苦難は、わが生命を彩る「宝」であるとの心意気で!
ランキング参加中いつも応援ありがとう!【名字の言】 「悩みを抱えているのに明るい。その姿に間違いないと思ったんです」 新入会の青年の言葉が印象的だった。 悩みや苦労は恥ずかしいものと思う風潮。その中にあって、苦難に負けない学会員の姿が、どれほどまわりの人に勇気を与えていることか。 池田名誉会長と対談を進めるブラジルの天文学者モウラン博士は、暗黒星雲が南十字星の輝きを際立たせていることを通し語った。 「私たちも、置かれた状況が暗ければ暗いほど、また、つらければつらいほど、より輝かなければなりません。暗いとき、苦しいときほど、私たちの生命の輝きを際立たせるように努めなければなりません」と。 暗黒星雲と言うと、恐ろしく聞こえるが、実は目に見える光を遮るほど集まった塵やガス。密度の高いところから、太陽のような構成が誕生する。暗黒の場所から希望の光は放たれるのである。恒星が輝くには、物質が高温高圧の状態になければならない。人間も、試練にあってこそ光る。 名誉会長は「自分を革命することだ。自分が生まれ変わっていくことだ。新しい自分の光、人間としての輝きを出していくことである」と。 苦難は、わが生命を彩る「宝」であるとの心意気で、”希望の一番星”と輝いていきたい。(高)