママである権力者)結果、できてきた写真は最前列だけの人がきれいに大きく撮れて、後の後列はどうでもいいような夜の暖色系のホテルのライトにぼかされて、全員もったりと不細工に・・・写真代は皆から徴収した会費4,000円の中からカメラを持ってきた彼女に気持ち差し上げたので、敢えて個人負担はないからどうでもいいが。。。おまけにここのホテルは持ち込み自由なので、お酒やらジュースやらは団員達の寄付でこんな風に毎回並ぶ。ちなみに昨年は珍しくも昼にやったのでお酒抜きのランチだったから、いたってシンプルだった。でも、本来は我々は毎回こうして夜にどんちゃん騒ぎが恒例だ。ここに並んでるのは座った席の番号がついて置いてあった折り紙細工とプレゼント。折り紙細工は飛行機と紙風船と籠。まず後ろの木でできたクラフトは私のは「滑り台」のようだった。(皆それぞれ違う形で透明なセロファンの袋に入っていた)一番手前のはビーズの手作り指輪で、これも皆それぞれ違うもので、すぐ後ろの△の形の折り紙細工が籠型になっていて、その中に入っているという凝りよう。そして、真ん中のピンクのウサギはキラキラとした金色のビーズの首飾りを付けていて吊るせるように頭の上にもビーズの輪が付いていた。実はこのウサギはゲームの景品で獲得した物。ゲームというのは、折り紙細工の指にはめるカバーをつけてピンポン玉をつかんで走って早く到着したほうが勝ちというもの。場所が狭いので二人ずつでしか競争できないのと、相手が遅かったし、私の指さばきが器用なのと、足が速かったので私の勝ち。こういうものは絶対勝つと思った方が勝つ。負けた方は編みぐるみの小さなウサギさんだったけど、それも結構手が込んで良くできていたみたい。我が家に帰って飾った「滑り台」の場所は壁にあるこんなタナの上に。そして指輪はアップにするとこんな感じで、私のはブルートパーズ風って感じかな~皆の指には赤や紫やいろんなカラーの偽のカラフルビーズ指輪が煌めいて華やかだった。因みに指揮者は男の先生だけど、「先生は?」って言ったらしっかり皆に合わせて似合わない偽の宝石がキラリ。ピアニストさんは、来月結婚式なのだが、「ねえ先生、婚約指輪もらった?」って聞いたら「はい、もらいました、今日持ってきました」って言うのでビックリ!そして先生は後ろ向いてバッグからさっと本物の宝石指輪を出して披露してくれた。✨と輝く真ん中に小さなダイヤモンド指輪。エタニティぽい感じでアームにもダイヤが。可憐でかわいい先生にぴったりだった。さっそく左手薬指に本物を着けていただいて、右手薬指にはこの偽物ビーズの指輪を。そしたら先生は右手を見て「こっちの方が大きい、本物みたい」だと言い、皆で大笑い。先生は指がものすごく細くてきれいなのでサイズは左手薬指が6号だそうで・・私くらいの歳になるとそんな太さは夢のよう・・・若い時の高価なリングは箱の中に眠っていて、出して眺めて溜息が出る始末。そして、〝この指輪もうできない・・・〟〝サイズ直して着けるにしても他のリングと重ねづけしないとチャチでいかん・・・〟〝ああ、あの当時は丁度よく似合っていたのに・・・〟〝いっそ将来のために娘のいない私は、もらうかもらわないかわからない息子の嫁にあげるためにサイズ直さない方がいいのか・・〟〝いや、もし嫁にあげて別れたりでもしたら返してもらわねば・・・〟などと縁起でもないくだらないことを考えてしまう私なのであった。それから、会費の他にプレゼント交換したいから何かそれぞれ持ってくるようにっていうことだったのだが、集まった景品をうまく組み合わせて席番号の袋の中身がこれだった。これは入浴剤とお風呂の枕。私の家は二世帯なので、大体年寄りが先に入ってから私は最後だ。年寄りのエキスが出た風呂にばかり入っている。よし!この入浴セットは絶対私が昼間に一人で一番風呂に入るときまで取っておいて、じっくり入ろう!実は不思議な事に、最初私が出した景品がそのまま自分に当たってしまった。こんなこともあるのかと思ってビックリしたが、幹事に言ったら、同じ人がやはりいて、その人と交換したのだった。ちなみに私が出した景品は備長炭入りの靴下とルーム香水だったけど。そして、コースターも入っていた。これは津軽伝統工芸品の「裂き織」というやつで、布地を細かく裂いて太目の糸にして機織り機で織った布地で、バッグとかになると結構いいお値段がするらしい。右側にあるのは、シルバーと黄色の反射テープ。年寄りは夜遅くなると危ないから手や足に巻いて歩けということなんである。そして、この布のエコバッグ。きちんとリボンまでついて結べるようになっている。バッグに忍ばせれば、急な荷物に対応できるというもの。これもせっせと誰かが大量に製作したらしい。まず、感心、感心、の一言に尽きる。そしてコーラス団体の新年会らしく、歌詞カードも全部手書きを印刷したものだった。「冬の星座」と「おお牧場はみどり」後はアルトのオババが好きな「血液型人間学」披露。四つの血液型のあらゆるバージョン(恋愛、おしゃれ、仕事、金銭感覚・・・)の違いを延々と。結果、わが団は圧倒的にO型が多く、次はB型、ほんの少なくA型、たった一人しかAB型はいないことが分かった。この血液型人間学、一時すごくはやったけど、最近は“ふん、あいつと同じ型なんて一緒にされたくないわ”などと思う。つまり、環境や教養などでも人それぞれ言動思考に緻密さが違うのが当たり前なのだから不愉快な気分でもあった。今度は血液型ではなく、星座とかでやってくれれば、面白いのではないかと思うけどな~最後は1本締めで終了したのはまだ8時だった。さて、そのあと二次会に例のオババのスナックへ行ったのだが、「来い、来い」と言ったくせに行ってみたら先客が多すぎて座るところがない。「あんまりだ」という数人と組んでその中の知り合いのスナックへ。私には初めての店で新鮮。客もママも上品、静か、自由、最高~私は久々にカラオケを歌ったが、この店のマイクはいい感じ。声が柔らかくきれいに聞こえるじゃん~友達が「○○の柔らかい声聞いてホッとしたわ~」って。ソプラノの私はあべ静江の「水色の手紙」それからカウンターの男性客で裕次郎みたいな美声の人がいたので、お願いしてデュエットで「別れても好きな人」を歌った。でも、夜の10時半頃、同じソプラノパートの仲いい人と話してた時、彼女の携帯が鳴った。見たらさっき出てきたうちのコーラスのスナックのママ。「先生も○○ちゃんも待ってるから来て」と、間おいて三回ほど続けざまに。私は「今の時間になって三次会に来いと言うの?虫がいいわ。旦那と今布団に入って寝てると言え」と彼女に言った。でも、いつもグズグズの彼女「私ひとりじゃ嫌~一緒に行こうよ~」と私を誘う。「じゃただにしろって」と私が言うとまたメールして「ただでいいって」と返事来たという。そこで、私も「仕方ない、ただなら行ってやる」ってことで、でもタクシー代がもったいないので、歩くことに。しかし、夜の冬道凍って滑りそうでお互いに支えあいながら、「ここどこ?」の連発で歩く。途中景品の袋のさっきのスナックに忘れてきたと気づいた私。でも、店に残ってる仲間に頼んでなんとかそのオババスナックに着いてただ酒飲んで一件落着であった。昨年の新年会の二次会でこのオババスナックでピアニストさんのお見合い話を提案し、あっという間に1年順調に交際したらもはや元旦に籍を入れて来月結婚式だそうだ。この結婚披露宴にメンバーも何人か出れるということだったのが、やはり両家の都合でダメになったということで、指揮者と代表とこのママとは出るらしいが、私も出たかったが出れなくなって実は非常にがっかりだった。どうせなら10年前ぶりに又着物を着たいと思い、美容院に話したらじゃあ髪の毛伸ばさなくちゃとか、着付けの予約しておいたり、かんざしの検索してみたり・・・でも全部パー~~ああ、“もう私は死ぬまであの着物を二度と着れないのね”ってわけで、落ち込んで何もやる気が起きなくなっていた。私の好きなカラオケは、高橋真梨子の「別れの朝」ロスインディオス&シルビアの「別れても好きな人」五輪真弓の「恋人よ」テレサ・テンの「つぐない」由紀さおりの「手紙」・・・ああ~なぜか全部別れの歌ばかりなんだよね。。。ちなみにピアニストさんへは祝電を会から打って、他に披露宴終わって落ち着いた頃の3月に練習時間早く切り上げて簡単にケーキとコーヒーでお祝いして、プレゼントをお渡しすることに先日決まったのであった。心のこもった手作りのささやかなお祝いはうちのコーラスの得意とするところだと思うわ。是非、幸せになっていただきたい。ああ・・先生の花嫁姿見たかったな・・・