金曜日から秋晴れの気持ちい青空が続きました。我が家も県内のいつものキャンプ場を予約していたのですが、親戚の法事が入ってしまい、結局キャンセル。5回に1回あるかないかの絶好のキャンプ日和に、今頃キャンプ場でのんびりしていたはずなのになぁと思ったら、ちょっと悲しくなってしまいました。が、せめてもと、ベランダでバーベキューをすることに。いつもはダッチオーブンでローストチキンをするのですが、今回はもっと簡単な蒸し鶏。鶏一羽まるごとを1時間半ぐらいただ蒸すだけなのですが、これがなかなか美味しくて、我が家ではローストチキン以上の定番メニューになりそうです。で、最後に残ったエキスにお湯と調味料を足して、辛ラーメンの麺を入れて締めにしました。韓国では鍋にラーメンを入れるのは当たり前。辛ラーメンの麺もなかなか伸びないように作られているのでこういう時にはぴったりです。
そして、ワインもいつもの旨安バーベキューワインではなく、先日、届いたばかりの南アフリカの高級ピノ。信頼できるワインショップのひとつウメムラワインセラーがニューワールドのピノとは一線を画しシャルムに匹敵すると大絶賛していたので、次男の誕生年だったこともあり6本も購入してしまいました。もちろん、ちゃんとブルゴーニュグラスを使いました。
ブシャール・フィンレイソン“ガルビン・ピーク・ピノ・ノワール2005”(4,179円、ウメムラワインセラー)。
抜栓後から、凄い香りが襲ってきます。味わいも、どこか新世界、カリフォルニアの高級ピノとかに通じる味わいがあるような気もするし、シャルムクラスのブルゴーニュなんてほとんど呑んだこともないので、比較もできないのですが、酸味はそれほどなくやや甘さを基調としながらも、メチャ美味しいピノであることに変わりはありません。こりゃ、思い切って6本も買うだけの価値はありました。この後の、熟成具合も楽しみです。ちなみに漫画『ソムリエール』ではこの2005年の上級キュヴェをボンヌ・マールと間違える場面があるようです。ボンヌ・マールといえば、幻のユドロ・バイエ……。2005ユドロ・バイエのある程度のラインナップは何とか手に入れましたが、さすがにボンヌ・マールは幻に終わってしまいました。