テーマ:暮らしを楽しむ(388221)
カテゴリ:食育
久々にイカを一杯買った。
イカを処理することは、日常の変わらぬ一コマのはずだった。 食べられるところはできるだけ・・と思い、丁寧に包丁を使う。 最後に、以前は捨てていた目の周りの身も切り取って・・・ その時、突然・・・ イカの目を見てしまった。 突然、私の脳がイカは「生き物」だと認識したのだ。 それからはもう、イカの残骸を手に持つ勇気は無くなり、近くにあった新聞紙で目を隠すようにくるんで、素早くゴミ箱へ。 最近、イカは処理されたものばかり買うようになっていたことに気付く。 確かに、小学生の頃、死んだ鯉を見て悲鳴をあげたことに始まって、中学時代のカエルの解剖も、大学時代のイカの解剖もすべてパスしてきた。 それでも、仕事となれば、ネズミの解剖もした。 結婚してからは、魚も処理できるようになった。 だから、今更なのだ・・・ 命をいただく・・の言葉の深さに気付く。 人間としての残酷さを赦されて、私は生かされている。 もはや、この命は私だけのものではない。 多くの命を犠牲にしていただいた命なら、 大切にするほかに道は無いのだ。 にほんブログ村 別窓で開きます 日常の小さなできごとを愛する生活
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最終更新日
2019年08月29日 16時19分56秒
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