続きが気になる…
僕が通っている地元病院の待合室には、かなりの数の本が置かれています。整形外科で診察を待っていますと、時間帯にもよりますがどうしてもかなりの時間を待たされることが多く、そんなときに待合室に置かれている本というのは時間潰しに重宝してしまいます。その病院の待合室に置かれている本は、ほとんどがマンガの単行本ですが、他には文庫本だったり児童書があったりと多種多様に揃えられています。なぜだか文庫本に至っては吉川英治文庫などがっつりした本が何冊もあって、診察待ちの間に読み終えれなかったら続きはどうするんだろう?と思えるようなものもありますが…。そういう意味では、あっさり読み進めることが出来る上にいつ呼ばれても中断出来るマンガの単行本は待合室に最適だなぁとつくづく思いながら、いつも気分で手に取っては読んでいます。待合室で僕が読んでいるマンガは一話完結の「こち亀」のようなものを選んでいるのですが、1年以上もその病院に通っていますとたまには他のものを読みたくなりまして、待合室の人数によっては「金田一少年」を読んだりしています。他にも僕が読んだことがないマンガがあったりするのですが、どうしてもそうした新規のマンガに没頭してしまいますと途中で呼ばれるとかなりの後ろ髪を引かれる思いをしてしまうのであまり手を出さないようにしているのです。それなのに、今日もまた待合室で待っていますとたまたま見つけたマンガの単行本に「犬夜叉」の1巻があったのです。正直るーみっくわーるどには「めぞん一刻」で学生時代にハマってしまってましたので、まだ未読の「犬夜叉」を読んでみようとさくさく読んでましたら、ぐいぐい惹き込まれる面白さ。あっさり1巻を読み終えたので続きを読もうと、本棚を探したのですがどこにも2巻がなかったです…、しくしく。そうなのです、そこの病院のマンガの単行本の種類や冊数はかなりの数があるのですが、見ている限り全巻というか通しで揃っているシリーズのほうが珍しいのです。これほどの期間通っているのにようやく「犬夜叉」の存在に僕が気付けたように、よく見ますとどうやら「犬夜叉」は1巻しかないみたいでしたが。いろいろマンガの単行本を置いてもらえるのはありがたいのですが、どうせならある程度続きも置いてもらわないとなんだか生殺し状態です。ちなみにその病院、なぜか「金田一少年」は全巻揃っていましたが、「コナン」のほうは飛び飛びにしかなかったです。