3日目の東北被災地 福島 浪江町 へ (時間は止まったまま)
一番重く脳裏から離れない 浪江町 浪江町を訪れることについては色々な人の力添えが必要だったことは、 容易に理解出来ました。 南相馬の道の駅で、浪江町に入るためのバスに乗りかえました。 必要な物だけを手に、容易されたバスに乗り込みました。 (バスは、除染が必要なこともあるとか・・・) まず、行った所は町役場です。 詳しく副町長の方、係の方が、被災(地震、放射能)の当時の様子 今後の課題などを話して下さいました。 微力な私たちのために資料を用意し時間を裂いて下さった事に 何とも恐縮致しました。 職員の方々は皆さん、単身赴任です。 放射能の影響が、皆無だとは誰も言い切れません。 そんな中、全国に散らばった浪江町民のために頑張っておられました。 (私達は、マスクを用意して下さい・・と旅行会社の方に言われていて、 夫々付けていました。しかし、役場の中の職員の方々は誰も着用していません。 マスクを付けることは失礼だと思い、ポケットに忍ばせました。) 2年半経った今も時間があの日の3月11日で止まっている町・・・ 瓦礫にも出来ない、瓦礫の引き受ける所がない・・・ 何とも言いようがありません。 この光景・・・ 津波と放射能の2重の影響を受け町。 多くの人にこの状況を知ってほしいと願います。 仮設に住む高齢者の方が、このまま仮説から あの世に行きたくない・・・と この叫びは、仮設住宅に住まわれる皆んなの願いでしょう。 関連死がどんどん増え続けています。 土上げ問題もなかなか進展しません。 そんな中、東京オリンピック が決定しました。 7年後の福島、東北はどうなっているのか、報道の中で一番に思いました。 (高齢者は7年後、私はオリンピックを見れるだろうか? こんな思いが交錯し、目標にした人もいると聞きました。) 原発汚染漏れ、漁業一時停止、高濃度の汚染水が漏れたと東電は報じ・・・ それなのに、0.3キロで完全にブロックと世界に向けて公言した。 世界の多く科学者、医学関係者はこの嘘を見抜いていると新聞で報じている。 惑わされていけない、470億の予算を投じてそれで可能なのか? 世界一の嘘つきにならない事を祈りたい・・・ 「東京オリンピックも嬉しいですが、私達東北の事も忘れないで欲しい」 ととても控えめな穏やかな主婦の方が、その日のニュースに出ておられました。 あの光景が7年後に生まれ変わって欲しいと切に思います。 スポーツで一つにオリンピックを決して否定するものでは無いことを書き添えて おきます。