千の風になって(3)
一昨日の秋川雅史さんのライブに2,000人が詰めかけたという報道がありました。テレビでもいろんな年代の人と握手している秋川さんの笑顔が見られました。紅白が終わってからの変化に自分でもついていけないと語っていました。オリコン、有線放送でも1位の快進撃が続いているようですね。CDのディスクに「千の風になって」という筆文字がありますが、あれは秋川さんの自筆でしょうか?なかなか味がありますね。さて、原詩には著作権がないということですから、今日は日本語訳に挑戦してみようと思います。うまくいくか分かりませんが、原詩の感じを失わないように直訳に近いものにしたいと思います。日本語としてはちょっと変な表現になるかも知れませんけど。Do not stand at my grave and weep, わたしの墓に立って涙を流さないでくださいI am not there; I do not sleep. わたしはそこにはいません 私は眠りませんI am a thousand winds that blow, わたしは吹きわたる千の風I am the diamond glints on snow, わたしは雪のダイヤの輝きI am the sun on ripened grain, わたしは実った麦に降り注ぐ日差しI am the gentle autumn rain. わたしは秋の優しい雨When you awaken in the morning’s hush あなたが朝の静けさのうちに目覚めるときI am the swift uplifting rush わたしは輪になってOf quiet birds in circling flight. 空に急ぎ飛び発つ静かな鳥I am the soft starlight at night. わたしは夜のやさしい星の光Do not stand at my grave and cry, わたしの墓に立って泣かないでくださいI am not there; I did not die. わたしはそこにはいません わたしは死んではいません一部を除いてはそんなに難しくはない英詩ですよね。これだったら高校生英詩翻訳コンテストを開いたらどうでしょう。最近の日本の英語教科書は新しい話題をすぐ取り入れる傾向がありますから、きっと来年あたり教科書に登場すると思います。ひょっとして、もう載っているかも知れませんが。