shibaの編集剣士ッ!

[ふるさと福岡] カテゴリの記事

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• ちょっと切ない夜

  未練はないとはいっても。後ろを振り返らず歩いてはいるけど。きもちだけが後ろを振り返る日もあり。今日も少し眠れなくて、後ろの方を見ていた。すると、振り返ったはずなのに、私の方がきっと振り返られているかもね、と思って、はっとした。このままじゃいけない。。

  2006.02.21

• 長浜生ラーメンに始まる、福岡のふるさと味自慢!

  同居人が福岡に行くたびにおみやげに買って差し入れてくれるもの、それは、博多の辛子明太子と長浜ラーメン。これに焼酎を加えると、私の大好物のふるさとの味３点セットとなる。一大とんこつブームが去った今となっては、東京でおいしい博多の食材を仕入れることはおろか、本場の味を楽しめる店も少ないようす・・。焼酎はブームのおかげで他の県のものも含めて、いろんな種類が飲める。というより、福岡より豊富に選べ、飲める。インスタントラーメン「うまかっちゃん」http://housefoods.jp/products/catalog/index.php?cat=1,1011,1010でさえ、手に入らないのだから!!　イタすぎる。「お休みの日、長浜ラーメンをすする」のは、私の人生の喜びのひとつといっても過言ではない。人生の喜びリストをつくったら１５位くらいにランクインしそうだ。なお、私の大好物のふるさとの味３点セットには入らないが、福岡ならではの大好きな食べ物は他にもありまして。・筑前煮　参考URL :筑前煮の作り方まで解説してます。http://www.daiei.jp/sukoyaka/recipe/s.cgi?md=rc&id=20030818・うどん(特に「牧のうどん」が・・)　参考URL: 牧のうどん愛好会というホームページがありました。この中の「牧のうどんとは」というコーナーでなんとなく雰囲気が分かるのでは。。あ、あとメニューもみてほしいな。私は小学校に上がる前から肉うどんが大好物でした。・おきうと　参考URL:南里商店※私はここで買ったことないとですが・・地元スーパーや食品店で無印のばっかりですけん・・　http://www.konnanodo.com/shop/nanri/・お城納豆　※これは熊本の会社の商品らしいですが　参考URL:丸美屋　http://www.marumiya-g.co.jp/product/teiban.htm・みどり牛乳、デカ牛乳 参考URL:九州乳業　http://www.kyusyu-nyugyo.co.jp/new/framepagegyunyu.htm・高菜漬け　参考URL:http://www.shin-shin.co.jp/mam05.htmlなどなど。加工物でない食材としては、・いちご・みかん・ぶどう・玄界灘の魚・いかの刺身などが、全国偏差値以上(と私は思う)で、おいしい。筑前煮はこの間、博多の味にかなり近い店をみつけた。それはなんと渋谷にあり・・・東急東横線の改札近くののれん街「音音」(おとおと)、ここの筑前煮はいけてますっ。http://www.tokyu-dept.co.jp/norengai/shop/otooto/index.html驚きかつ喜びまくり。おきうと、納豆、牛乳、魚・・・は流通のせいか、まず東京には入ってこない。野菜は「福岡産」は結構みかける。博多万能ネギ

  2006.02.12

• 九州国立博物館

  秋晴れの一日、太宰府の九州国立博物館に行きました。※写真は九州国立博物館に飾ってあった山笠です。朝から大変な込みようでしたよ。人が数珠つなぎにお宝に群がっていました。なにしろ、１０年越しで実現した博物館の最初の日曜日でしたもんね。あまりに人が多いのと、連れが８０代の祖母でしたから、長時間じっくりは見られませんでした（祖母は美術好きでしっかり見てましたがさすがに２時間歩いてみていると疲れた模様）が、今度はぜひまる一日かけてみようと思いました。私が興味を持ったのは、「九州は古来アジアの文化交流の窓口であった」という切り口。パンフによると、「日本文化の形成をアジア史的観点からとらえる」というコンセプトだそうです。文化交流展示室で開かれていた「海の道、アジアの路」の展示は、特にすばらしかった。新潟県の火焔土器にほれぼれ。海の正倉院と言われる孤島「沖の島」の出土品。小学生の頃に学校区で発掘されて以来気になって仕方がない「甕棺」。縄文、古墳時代の遺跡のファンなもので、うきうきして見て回りました。「美の国日本」というテーマの展示では、まさに、日本中の博物館、そして韓国、中国の博物館からも出品されていました。豪華絢爛。韓国慶州博物館、東京国立博物館、厳島神社・・・自分が行ったことのある博物館で見たことのあるものもあれば、もちろんまったく見たこともないものがたくさんあり、奈良と京都にある国立博物館にも行ってみたくなりました。太宰府天満宮と九州国立博物館はエスカレーターでつながっている、というまこしとやかな情報があったのに、行きも帰りもエスカレーターは結局使わずじまい。今度はそれでアクセスしようっと。↓　さておとなりの太宰府天満宮へ　↓久しぶりに訪れた太宰府天満宮、外国人観光客の多いこと!飛び交う韓国語・中国語にアジアのパワーを感じました。東京の亀戸天神は、太宰府天満宮とそっくり同じつくりにたてられたそうですが、確かにそうでした。実感しました。そっくりです。亀戸天神の方が品良くこじんまりとしています。太宰府の方が広めでその広さをエキゾチックに感じました。それはそうと、太宰府天満宮には、子供の頃から良く通っていました。天満宮の裏手に子供遊園地があり、私はここで幼少のおりからベビーゴルフに懲りまくっていたらしいです。ほのかな記憶しかありませんけど。また、ここ一発の受験の時、ここにお願いすると必ずといっていいほど願いが叶いませんでした。なぜだろう・・・。ま、自分の努力が足りないんですけどね。そして子供の頃は知らなかったけれど、確か大学の頃かな、太宰府天満宮の成り立ちが、実は悲しい神社であるということを知りました。私の浅い知識と理解でこっぱずかしいのですが、文武両道で才能あふれた菅原道真公は、政変に謀られて太宰府に左遷されそこで命を落とした・・・・と。そういう成り立ちを知ると、受験に落ちたのがなんだ、という気持ちにもなるもんです。ええ。ところで。天満宮参道の店の接客レベルの低下（もともと低かった?）にもびっくり。神社仏閣が好きで、旅をすると必ず立ち寄りますが、太宰府の参道の店をぶらぶら歩いて、いかがなものかと思われました。菅原公をしのんで作られたのが梅が枝餅だというのに、それを売る店が愛想もこそもないでは、いけないなあ・・。どの店とはいいませんが、なるべく天満宮に遠い店に入るといいかも、と思われました。近くの店はほっといても客が入るから対応努力が足りないところが多いのかも?すべてを食べ比べたわけではないけれど、空港の待合室で売ってる梅が枝餅の方がうまかったかも!!!※おすすめ! 九州国立博物館http://www.kyuhaku.com/pr/

  2005.10.23

• 秋物が並ぶショーウィンドウ、でも外はまだ真夏だよ

  今日は静かにジャズをＢＧＭに流し、仕事をたんたんとこなす。お昼は、屋台車にカレーを買いに。気がつくと、表参道、骨董通りのブティックのショーウィンドウを飾る服は、完全に秋物に変わっていた。深く、濃い色の、厚めの布や、色鮮やかな花柄や、、木々の色づきのようなショーウィンドウを、汗をふきふき眺めていく。午後、急に会社の人の出入りが激しくなった。自分の仕事で発生するいろんな雑用をやっていたりしていると、なんだかおなかの調子が悪くなってきた。きっと暑さのせいもあったのだろう。※写真は、今日もふるさと・福岡の、室見川。雨量が少ないのか、いつも見ていた川面のきらめきが草に埋もれてみえず、かわりに、最近つくられたらしい真新しい「遊歩道」ばかりが目立っていた。故郷の町を歩いていると、なぜか? 「小学生の時この川で誰々さんが亡くなった」「この道で幼い誰々さんが轢かれて亡くなった」、「あの道では同級生が轢かれて・・」「あの家とこの家とその向こうの家の親父さんが自ら命をたった・・・」とか、そういう死者の思い出ばかり淡々と浮かんできた。それもお盆というシーズンのせいかもしれない。

  2005.08.19

• ちくちく、仕事

  延々と目の前に広がる仕事を片づける。ただそれだけの日。喜びとか、あまりない。それでも時々、あ、こういう切り口は私にしかできないかも・・とか、ほんの少しはずむような気持ちになる時はあるが、すぐにそれも風に吹かれる紙のようにどこかに飛んでいってしまう。私は目の前に立ちふさがるいろいろをとにかくよけて、すり抜けてやっていくことしかできないし、しない。完全に情熱が冷めている。帰宅しようとした時、○○さんに呼び止められ、昨日の無意味で中身のない社内会議のことをいろいろと相談される。○○さんの苦しさがすごく伝わってきた。しかし伝える相手を間違っている。勇気を出して、どうして伝えるべき相手にそのままぶつかってみないのかと思う。自分が自分を救わなければ、もう人任せでは足場が保てない事態であろうに。今日もまだ福岡でのことを考えていた。母にいろいろと相談する。今度思ったことは決して風化させず、行動を実行にうつすつもりだ。※写真は、今日もふるさと・福岡の、飯盛山の見える風景。水を張った田んぼに鷺らしい鳥が立っていたが、写真にはうまく写せなかった。

  2005.08.18

• 心はまだ福岡・・・

  16日、仕事中に地下鉄で移動しようとしていた時、ちょうど地震にあった。地面がゆらゆら揺れ、空では電線がゆるい縄跳びのようにたゆんでいた。すぐに、福岡から一日はやく帰ってきていてよかった、と思った。今日は、お盆明けすぐの入稿。そして、社内会議の予定があり、あわただしく過ごした。忙しいながらも、今度のお盆のことはずっと心の中にあり、「これはやらなきゃ」と決心したいくつかのことを調べたり、次の福岡行きの段取りをいろいろと考えていたりする。※写真は、８月１４日の福岡の夕焼け。空を真っ赤に染めて、その範囲も広かった。

  2005.08.17

• 郷愁ってやつは・・・

  16日の午前中に東京に戻る予定だったが、予定をはやめて15日の夜中に移動することにした。急に予定を変えたので席がなく、初めて新幹線のグリーン車に乗りこむことに。初体験である。のぞみのグリーン席は普通席より広めで、座るとすっぽり身体が沈む。ひじをもたれるところもあり、色もダークブラウンでとても落ち着いた雰囲気。おしぼりを持ってくる乗務員までいる。車窓を眺めていると、祖母のこと、近しい親戚のこと、家族のことが浮かんでは消える。いろんなことに気がつき、いろんな思いを受け取ったこの御盆のことを思い返して、私は不覚にも何度か泣いてしまった。まわりに誰もいなかったのが幸い。東京に戻ってすべきことを頭のなかでリストアップしておかないといけないのに、頭の中身はすでに手のなかのハンカチのようにぐしゃぐしゃになっていた。博多の弁当「とりご飯」をもくもくと食す。早く食べて、早く眠ってしまいたかった。それでも新大阪あたりに着く頃にはだいぶ気持ちの整理がついて落ち着いてきた。夜中、東京駅に着いた。駅のホームで、初めて「おお、東京に戻ってきた。よかった～、帰ってきたよ」という感覚を味わった。東京。学生時代を通して東京は自分の生活の基盤をおくところでないように感じていた。しかし今度は社会人として東京の夏を七転八倒のなか過して3年目、やっとこの住みにくい土地にでも私の生きる場所を見い出しつつあるんだしなあ・・という、なんだか逞しく、野太い実感が湧いていた。遠くに住んでいても、いつも自分の心のなかにいる福岡の親しい人たち。故郷に立ち返りそしてまた戻る時、私ができることはなにか、これからどういきていこうとしているのか、ついそんなことをまじめに考えてしまう。一緒にいる時は、なにも考えずに笑ったりおいしいもの食べたりしているのに、離れた瞬間が切ないのだ。10代、20代のもっと繊細だった頃に比べてどんどん感覚がにぶってきているが、まだそんな切なさを抱えている。帰郷の寂しさ、郷愁はずっと消えないのか、それとも目減りしてきているから月日がたつにつれてどんどん減っていくのか・・、まだわからない。何度もこういう時間を過して、いつか、その気持ちの正体が「そうだったのか」とわかる日もくるのかもしれないし、一生分からないでいるかるしれないし。写真は、ふるさとの飯盛山の風景。この山を眺めながらその昔、毎日歩いていました。

  2005.08.16

• お盆ですから・・

  (話が前後してしまった。。)１３日の日記に書きそびれたが、ちゃんと仏様を迎えにお寺に行った。毎年思うのだけれど、空きが多かった納骨堂にどんどん仏様が入っているらしく、月日の流れと自分が一年一年年をとっているのを感じる。今回の旅の目的とひとつでもあった、祖父の遺品の中で私がもう一度みたかった北海道関係の資料を読んだり、自分自身が１０年前に聞き取りをしたメモを、たくさんの資料の段ボールの中から汗だくになって探し出す。途中、関係のない資料を読んだり、ふと弾きたくなってピアノを弾いたり・・・。自分が１８年育った部屋で自分が集めた様々な資料を読んでいると、暑さのせいもあって、不思議な気分になった。封印された段ボールは時がとまっているが、それをあさる私は、外見の変化はあらわだし、内面も少し変わった。自分はいったい何者なんだろう、いまここで何をして、どこにいこうとしているのだろうか・・・・などという思いがよぎる。夏の夕暮れを汗だくで過ごして、島原そうめんを夕食に食した後、探し出した資料を読む。やがてだんだんと眠くなり意識が遠のいていった。そして気持ちよく深い眠りを味わった。翌朝14日は、午前中祖母の買い物に付き合い、帰り道にランチ。祖母はミックスピザ、私はずっと食べたかったピエトロの「納豆とカリカリベーコンのスパゲティ」を注文して、大満足（写真）。

  2005.08.15

• さわやか地ビールと百日紅の午後・・・

  午後、デジハリ同級生のSくんと、Sくんの縄張りに近い六本松で再会する。Sくんも私もなんとなく顔が丸くなったような気がする。Sくんから「（私が）福岡を出た後の話」をいろいろときく。途中、場所変えをしようと外に出て、強烈な夏の光に当たる。「（私が）福岡を出た後の話」の続きを聞きながら、日陰を求めて歩き回る。私も以前はすんでいたこの町、お盆のせいか、不思議な静寂の中にあった。ずっと工事をしていた風景になれてしまっていたのかもしれない。どこかアンバランスな感じがある。町には、地下鉄が通り新しくなったところもあるが、古い昔のままの建物がぽつんと残っていたりもする。Ｓくんが「ビール飲まない」というので、「昼間からビールは気が進まない」などと言いながらついていく。私の悪い癖で、つい「Ｓくんの好きな、昼間っから薄暗くて、ビリヤードやるようなところでは」などとさんざん冷やかしながら歩く。そうしてたどりついた別府大橋の下、「ブルーマスター」は、とても感じのいい店だった。外からも、まじめに地ビールをつくっているらしい様子が見えたし、内装は明るくきわめてシンプルでナチュラル。「入ってみよう」という気になった。店頭でだけ出しているというフルーツエール（ラズベリー）を注文する。これがおいしい。泡も、冷たさも、香りも、これまでに味わったことのないさわやかさ。しかもビールのホップの苦みがきいていて、甘くない。Ｓくんが頼んだフルーツエールは、いまいちジュースっぽい感じだったらしいので、ヒーリングタイムという有機栽培グァテマラコーヒー豆を使用したというビール追加注文。ビールによく合うつまみも頼んだが、これがまた、、本当にビールによくあう。最後に、アイスクリームを注文ししめくくった。これもまた、夢のようにおいしかった。おいしいビールをいただきながら、Ｓくんの関わった映像作品をビデオカメラの液晶画面で見せてもらう。いろんな制作活動を地道に行ってきたＳくんは、マイペースには違いないが、夢にむかって一途だと思う。帰り道。行きがけに見つけて、気になってしかたがなかった「空き地にそびえていた、めちゃくちゃ背の高い百日紅の森」に立ち寄って、すかさずケータイで撮影。Ｓくんもビデオで撮っていた。やっぱり映像系同士、となんだか嬉しかった。

  2005.08.14

• ニシニッポンの車窓から・・・

  前夜は準備で3時半まで起きていて、今朝は６時起き。寝不足状態で東京駅に向かう。朝なら本数がやや多い博多行きのぞみ号の自由席一席を確保するために!肩にくいこむ約5キロくらいはある荷物が二つを背負って、ホームを行ったり、来たり。まわりは家族連れで、仲良く順番に列に並んでいるのに、１人の私は、トイレ休憩も、水のみ休憩もままならず、ただホームに立って待つこと、1時間半。救いは朝早いから、あんまり暑くないことだけだ。そうしてようやく、乗り込んだ。ひさしぶりの博多行き新幹線だ。朝食用に握ってきたおにぎりを食べていると、「ここいいですか」と隣に妙齢のお兄さんが座った。その手荷物から取り出されテーブルに並べられたいろいろが、私がおりたたみテーブルに並べているものに酷似しているのに驚き、思わず凝視してしまう。CDウォークマンの種類(向こうの方が少し年式が古い)、ジャパン・タイムズ、それに持ち込んだ雑誌・・。なぜにこんなに趣味が似かよっている!?　これは出会いか!? つうか、私の趣味が男系なのか!?私にもう少し、体力と気力があれば、会話がはずむ可能性もなきにしもあらず。しかし、おにぎりを食べ終わると、急速に眠くなり、あとはほとんどCDを聞きながら眠ってすごした。時々目がさめて隣をみてみると、そのお兄さんも深い眠りに落ちている様子だったが、私のとぎれとぎれの記憶のなかで、新大阪あたりでサンドイッチをばりばりとほおばっていたようだったし、雑誌を眺めている姿もみかけた。しかし、どこの駅で降りていったのかはとんと思い出せない。広島か、岡山か。いつのまにか、隣には違う人が座っていた。あれ!?新横浜～広島くらいまでは通路に立っている人がいたのに、その混雑も、関門海峡を超える頃にはすっかりひき、そしてついには隣にも人がいなくなった。そうして、九州独特の丸いなだらかな山々、清潔な青い空を車窓から眺めていると、うきうきしてきた。やっぱり夏はこうこなきゃ!博多駅に着いた。そして、地下鉄で移動しようか、バスにしようか、、としばし悩んだ。悩みながらも「よかねっとカード」で、地下鉄とバスと両方使えるカードを購入。結局地下鉄で移動し、まだ乗ったことのない七隈線に乗ってみることにした。ところが!天神駅周辺で、私は激しく道に迷った。階段をあがったり、さがったり。地上に出て位置を確認して、また地下にいき、まよう。福岡暮らしは合計で23年の私・・。それがこの2、3年の間のこの一帯の変わり様に、おどろき、文字通りとまどった。なぜか、、。それは地下鉄天神駅のすぐそばの岩田屋本店が移転していたからに違いなかった。岩田屋本店を目印に、地下鉄天神駅周辺になにがあるかは熟知していたはずの私が、七隈線の天神南駅にたどりつくまでに30分、あがったりさがったり、買い物をしたりあきらかにまっすぐ駅に向かおうとせず、お土産を買ったり必要なものを買おうとしていたために、いきおいそうなってしまったのだが、、、。しかし、大きな各5キロのバックをぶら下げてひきづるように階段をのぼりおりする姿については、福岡は私の地元! 私は博多ッ子、と自負していただけに、誰にも見せたくない姿ではあった。私のしらないショッピングエリアがいたるところに出来ていることや、どうやら天神の中心部がかなり南天神と今泉、薬院方向にまで伸びているらしいことは、地下の様子からじんじんと伝わってき、重い荷物に耐えながらも私の好奇心はぐんぐんと興味の赴くまま、寄り道をする。初めてみかける店に立ち寄る。買い物時は、博多弁を使う機会をのがさず、言語感覚を巻き戻ししておく。こうして町にだんだん溶け込んで、地元人である私に戻っていこうとする。。。七隈線天神駅に着く頃にはそのようなトライでもうすっかり憔悴していたが、記録を残そうという熱意だけはとりあえず薄れてはいなかった写真はたくさん歩いて、ようやく乗れた、七隈線の車内。こんな地下鉄、初めて乗ったよーー地下鉄のくせにシースルーな部分が多く、座席は明るく軽めのデザイン。この脳天気な感じ～が、いかにも福岡市城南区、早良区、西区のアンダーグラウンドを走る電車らしい感じもあって、なんだか笑みがこぼれてしまう。それにしても、御盆とはいえ、こんなにがらすきでいいのか??とつい心配になった。

  2005.08.13

• 久しぶりのお盆帰省

  明日の午後には、私は九州の田舎町を歩いているはず・・。このたび、3年ぶり?もしくは4年ぶり?くらい久しぶりに「お盆」期間に帰省します。いつもは「お盆」期ははずして帰省していましたが、今年はなんだか、まっとうにお盆の期間に行き、お墓参りもし、お寺のお坊さんの話をきき、オバアちゃんと戦後六十年の総括をぐたぐた語ろうかと思いますー。しかし、今日は仕事きつかったーー。ここのところあまり思いつめないよう、正直手ぬいてたから(内緒!)、休む前には片付けていかねばなるまい、と一応のことはやって・・。そして帰り道、大雨と雷にふられ、ぐったり。なんか先行き不安な私ではある。そして雨の音をききながら、丑三つ時、ぱんぱんに膨れた「帰省バック」もとい「ぶたかばん」がふたつできあがった。なんか数日の旅なのに、1週間分くらいの気合いの入った荷物である。旅先で読む本はたくさんもった! たいくつ凌ぎのCDも八ミリビデオも用意した! そして、もちろん、仕事の資料も持っていきます・・・、どこまでも。まあ、いいか。どうか無事にたどりつけますように。(あと数時間後ですが)いってきまーす♪

  2005.08.12

• 「JOCOSO-CAFE」で九州人飲み会♪

  今日は慌ただしい一日。午前に急ぎの原稿を済ませた後、急きょアポが取れた友人に会いに新宿へ。沖縄料理をいただきながら、今後の仕事の相談をいろいろする。午後は残りの仕事を片付けるも、やっぱり今日は金曜日・・わくわくする気持ちがとまらない。そう、今夜は、六本木のseabedで開かれるという九州人の飲み会に行くのだー!今日は飲みなんで・・とずはやく店じまいする私に、「webデザイナーがきてたらいい人いないか探してみてね」とか、業務指令も飛び交う・・。とりいそぎニーズをきき、会社を飛び出す。この会の情報を流してくれた恩人ASさんが「翌日の健康診断のため19時ごろ顔を出す」と聞いていたので、とにかく準備にあせりまくる。19時を過ぎた時、半泣きになりながら「まだ帰らないでくださいヨ!」とメールを打つ。結局seabedについたのは19時40分ごろだった。着いてからASさんが「まだ仕事中でこれから出没する」ことを知って、ほっとする。それに、18時から24時までというこの長い飲み会で、私はまだ2人目の参加者だった。少し前に起業した会社の社長でもあり、DJでもあるOKさんと楽しく明るいネットの話題。これがなかなかレアもので楽しかった。ビール一杯飲んだところで、私はもう立ったまま「あつく語る」スタンディングモードに入る。OKさんのテンション高いしゃべりがほとんど乗り移ったといっていい。その後、どんどん参加者はやってきてくれて(主に元・福岡のデジハリ関係!)、ラストオーダー近くになると店の半分は(面積だけ?)、「九州人の飲み会」で占領する。。正直、もっといたかった・・朝まで。昨年8月にseabedでデジハリ福岡関係の同窓会を開いたのだけど、それ以来リアルではなかなかあうことのできないご活躍中のクリエーターやビジネスマンの方々と座り込む。なんでもない近況報告など話をしているのだけど、みなさん話題のセンスが良くてツボにはまりまくりで、ずっとわらいっぱなし。私は24時間経過した今もお腹の筋肉が、なんだか変な感じである・・。ふだんいかに笑いもせず、笑顔もなしで仕事に重い顔をしてあけくれているか、をこういう時に痛感する。また、会話がいつのまにか、これはミーティングの場?え、企画だし中?みたいな意見交換やあーした方がいい、こーした方が、という仕事のお話になぜか違和感なく移行していくのも、「元・デジハリ福岡関係者」らしくて面白かった。集まりの中から仕事がうまれたり、アイデアのヒントがあったり、みんな考え方が前向きでとてもフランクなのもこの「元・デジハリ福岡関係者」に集まる方たちのいいところ・おもしろいところだと思う!ネット・リラクゼーションカフェとしていつもとレイアウトも少し違う感じだった会場のseabedは、オフ会にはとてもいい場所だと思う。あの青くてほの暗い照明と、たくさんのクッションと、すわりこごちのよいソファー。そして、マッサージ・チェア。スペシャルカクテルも美味しかった。私にしてはいつもよりたくさん飲んだ感じ。だって飲み物おいしいし、みんなと話してのどが乾くし・・。期間限定のプリンは飲みの後で食べるには少しこってりしていたようだったけど、その濃厚な味が本格的ですばらしかった。この飲み会には九州出身でGREE友のPさんもお誘いした。お忙しいところ来ていただいて、とても嬉しかった。そしてPさんのものおじしない明るいノリとテンションに私はまたまた感心するのであった。Pさんを駅まで歩いて送り、私は千葉方向に向かおうとタクシーを拾ったが、既に電車の接続がなかった!それで外苑の森のなかを歩いて(警官がいっぱい。職務質問されなくてよかったー)、部屋に戻った。しかしその途中、最近みかけなくてほっとしていた「頭のおかしいおばあさん」が午前様時間に徘徊している姿を、偶然、みかけてしまった。あー、楽しい気分が一気に覚めた～夜中はことさら響く奇声に、心臓が止まりそうなくらい驚かされた。

  2005.06.03

• 雪解けの予感

  「夢とblogと、偶然の一致」で書いた"その方"から、メールの返事が届いた。怒っているのではないか、と思っていたが数日前の"その方"のblogの文面にほんの少しの変化があったのを、私は見落とさなかった。しかし返事をもらえることまでは期待していなかった。私と"その方"との間の共通関係者であった"かつての相棒"へも、私のメールを転送してくれ(私は"その方"がきっと転送すると思っていた)、"かつての相棒"さんは喜んでいた、と伝えてくれた。以前のように、仕事を一緒にすること、夢を共有することは、決してないだろう。が、"その方"の書き続けていくblogを見届けるべく、これからもアクセスを重ねようと思う。

  2005.02.27

• 夢とｂｌｏｇと、偶然の一致

  過去にお世話になり、離れることになった方の近況を、その方のｂｌｏｇで知った。それも本当に偶然に、その方のことを調べたわけでもなく、他のことを検索している時に一緒にひっかかってきて、偶然目にしたのだ。そういえばつい最近、その方は夢にも出てきた。この日記にも書いた車の夢だ。ｂｌｏｇで、その方がいま車関係の仕事をしていることを知り、またもや驚いた。夢と、ｂｌｏｇ、と偶然の一致。私にはなんとも不思議な気がした。そのｂｌｏｇは、本当にいいｂｌｏｇだった。人柄や肉声がよく表現されていて、主張がある、あまりに面白いｂｌｏｇだったので、ほとんど全部あっという間に読んでしまった。そして当時関わっていたまた別の方にもそのｂｌｏｇのことをメールした。そうして、私はその方にｂｌｏｇを読んで大変面白かった、という内容のメールを送った。過去のことはいろいろ書かなかった。その方の生き方に感動し、強く心を動かされ、広く人間の一生について考えせられる内容だったと、まったく知らない人なら、そう素直に書いたろう。そのことも、あまりこってりとは書かなかった。とにかく、読んだ、応援している、という内容だけにとどめた。しかし、突然のメールに相手はどんなに驚いたろうし、もしかしたら受け取って不愉快だったかもしれない。いま、メールを出したことじたい、後悔しはじめている。ｂｌｏｇって難しい。人間関係はもっと難しい。

  2005.02.24

• 昨日の夢。

  嵐のような雨のなか用事があって歩いていると、昔一緒に仕事をした●●さんが登場して車に乗せてもらう、という夢を見た。●●さんは以前よりぐっとふけて疲れている感じで、車も●●さんには似合わないずいぶん地味な白いバンだった。車に乗せてもらったはずなのに、いつのまにか運転しているのは自分。嵐はどんどんひどくなる。●●さんに話かけたかったのだが、●●さんはとても静かに座っていた。ふとみると●●さんはいなくなっていて、車にはひとりだった。そして用事を済ませたい場所からはえらく離れていた、という夢だった。雨の音と、「乗っていきなさいよ」という●●さんの声が耳に残って、寝覚めがなんだか悪かった。

  2005.02.10

• なくしたら２度と手に入らないもの

  朝、福岡空港から羽田空港へ。母は乗り継ぎで北へ向かうのでそこで別れた。帰り道はモノレール。あまりにすいていたので(一車両に３人くらいしか乗っていなかった)荷物の整理を始めたら、車窓に白い橋が見えた。あれを撮ろう!! 持っていたカメラのフィルムがまだ2枚残っていたので、すかさず撮った。その後・・・家に帰る途中になじみのDPEに寄ったらば、どんなにバックをさかさにふっても、フィルムがない!! 家に帰って、また探したがない。まさかモノレールに・・?と電話をかけてみた。モノレールの紛失物係の人は、親切に探してくれた。でも出てこなかった。仕事で覚えた一眼レフカメラに夢中になり、写真を撮りはじめて7年がたつけれど、はじめてフィルムをなくした・・。ということもショックだったけど、それより高齢の祖母の写真はもう撮れないかもしれない、そんなことは決して考えたくもないけれど、いつどうなってもおかしくないのだ、と思うと、がっくりきた。気を取り直して、自分が寄った店などを逆にたどってみた。そして、銀行のATMにいたガードマンに聞くと、「これですか?」と渡してくれた。「これ」だった!!!ほんの2～3時間の捜索劇だったが、失うと本当に辛いのは、２度と帰らないあの時・その一瞬なのだと痛切に思い知った。

  2004.09.05

• つながりあうこと、地縁・血縁

  福岡帰省二日目。いつもより朝早く起きたのだが、母と祖母はとっくに起き出していた。母は散歩にでかけており、祖母は朝食をつくっている。平和な土曜の朝だ。私はコーヒーをのみながらひさしぶりの西日本新聞をじっくり読んだ。まず一面の下段にデジハリ通信科の広告があるのにびっくりした。従来型の通新教育の案内のとなりにあったその広告には、ウェブデザイナーになれる、というようなことが書いてあった。さすがクリエーターの街・福岡だ! と私はにんまりした。祖母が私の味噌汁はかわってるから・・といいながら長い時間をかけてつくっていた具だくさんの味噌汁をついでくれた。じゃがいも・にんじん・ねぎ・たまご・・そんなものが入っていた。九州独特の甘味のある白みそで煮込んでいてとてもおいしい。帰ったらまねしよう、とおかわりをする。朝８時、近所へのあいさつとお寺に祖父のお墓参りに行く。お寺は、私が小学校の頃からのおつきあい。お寺の日曜学校に通ったり、ラジオ体操もここの境内で来てやってたし、師走の除夜の鐘はいつもここでついていた。住職と奥さんとお話をする。自分の置かれた環境に感謝し日々謙虚に生きることの大切さ、自分が願ったことはやがて形になっていく。だからこそ正しい気持ちで願うことが大事、、などとありがたいことばをかけてもらい、私は不覚にも涙が出てきて握手を求めてしまう。車で門司港レトロに向かう。福岡市西部はいま地下鉄や高速道路の拡張で交通網がダイナミックに変わろうとしている。車で空港へも混雑がなければ三十分でいける。10年前は一時間半はかかっていた。ものすごい変化だと思う。そして、「郊外」といわれる地域もすごい早さで広がっている。久しぶりに走る都市高速から眺める朝の福岡は相変わらず元気いっぱいの街で、楽しかった。門司港は、私の家族にとっては大事な歴史の一ポイントとなった場所。70年以上前、祖母はこの港から中国に渡った。中国で娘時代を過ごし結婚し、終戦後に夫と子供4人とで引き揚げてきた。今の門司港レトロは、当時の建物が残されているらしいが、祖母の記憶の中の門司とは違うようだった。「小さな船に乗って、大きな船に乗った」と祖母はつぶやいていた。門司港では、博物館に行き館内を見物した後ふぐ料理を堪能した。値段が下関より安く、そのわりにはそこそこおいしいので嬉しかった。なによりレストランからの眺め(関門海峡にかかる橋と、対岸の下関がしっかり見えた)がすばらしかった。食事のあと、祖母と母の写真をとり、港の写真もおさえた。ぽつぽつ雨が降り始めたので車に乗って、他の門司港レトロ地区を見た。(どうやら私が見た博物館より展望タワーがある地区の方がメジャーらしかった) 門司には明太子もふぐもあって、お土産が豊富に選べた。お土産を買い込んで、一路、福岡に戻った。夕方、いつも祖母の面倒を見てくれている叔母の経営する店に寄った。叔母は12月に富山で結婚する娘の結納が今月末に迫っており、打ち合わせが先方の家族が来福し忙しくしている最中だった。その結婚式に参加する際、私は20才の時に一度着て以来出番のなかった「振袖を着る」ことが決定。30過ぎての振袖だッ!!!　しかも舞台は北陸である!(私の偏見かもしれないが、北陸は関東南部より結婚式を重視する傾向があり、結婚年齢も若く、三十代女性の既婚率も高いと思われる)。そのうえ、出席できない祖母のためにも写真をとり、親族としての面子を保つためにお上品にしておかなくては・・。 なんだかバツゲームみたいだ。これはかなり覚悟してかからなくてはいけない。伯母・母・祖母と、３年前になくなった母の姉の墓参にいく。初めての墓参。４人で手をあわせて線香をささげると、亡くなった伯母が笑いかけているかのように思えて、嬉しかった。墓参りばかりしている私だけれど、逝く人がいれば生まれてくる人もいる。いとこの結婚する12月には、既に結婚したいとこがふたり、子供を出産の予定だ。日本中にちらばっている家族・親戚は、いまや結婚式や御葬式で集まり、別れ、また再会する。いろんな土地で。福岡にいなくても、心はいつも、ふるさと福岡においてある。いつもつながっている気がする。だから会うとこんなになつかしい。濃厚なつながりをしっかり感じた一日だった。

  2004.09.04

• 一年ぶりの帰省

  福岡で暮らす祖母に会うために、母親と一緒に一年ぶりの帰省。仕事が昼までに終わるかとても心配だったけど、なんとか終わり、母親のバースデープレゼントを買う時間まで作れた。羽田空港では母親と数カ月ぶりの再会。ふたりで福岡の親戚へのお土産をしなさだめして飛行機にチェックインする。二十分ほど遅れて福岡に飛行機が着いた。羽田を出発する時に飛行機のラッシュで出発をかなり待たされたからだ。空港でレンタカーを借りて西に向かう。空港通り・大博通り・長浜通り、シーサイドももち、、できるだけたくさんの通りを通って、福岡の変貌を楽しむ。祖母の家に着いた時はもう夜。祖母は八十代、地域の人や伯父伯母の支えで、元気に暮らしていた。私が高校を卒業するまでこの家で３人で暮らしていた昔を思い出しながら、何年ぶりかの３人の夕食を囲んだ。今ではひとりひとり別々の土地で暮らしている。今夜は家族の笑顔と、料理のひとつひとつ、食器のひとつひとつまですべてが懐かしかった。

  2004.09.03

• いとこの結婚式は雪国で・・・

  ふたつ下のいとこが12月はじめに結婚式をあげる、と聞いた。福岡県から富山県へ嫁ぐという。これで私の８人のいとこのうち30代シングル女性はひとりきり。。という極私的感傷は抜きにして、九州を出たことのない彼女が富山県へ、しかも真冬の12月に嫁入りするという勇気におそれいった。いま雪が苦手な私と今年のはじめ雪道でころんで骨折した母の間で、「まずどうやって富山入りするか」が目下の話題となっている。いとことしては、勇気ある彼女を祝うため、雪国に行きたくなくても行かなくてはならない! しかしどんなにか寒かろう! 　雪なんかもう、、雪だらけなんだろう! せめてホテルを一歩も出なくてもおいしいものが食べられたり、素敵な風景が見られるといいな。。

  2004.08.21

• デジハリつながり

  MASAさんにトラックバックしていただいたのが嬉しくて(お初です)、今日もデジハリ同窓会ネタで♪ちょっとロングバージョンで! ■MASAさん、katsuraさん、love_kさんは、みなさん(順に1期・３期・４期)デジハリ福岡校の卒業生。私も学校にかよってた当時からお見かけしていて、作品だけでなくキャラも当時から輝いててめだってた方たちです! 同窓会、楽しんでいただけたようで嬉しいです!その後のご活躍ぶりは遠くから、おうわさはかねがね・・・だったのが、ASさんの「同窓会やろうよ」のひとこえをきっかけに少しずつみなさんとつながりはじめ、そしてとうとう再会につながったことが、(おおげさですけど)　まさにマジカル。こんな交通の進んだ時代でも、福岡と東京でやっぱりすごく遠い感じで、出張や旅行でならひょいといけても、いざ住む・住み替える・職場も変えるとなると、差が大きいですよね。進学や就職で20才前後の多感な頃に出てくるならともかく、社会人になってから自ら職場も住まいも移動する方たちはそんなにいない、と思っていました。でもいたんですね。それもデジハリ福岡卒業生にこんなに!! そのことがまずおもしろかったし、嬉しかった。そして集まってみたら、参加してくれたみなさんが、仕事が好きで、遊びが好きで、以前に増していきいきと元気そうなのがとにかく最高! でした。。■katsuraさんの日記に、デジハリに入学を決めた時のエピソードがありましたが、読んで、私もデジハリの説明会に初めていった時のことを思い出さずにはいられなかったです。暗い(青黒い)照明の部屋でパソコンを前に説明をきいて、初めてソフトイマージュなんかを使ったりしてパニクったり。。そんなこんなで疲れているはずなのに、気持ちだけはうきうきしてまるで"恋に落ちた"時のようなどきどきを感じてました。あれはなんだったんでしょう。帰り道は大名から当時住んでいた六本松まで歩いて帰りました。バスがなくなったわけではなく、興奮して。デジハリ福岡校にはそんなどきどき・わくわくが充満していたように思えます。よくあんな雰囲気をプロデュースすることができたなあ、、と開校時のスタッフの方々をかなり尊敬してます。■その開校時スタッフといえば、当時、黒い細みのスーツを着た(しかも胸元がかなりあいている)YHさん。やっぱりスーツで決めて髪は金髪、手にはジェラルミンバック(失礼、今はゼロハリバートン) を持ったASさん。ふたりが大名の街角に立っているのをおみかけするだけで、同じ大名近辺でもアナログ出版社で働いていた私は、「デジタル業界の先端を走ってる人たちだ」と感動したものです。そのYHさんがASさんのお誘いで同窓会に来られ、参加者同士おおいに旧交をあたためられお楽しみいただき「このような機会があったらまた声をかけてください」というお言葉までいただき、大感激中です。■同窓会を始める時は「集まりたいね!」という情熱と、OKさんやASさんと一緒になにか企むのが楽しくてそれだけの気持ちだったのですが、集まってみると、この場をもっと有意義なものに…というお話も出たり、定期開催にしましょう(３ヶ月に一回くらいで)という声も出たり、どれもやると楽しそうですね。。ひとりより３人、３人よりもっと大勢・・・たくさんのクリエーターの頭とパワーと人脈が集まると、どんなすてきなことになるのか、実際わからない(笑)。でもすごく楽しそう。またいろいろ企みましょう♪　集まりましょう♪楽しみましょう !どうぞよろしくお願いします。P.S.ちなみにもうじき、当日撮影してた写真をOKさんがアップしてくれるそうです! はたしてあの裸族の群れは登場するのでしょうか・・。

  2004.08.09

• 「デジハリ福岡校同窓会 in seabed」バックステージ

  ■福岡つながりの恩人・ＡＳさんの「Ｇｒｅｅでつながってる人たちに声かけして"福岡から東京に出てきた人"で集まりましょうよ!　会場にオフィスを提供してもいいですよ…」という甘い誘いにノリに乗って、約１ヶ月の準備期間を経て、８月６日ついに実現した「デジハリ福岡校同窓会」! ■当日は夜２０時スタート。最初は少しずつ集まってきて、昔話があちこちでもりあがり、やがて飲みまくり、脱ぎまくり(の人もいた)、、終了時刻の23時30分頃には、２８人ほぼ全員がそろい盛り上がりは最高潮に。。そのまま二次会に突入。最後の朝5時30分まで残っていたのは７人でした。ｓｅａｂｅｄのドアから一瞬見えた空はまさに白々とあけていました。■ところで、「おまとめごくろう様」と言われても私自身はねっからのおまつり好きで、苦労はあまり感じられず。ＤＪのＯＫさんに一緒に幹事になってもらい、「じゃ一度下見もかねて打ち合わせしましょう」と六本木のｓｅａｂｅｄに集まった24時の深夜ミーティング…。あれは猛暑が続いて睡眠時間少ない中なのでちょっと辛かったかも。。というくらいでした。■あ、それから最初から最後まで連絡手段はメールで、リアルでの打ち合わせは「深夜ミーティング」が最初で最後。開催前々日、突如ＡＳさんからのメールが返ってこなくなった時は大丈夫だろうか、、と不安になりました。おそるおそる電話をしてみると、なんだかわからないけれど忙しそうな様子。深くは追求せず、とにかくせっせと予約表を更新。当日に「年に一回の恒例の釣りに出かけたので、仕事がおして…」ときいて「なんだー言って下さいよ!」と笑ったり。■幹事のＡＳさん・ＯＫさんは会社経営者で、私より何倍も忙しくしていたにも関わらず、まめにお誘いメールを転送し、返事を出し、あつく参加者をつのっていました。そのネットワークたるや!　ふたりのあつい人望で、仕事も遊びも、人のつながりも大事にする。そんな素敵な方たちがぞくぞく集まっていただき、最高! なノリの同窓会になりました。■20世紀末の年頃に、福岡市の大名(当時)のデジタルハリウッドで出会った夢多き仲間が、４～５年を経ていっぱし(いっぱし以上に偉く有名になった方も!)のIT・クリエイティブ業界の人々となり、こうしてまた再び東京でつなぎあうことができた。人生ってすてきだなとマジで思います。またぜひやりたいです! こんどもｓｅａｂｅｄで♪こんどはもっと広いカテゴリで!また次の「お祭り」のために、がんばって仕事して、たくさんの人と知り合おう! と思ってます。

  2004.08.06

• 「博多学」を読む

  文庫で出ていた「博多学」を読んでいる。一度ざっと読んでまあまあおもしろかったという印象。しかし出だしはおもしろいのに、後ろの方にいくとつまらなくなっていったためなぜか知りたいと思い、それで、もう一度読み直している。ので詳細な感想はまた後日。。かいつまんでいうと、福岡県出身でない筆者が「"博多"と"福岡"の違い」「転勤族・単身赴任者が福岡市にはまるわけ」をひもといている。中には"博多の人"の気質についてのおもしろい洞察があり、福岡市で生まれ育った私にも「なるほど、そうだったのか」と思わせるふしあり。つまりはこの「福岡県出身でない人が書いた」というところがいいのかも。

  2004.08.05

• 六本木・seabed・24時

  　８月６日金曜日の夜に開くDH福岡校出身者の同窓会。その打ち合わせを、会場となる六本木bar　seabedで行なうことに。　24時少し前にいくと、幹事のひとりASさんが先に到着して自分の部屋みたくくつろいでいた。ASさん決まりすぎ、かっこよすぎ! 　さて、seabedはその名に似つかわしく深海のイメージで、ブルーとホワイトを基調とした内装。しかし靴を脱いで「あがる」バーなんて初めて! だ。またソファがとても座りごこちがよく、お酒でも飲み過ぎようものならそのまま眠ってしまいそうだった。前日3時間睡眠なのでアブない。もうひとりの幹事OKさんを待ちつつ、焼酎党の私も飲み慣れない黄色いビールを飲む。　やがてOKさんが登場。4年ぶりの再会!だ。東京に出てきて外見が変わるのは女の専売特許だろうと思っていたが、そうではないらしい。その大人の男っぷりに驚くが、しばらく話しているとOKさんのユニークな優しい人柄とか感性が記憶の底から蘇ってきてぴったり今のOKさんと重なった。やがて会をもりあげるいろんなアイデアがいきかい、すっかり楽しい打ち合わせになっていった。　会場となるseabedの店長さんもオーナーさんもとても素敵な方たちで、楽しい同窓会になりそうな形が見えてきた!

  2004.07.22

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