テーマ:暮らしを楽しむ(388215)
カテゴリ:本
本屋大賞一位に輝いた本を読んでいる。 いつもなら、話題の本があっても図書館の予約をじっと待つことが多い。 けれども、図書館はずっと休みのまま。 この本はどうしても読んでみたいと思った。 読み始めからどんどん引き込まれていく。 あってはいけない話のはずなのに、そこに輝きが見えてしまうのだ。 刹那的な出来事なのに、永遠を願う気持ちにもなってしまう。 人は誰でも心の奥底に同じ何かを持っていて、与えられた環境故に選ばざるを得ない道に向かってしまうのかもしれない。 そして、すべてを受け入れることしか道がないのかも… 子供の頃の主人公に娘を重ね合わせてみたり、 大人になった主人公の心に寄り添ってしまったり、 とても複雑な心境に同化してしまう自分に戸惑っている。 このまま、小説の世界から抜け出したくなくなるような不思議な体験をしている。 まだ、半ばを過ぎたばかりなので、結末はわからない。 先へ進みたいのに、読み終えたくないのだ。 にほんブログ村 別窓で開きます 日常の小さなできごとを愛する生活 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年04月24日 20時41分31秒
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